北日本や北九州では雪の正月みたいでしたが、関東地方ではとても穏やかな正月の朝を迎えました。 例年の通り我が家では 元日には娘と息子、そして妹も全員揃って正月を祝います。
いつもどおりの正月おせち料理にくわえ、昨秋琵琶湖畔で買い求めた近江の地酒「萩の露」ひやおろしを御屠蘇代わりに全員で乾杯し、家内安全・無病息災を願い新年を祝いました。
御節料理の基本は、お屠蘇、祝い肴三種(三つ肴)、雑煮、煮しめですが、我が家の正月料理は関東の標準的なおせちメニューを、若い頃から好き嫌いの激しかった家長にあわせ、献立が作られています。
一の重は 祝い肴三種のひとつである黒豆を中心に、口取りに紅白の蒲鉾と伊達巻、そして栗きんとんが彩りを添えています。蒲鉾は毎年四国から大晦日に取り寄せたものです。
二の重は牛肉、油揚げ、シラタキの煮物にサヤエンドウの緑がアクセントになっています。
それに祝い肴三種の二番目の数の子、それに三番目の田作りはごまめに近い鮒の甘露煮が加えられました。
鮒の甘露煮はこれも琵琶湖周遊の旅の折に近江にて買い求めたものです。
例年なら古式にのっとり、カタクチイワシの稚魚を醤油風味の飴炊きにしたごまめが供されます。
正月の祝に欠かせない三種類の料理としては、祝い肴と餅を揃えれば最低限の正月の祝賀料理となりますが、乾杯のあとは雑煮が出されますので、これで標準的な品目は出揃う事になります。
逆に、どんなに贅沢な料理を揃えても、祝い肴がないと正月の祝い膳の体裁が整わないのです。これは「三つ肴」とも言われ、田作り(たづくり)数の子(かずのこ)黒豆(くろまめ)で構成されています。
夜は我が家の伝統となったすき焼きパーティですが、夕食後は妹が毎年暮れに買い求めてくる 千駄木・向丘「一炉庵」の和菓子でお茶を飲んで元旦の一日が終わっていきます。
どちら様も 今年一年 良い年になりますように。
お正月からブログにお立ち寄りいただき有難うございました。
なかなか出来ないことです。
「若い頃から好き嫌いの激しかった家長」とは、
丼さんですね。
蒲鉾は四国産ですか~
二の重牛肉、油揚げ、シラタキの煮物にサヤエンドウ
ははじめての美味です。
鮒の甘露煮、琵琶湖周遊の近江産なんですね。
旅が活かされています。
千駄木・向丘「一炉庵」の和菓子の仕上がりは上品ですね~
我が家は野菜と豆の煮物は手作りですが、他は生協品でした。
他家の御節に比べると 少しユニークかもしれませんね。
すき焼き風の煮物を強く要求したことが発端でした。煮豆以外のものは既製品ですから・・・。
それほど豪華でもない 手作り感が 家族に我が家の正月の味わいを与えているのでしょうか?
まあ そんなに 自慢できるほどのものでないことは 良く承知しています。
「丼」
我が家でも、”萩の露”で乾杯しました!
今年は、にごり酒でした。
二の重が珍しいですね!
我が家では、筑前煮ですが~
筑前煮では無く、すき焼き風煮物ですね!
子供はすき焼き風の方が喜ぶかも知れません!
否、丼さんがお子様と言っているのでは有りませんので~。
”萩の露”は 秋に三浦で1本 正月に息子と1本
味わいました。 お米のワイン と言う風味で、
心地よく 酔いが回りました。
すき焼き風は 子供だけでなく 大人も喜びます。
毎年 これだけは 一瞬で終ります。
「丼」