202.ぶらり横浜-みなとみらい珍道中（1）

19日は、カプリさんがトータルコーディネートした「ぶらり横浜　港町食べ歩記の旅」としゃれ込みました。　彼女のご指定集合場所は横浜駅東口そごう2階「資生堂パーラー」前。　デパートの外へ出ると　そこはすぐに海岸、　そばに「横浜シーバス」乗船場があります。

　10時25分発の「シーバス」で山下公園へ向かったのですが、乗船客はシニア向け特別ダイヤかと思うばかりの高齢者だらけの状態でした。こちらも昭和20年～23年生まれのグループ平均年齢61.X歳ですが、それでもこの船の乗客の平均年齢を大きく下げてしまう勢いですからね。　図らずも乗船客の世代が高齢化社会を反映していました。

　天気晴朗にして波穏やか、出航するや心地よい海からの風に気温も忘れて・・・。海岸線に広がる港湾都市横浜の輝くビル群がシカゴでの遊覧船を思い出すくらい映えていました。

　早速写真を撮影開始。今日はどこかで富士山が撮れる筈との期待をこめて。

　船旅はたったの15分少々で、あっと言う間に山下公園に到着。　ここから海岸線に沿って公園を抜け　遥か彼方に見える大桟橋まで歩くのが最初の行程とのこと。カプリさんから熟慮された行程の説明がありました。

　山下公園を抜けて大桟橋まで徒歩。　桟橋から日本大通りのレストランへ。　さらに遊園地「コスモワールド」であの大観覧車に乗って湾内を一望。　次いで運河を渡って、ランドマークタワーへ。　そこからタクシーで「港の見える丘公園」と「外人墓地」へ, 　歩いて降りて元町散歩　そして最後に中華街で夕食。

　　まだピンとはきていないものの相当な歩行距離になるのは分かります。　「エーそんなに歩くの？」「オイオイ嘘だろう？」「ほんとよ。普段歩いていないでしょ。」　「大丈夫かいな。この一行が歩けるのかいな？」平均年齢61.X歳の珍道中の始まりです。

　週2回エアロビで鍛えたカプリさんは　背筋はピンと伸び、軽快なフットワークで案内を開始。　残る二人のおみ足が気になるところです。　なんとも不安の残るスタートに・・・。

　くわえてメンバー最年少の私と最年長のカワちゃんは　無雲さんいうところの煙を吐く旧型SL。　なのに、路上で煙を吐き出せる場所がないのです、横浜には・・・。　ぶつぶつ言いながら公園の片隅で一服して　すっかり垢抜けてきれいになった浜の景色を眺めながら、大桟橋まで歩きます。

　色とりどりの華麗なバラの咲きそろう山下公園では「この公園　いつからこんなに綺麗になったのかなあ？」桟橋近くのホテルニューグランドに見覚えがあるのですが、もしや・・・。　思い出せず帰宅後　家で訊ねたら「20年前にFさんのお仲人やったホテルでしょ。忘れたの？」「・・・」

　なにやら懐かしい氷川丸の船尾を過ぎ、やっとの思いで最初の目的地大桟橋に到着しました。　あのクイーンエリザベスですらも接岸できるその名の通り「大桟橋」です。　プロムナードは全域板張りで歩行者の足にはすこぶる優しいものになっていました。

　天気晴朗なれど　一日中強風が吹きまくっていました。大桟橋最先端から、みんな頭はグシャグシャになりながら　昼食会場に向かいました。　もちろん歩いてですよ。　まだまだ行軍は始まったばかりなのだから・・・。

午前10時40分に開始された珍道中は、11時20分　なんとか日本大通りのスカンディナビア料理のお店へ到着です。

　カプリさん学生時代からのご贔屓歴、実に45年以上という、おしゃれなレストラン「スカンディア」の2階でランチタイムとなりました。　

　昼食後　珍道中は遊園地・ランドマークタワー・外人墓地・中華街の順で進んでいきます。

　続きはまた次回ということで　話は数日続きそうです。



To　Be　Continued