行動心理学

前回分以前は、左のカテゴリー「心理学」から



　　　～投資の行動心理学～

9、

スケジュールの作成　3


二、トレードの決定

投資家の中には、チャートの最新化などテクニカルな作業をしながらトレードを
決定する人が多いが、こういう手順は避けた方が良い
むしろ、テクニカルやファンダメンタルな作業がすべて最新化された後に決定す
べきである
このために、決定を行う時間帯をスケジュールする必要がある

最新化の作業中は、マーケットの情報やデータでトレーダーは混乱するものだ
これでは効果的で合理的な決定は難しい
決定は常に、慌てず、独立してなされるべきである
決定のために特別な時間帯を設けることで、より信頼できる結果が生ずる



三、記録

次回に続く・・・



シルエットロマンス--来生たかお

行動心理学

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　　　～投資の行動心理学～

8、

スケジュールの作成　2

結果を出したいなら、厳格にスケジュールに従わなければならない
実際、日々のスケジュールが、自分の一部になるまで打ち込むのである
自分のスケジュールに対して前向きな感情を発達させるカギは、柔軟性と
堅固さを上手に組み合わせることである

時々スケジュールが変わると上手くいく人がいる一方、固定不変にの
スケジュールが性に合う人もいる
最善の結果をもたらすためには、何が自分にとって一番楽しいか見つけるとよい


＊＊スケジュールには何が含まれるべきだろうか？＊＊

ある程度は個人の問題であるが、いくつか限定された目標があって、すべての
トレーダーや投資家がそれらを定期的にカバーされることをお勧めする


一、マーケットの準備

テクニカルだろうとファンダメンタルであろうと、準備はどんなトレーディング
システムにおいても最も重要なことである
準備をスケジュールすることは、常に最優先だと心に留めておくとよい
マーケットの作業に後れをとることは、損失につながる
大きな動きの多くは、自分の作業が遅れたときに起こることに気付くだろう

日・週単位で時間を決め、チャートのアップデート等の作業に決まった時間を
割り当てること　　自分のマーケット分析には確実に決まった時間を割り当てる
これは、いくら強調しても し過ぎることはない


「どうも最近、マーケットが活況なようだ」　自分の作業の不足しているものを
最新化してみたとき、あなたはつぶやく・・・
「チャートがアップデートされていれば、この動きを見逃さなかったのに」
これこそが、まさにスケジュールによって回避されうることである



二、トレードの決定


次回に続く・・・・




Bobby Brown - On Our Own (Ghostbusters 2)

行動心理学

　　　～投資の行動心理学～

7、

　　スケジュールの作成
＊スケジュールは、大きな損失を与える間違いや物忘れを避けるのに役立つ
＊スケジュールは、トレードに対する訓練され秩序立ったアプローチ維持に役立つ
＊スケジュールは、効果的な習慣や態度を進化させるのに役立つ


出発点

効果的なスケジュールを立てるには、まず、含めたいことをすべてリストアップ
するとよい
・マーケットレポートの購読
・チャートやグラフ（またはファンダメンタルデータ）の準備
・トレード方針の決定
・トレードの記録のアップデート
・マーケット関連の資料を読むこと
・トレードルールを研究すること
・システムのテスト・開発
・マーケットから離れる時間を作ること
　　など

スケジュールに含める内容を決めたら、頻度と時間軸を基に各作業を割り当てる
たとえ短時間であろうと、毎日マーケットに関する作業することが好ましい
なお長時間よりも、短時間で作業する方が効果的である


スケジュールは週ごとに、新たなスケジュールシートを作成することも望ましい
・前週の評価、今週の計画　システムが遵守されたか、利益・損失計算
・次のターゲット決定　ターゲット行動の結果 報酬が得られているか確認
・現在の目標に対する進捗を評価し、必要に応じて変化を加える
　　など



どんなトレーダーでも、スケジュールに含めるとよい五つの項目がある


次回に続く・・・


Jennifer Lopez - Papi

行動心理学

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～投資の行動心理学～

ロスカット　　損切りのできない人は


6、

第3段階

あらゆる行動変化プログラムの目的は、行動を形成することである
ストップロス・プログラムの第3段階は「OJT」現場教育からなる
この段階で実際にストップを使用する。そして、前と同じ報酬を自分に与える
ストップの記録は、前と同様、保持される。
もはやストップが、帰結に対する恐怖なしに使用されていることに気づくだろう
この段階を開始した後でも、報酬を継続することを忘れないように

＊100％ストップ注文を使用することが、常に最善である！！　100％でないと
　 あなたはプログラムをためらうことになり、結果的に間違った学習となろう＊


第4段階

この段階は、「実践、実践、実践」である。
変えようとする行動を実現する唯一の方法は、やるべき行動を一貫して、かつ
繰り返し行うことである。この反復に対する報酬も非常に重要である
あなたは、報酬を与えられるほど、自分にスキルを正しく使用することが
生産的なやり方だと理解できるだろう

＊＊行動を学んだ後は、「使うか、失うか」である＊＊

行動心理学

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～投資の行動心理学～

5、


ロスカット　　損切りが出来ない人は

第1段階

まず最初の行動は、オーダー毎に記録シートにストップを書き留めることである
ストップを書き留めるという単純作業は、避けたい損失や嫌な経験をもたらさない
だがそれは、最終的な反応へ近づく方法を教えてくれるだろう
（レコーディング ダイエットに似ているかな！？）
この書き留め続ける自分にご褒美を与える、行動を形成しているという認識が必要
三か月か、25回のトレードかどちらかで、1回のミスなくストップを記録できれば、
第1段階終了


第2段階

このストップロスプログラムを書き留め続けることを第三者に公表する
これも公表後100％継続出来たら、これは数週間で充分である
その後、現在のトレード戦略（ストップを使用しない）での第2段階までの
パフォーマンスを記録してみる
そして、ストップを使用したパフォーマンスも記録してみる
おそらく、ストップなしのパフォーマンスはストップありのものより、成績が
悪いだろう
ストップの使用によって生ずる大きな違いに気づけば、あなたはストップを
使いたくなるに違いない



第3段階は実践へ！！

次回へ続く・・・




Karyn White & Babyface ~ Love Saw It