11月5日は一日中テレビでプロ野球を観戦。
プレーボールからゲームセットまで2試合を観る珍しい一日となった。
MLBワールドシリーズ第六戦を午前10時前から午後2時過ぎまで、そして日本シリーズ第五戦を午後6時から午後9時過ぎまで、併せてなんと7時間を超える長丁場。
ワールドシリーズ第六戦は松井秀の大活躍でヤンキースが27度目のWS制覇。
二回裏先制の2ランホームランは、マルティネスから八球目をとらえたもので、松井秀「技あり」の一発。
三回裏中押しの2打点は2-0から外角高めの見逃せばボールの球を中前にはじき返した。
この痛打は先発マルティネスの息の根を止めるタイムリーな一撃となった。
5回裏は右中間2点二塁打でダメ押し。 この頃からスタンドは早くも「松井MVP」コールが起こる。
7対3でゲーム終了。 この試合6打点の松井秀はファンの期待通りMVPにも選出された。
神がかり的な活躍に球場のみならずニューヨーク中が沸く。 景気回復に好影響か?
両親の観戦する前で見せたこのゲーム。 これ以上の親孝行はないよねえ。
WS一試合6打点はタイ記録で、松井秀のバットは野球殿堂に展示されることになったとか。
結婚したばかりの今シーズン不調時には、不要論まで書き立てられた松井秀であったが、評価は一変した模様。
しかし試合後のGMコメントやジェラルディ監督の 松井を褒めちぎるコメントが妙に気がかり。 このまま 良かった良かったと喜んでいて良いものか?。
翌朝のNYマスコミの中には35歳のスラッガーの契約更新に いまだ懐疑的なものもあるようで・・・。
あの感動を動画でもご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=Rz61NZcuTVk
昼下がりには買ってきた植木鉢に百合の球根を植え付け、結局この日は久しぶりに外出することもなく、風呂を沸かしているうちに夕方を迎える。
夕食後 日本シリーズ第五戦が始まった。二回表 野手の二個の失策がもとで日本ハムが1点先制、この1点が重く巨人打線を苦しめる。 巨人選手の動きが硬くホームベースが遠い。
途中色々あって やっと8回職人大道の右前打で1対1の同点。 ほっとしたのもつかの間、9回表日ハム4番高橋信の右中間本塁打が飛び出す。日ハム再び1点リード。
9回裏 パ・リーグの今季セーブ王武田久が登板し 巨人の敗色濃厚に見えるが 最初の打者は亀井。
そのときふと「今シーズンこの選手はいつも意外なところでホームランを打っているなあ。そしてリーグ2位の32本塁打を放ったサヨナラ本塁打お得意の阿部が7番か。 2人が打たない限りこの試合は終るけれど。」と呟いていた。
なんとこの呟きの5分後 ゲームの結果はそのとおりになった。意外性の男亀井が初球を右翼へ同点弾でお膳立てし、数分後中央大の先輩である阿部がサヨナラ本塁打を打ったのである。
ウーム ほんとに勝負ごとは下駄をはくまでわからない。
ワールドシリーズも 日本シリーズも いずれも球史に残りかねない好ゲーム。
いやはや長いこと生きていると色んな場面に遭遇するものである。
松井選手そしてご両親に「おめでとうそして有難う」の一言を送りたいですよねえ。
今日も お立ち寄りいただき 有難うございました。