例年2月4日の立春が今年は2月3日になりました。
1897(明治30)年以来124年ぶりとのことです。節分は本来、四季を分ける節目のことで、立春はここしばらく2月4日でしたが、今年は1日早まったため、節分も2月2日になりました。
百年以上にわたって節分は2月3日 立春が2月4日であったものが、 なんと 2025年からは4年ごとに再び2月2日になり、2057年と2058年は2年連続で2月2日になるなど、今世紀の末にかけて今までの概念からはなじみの薄い節分・立春の頻繁な移動が生じます。
日にちがずれる理由は、地球が太陽を1周する時間が365日ぴったりではないからです。
太陽を一周する地球の公転周期が365.256363004 日(恒星年)です。恒星が同じところに見えるようになるまでが恒星年とお考えください。
それに歳差(地軸の円運動)を加味したものが太陽年です。
太陽が同じ所に見えるようになるまでが365.242190402 日(太陽年)です。
なぜずれるのか 原因は恒星年の小数点以下の数値にあります。すなわちおよそ4分の一日ですが、これもちょうど4分の一ではありません。 その微調整が今世紀の末にかけて2月2日になる頻度が高まる原因です。けっして天変地異の兆候ではないのですが、コロナ禍が不気味に人類の進歩のスピードに影を落としているようで日々の不安は募るばかりです。
困ったときの神頼みと言いますが、我が家の半径1キロ以内にこんなに神社があったのですね。我が家は地図のほぼ中央ですが半数以上が半径1キロ以内にあり、その数に少し驚きも・・・。なにはともあれ、新型コロナウイルスの早期収束を祈り神頼みするしかありません。
そんな中を 菅首相は2日、新型コロナウイルス対策で11都府県に7日まで発令中の緊急事態宣言について、栃木県を除く10都府県で3月7日まで1か月延長すると表明しました。 宣言を延長するのは、東京、埼玉、千葉、神奈川の首都圏4都県、大阪、京都、兵庫の関西圏3府県、愛知、岐阜の中京圏2県と福岡県。医療提供体制の改善がなお不十分で継続が必要だと判断したもようです。
どちら様も 三密にはくれぐれもご注意の上ご自愛のほどを願ってやみません。
注)掲載記事中 暦についてはNHKWEBサイトなどより抜粋加筆、写真はTBSやテレ東WBSなどのニュース画面をそのまま撮影したものです。