新緑が目に鮮やかに映る今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか?
太陽暦の5月 21日か 22日ころ 太陽の黄経が 60°に達した日を二十四節気の一つ小満(しょうまん)と言います。
小満とは秋に蒔〔ま〕いた麦などの穂がつく頃で、ほっと一安心(少し満足)すると言う意味です。
田畑を耕して生活の糧〔かて〕を稼いでいた時代には、農作物の収穫の有無は人の生死にかかわる問題でした。
そのため、麦などに穂がつくと「今のところは順調だ、よかった」と満足したことから小満と言う名前が付いたようです。
小満は5月 21日か 22日 に始り,芒種 (6月6日か7日) の前日までの約 15日間をさしています。
日本のプロ野球界では 広島は21日、マツダスタジアムで同日から23日まで開催予定だった阪神3連戦の中止を発表しました。
この日、広島からコロナ陽性者が多数出たことを受けて開かれた臨時実行委員会で決定されました。代替日は未定です。
球団は21日から毎日PCR検査を行い、交流戦初戦の25日・西武戦(マツダ)からの試合再開を目指すそうです。
しかし 昨今のインドから渡来した新型の感染率の伸びを考えると予断は許さないですね。
そういえば 海の向こうのアメリカMLBメジャーリーグ エンジェルスの大谷選手 ホームランキング争いで2差を付け14本でトップ。
日本人初のMLBホームラン王夢じゃないのかも。まだまだ序盤とは言いながら史上初の快挙に期待は膨らむ一方です。
新型コロナウイルス第4波の拡大とともに国内では反対世論が高まり、海外メディアは「最悪のタイミング」と痛烈な批判が続いていますが いったいこの先どうなっていくことやら・・。
21日、IOCのジョン・コーツ調整委員長(71)が大会開催中に緊急事態宣言が出されても開催するとの趣旨の発言をブチ上げ、波紋を広げています。
先日は五輪の聖地でもある国立競技場周辺で大規模な五輪中止デモ行進が行われています。
IOC〝コーツ発言〟がさらなる反五輪の波を加速させるのは間違いないところですね。(東京スポーツ 2021.05.22)
今の東京大会はまさに「絵に描いた餅」で、やってみなければ分からないという危うさがあります。
コーツ氏の自信の根拠は「やると言ったらやるんだ」という傲慢(ごうまん)さの発露にしか聞こえません。
欧米のメディアからは厳しい批判の声が相次いでいるのに日本政府の反応は今一つ。英紙ガーディアン(電子版)は4月12日の論説記事で「日本とIOCはこの大会が本当に正当化できるのか、自らに問い掛けなければならない」と主張。
米有力紙のワシントン・ポスト(電子版)は5月5日のコラムで、IOCのバッハ会長を「ぼったくり男爵」とやゆし、「(IOC委員は)開催国を食い物にする悪癖がある」とこき下ろしています。
ニューヨーク・タイムズも11日、東京五輪が新型コロナの大規模拡大を招き「大災害になる恐れがある」との寄稿を掲載したりしているのにIOCと日本政府だけは 反対意見を聞き流し 大会開催を主張し続けているこのギャップはいったい何なんでしょうね。
もし強行突破で開催されたらIOCと日本政府のために開かれる大会をこの先歴史はどう伝えるのか?
以下私見ですが、ロスオリンピックのころからスポンサー参加による商業ベースが急速に加速し 中でも米国テレビ局の法外な放映権の高騰がIOCの貴重な財源となってしまったことが諸悪の根源だと思います。
スポンサーとのコラボもいいところもたくさんありましたが、IOCがその財源確保のためにアスリートや大会スタッフの健康と安全をそっちのけ、こうなるといささか残念なところです。
注)記事中 小満については Webサイト「 コトバンク」などより 抜粋引用したものです。
掲載写真の紫陽花について詳細は下記にてご説明しています。
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