丼季報亭「8万時間の休息」

旅の記録や季節の便りそれに日々の思いを軽いトーンで綴ってみました。

557.緊急事態宣言で孤軍奮闘菅政権 どこまで収束に?

2021-01-08 09:36:22 | 季節の便り

 7日、新たに新型コロナウイルスの感染が確認された人は全47都道府県と空港検疫で午後11時現在全国で7570人となり、1日あたりの最多を記録しました。前日から1千人以上増え、3日連続で過去最多を更新。7日、新たに新型コロナウイルスの感染が確認された人は全47都道府県と空港検疫で午後11時現在全国で7570人となり、1日あたりの最多を記録しました。前日から1千人以上増え、3日連続で過去最多を更新。感染拡大に歯止めがかからない状況が続いています。
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 東京は2447人、神奈川県は679人、埼玉県は282人(6日は394人)千葉県は450人、埼玉以外は過去最大。そんな中、7日1都3県に発出された「緊急事態宣言」正直なところ、年明け早々この先いったいどうなっていくのか不安はつのるばかりです。
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国民に我慢を強いてもあまり大きな効果は望めないかもしれません。掛け声だけで危機意識を浸透させるには困難を伴います。
IMG_7444.jpg1都3県の知事に強く要請されてやっと動いた菅政権、拘束力の弱い、人間の善意に頼るお願いが果たしてどこまで通じるのでしょうか?
専門家の間では、政府が想定する1カ月程度の期間で宣言解除の水準まで感染者数を減らすのは困難との見方が根強いそうです。
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飲食店の営業時間短縮だけでは不十分。人との接触を削減するため、移動制限などのより強い対策を求める声もあるようですが、諸外国のようにロックダウンのような強権発動ができないわが国。テレビで政府会見を観ていて国難のこの時期その任に当たる菅総理がとても気の毒に思えてきました。このままではどこか限界を感じます。
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バブル崩壊後日本の社会はどこか自信を失くし、なにやら不透明な時代に突入していきました。 日本の古い伝統である「善」や「美」何よりも「正義」の基準が どこか変わっていった気がします。人、特に弱者を思いやることができる日本人の国民性に変化が少し見えるのです。
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 収束のスピードが大きく予想を外す時、内に溜まったストレスの発散を、感染者の中傷や、弱者を襲う心無い悪行などに向かわないことを心から望みます。昨年発出された緊急事態宣言のさなか「自粛警察」と称する不逞の輩の思いやりを欠いたご乱行には心に傷みすら感じました。 どんな方向へ行こうともあの不快な再現だけは避けたいものです。
IMG_7449.jpg勤勉で忍耐強い国民性で、何とかこの危機を乗り越えたいものですね。密を避けくれぐれもご自愛いただきますように。



 最後になりましたが、今朝もまた国難のこの時期その任に当たる医療関係者の皆様のご尽力に感謝申し上げ敬意を表し、エールを送りたいと思います。


注)掲載写真はテレビ東京1月6日・7日放送の「WBS」画面および1月7日放送の日本テレビ「News Every」を撮影したものです。

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