今年は例年より開花宣言が早く、すでに各地で桜満開の報道が大小メディアで飛び交っていますね。
まず高知城の標本木では14日午後4時半6輪の開花が確認され、全国トップの「開花宣言」となりました。
でも実はこの7時間前 東京小石川後楽園のしだれ桜は6輪の開花が確認され開花宣言していました。
小石川後楽園のしだれ桜はソメイヨシノではないため気象庁が標本木としていません。東京はあくまで靖国神社の標本木が基準なのです。
17日に東京靖国神社の標本木が開花、福岡・名古屋は19日に開花大阪は20日 いずれもウエザーニュース予想より早く この先の予想では東北が4月上旬 札幌は4月末とのことですが・・・。
さて毎朝の散歩道である東久留米の黒目川遊歩道の私の基準木が23日に開花、26日には桜並木が満開となりました。あっという間の出来事でした。
ついで大阪管区気象台は26日、大阪市中央区でソメイヨシノの満開を観測したと発表しました。満開は1953年の観測開始以来、最も早く、平年比でも10日早い。これまでは2002年の3月28日が最も早い記録なのだそうです。
関東では27日横浜で 翌日銚子・前橋・水戸も満開宣言が出されています。
銚子・前橋・水戸の28日満開宣言は観測史上最も早い記録的なものだそうです。
早咲きもそれはそれでよいのですが、各地で卒業式が満開になると入学式は桜吹雪が舞い散る中になりそうですね。( ´艸`)
春の桜 秋の菊は我が国を象徴する花として親しまれてきましたが、今や桜の代表とも言える「ソメイヨシノ」は山桜や彼岸桜とは異なり、その起源はそれほど遠い昔の話ではありません。
メイヨシノ(染井吉野、学名: Cerasus ×yedoensis (Matsum.) Masam. & Suzuki ‘Somei-yoshino’)は、エドヒガン系の桜と日本固有種のオオシマザクラの雑種の交配で生まれた日本産の園芸品種なのです。
遺伝子研究の結果、ソメイヨシノはエドヒガンとオオシマザクラの雑種が交雑してできた単一の樹を始源とするクローンであることが判明しています。
日本では明治の中頃からサクラの中で圧倒的に多く植えられた品種であり、今日では、メディアなどで「桜が開花した」というときの「桜」はソメイヨシノ(の中の、気象台が定めるなどした特定の株)を意味するなど、現代の観賞用のサクラの代表種となっています。
ソメイヨシノの命名の由来は
江戸末期から明治初期に、江戸の染井村に集落を作っていた造園師や植木職人達によって育成されたのは知る人ぞ知る有名な話です。
初めサクラの名所として古来名高く西行法師の和歌にもたびたび詠まれた大和の吉野山(奈良県山岳部)にちなんで「吉野」「吉野桜」として売られ、瞬く間に全国に広まっていきました。
藤野寄命による上野公園のサクラの調査によってヤマザクラとは異なる種の桜であることが分かり(1900年)、この名称では吉野山に多いヤマザクラと混同される恐れがあるため、「日本園芸雑誌」において染井村の名を取り「染井吉野」と命名したとつたえられています。
以上ソメイヨシノについてはフリー百科 ウイキペディアより抜粋加筆したものです。
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