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相場三昧 マーケットウォーカー

株・商品・FXマーケットに立ち寄る
SOUL, SMOOTH JAZZを愛するトレーダー

 

分散投資 8

2011-07-29 13:23:14 | 分散投資
債券市場

・債券の種類

◇ソブリン債
国や政府機関が発行或いは保証している債券を指す。
国が発行しているからといって必ずしも安全とは言い切れません。
信用格付けの低い国で発行された国債などは、償還時に額面通りの
金額が戻ってこない可能性もある。

◇社債
事業債と呼ばれる事もある。企業が資金調達のために発行する債券
利付債の場合定期的にクーポン(利息)の支払いがある。
債券価格は償還までに変動するが償還時には元本が帰ってくる。

◇ハイイールド債
ジャンクボンドと言われる事もある。
信用格付けがBB+格相当以下の債券のこと。

◇エマージング債
信用リスクの高い債券で、発行している新興国の政府、政府関係機関
であるものを指す。

◇モーゲージ債
住宅ローンを担保として発行された債券。
モーゲージ証券は通常の債券と異なり、期限前償還という特有の
リスクが存在します。



債券投資の基本戦術

債権投資では原則として元本の確保を最優先し、その中でリターンを
狙うようにする

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分散投資 7

2011-07-28 14:15:45 | 分散投資
外国株式

・ハイリスク・ハイリターンな途上国の株式市場

過去の動きを見ると、日本の株式市場も一般にリスクが大きいことが
わかります。ただエマージング株式の標準偏差は先進国の株式よりも
大きくなっています。高いリターンが期待できる半面、相場の変動が
大きい途上国市場への投資は、先進国の株式市場への投資とは異なる
戦略が必要です。

株式市場の脆弱性、為替市場の変動性の大きさから考えると、外国株
への投資はまず先進国の株式市場を中心に資産を配分し、その上で
途上国への資産配分を考えるべき。

・現地通過ベースでなく円ベースで考える

グローバル化が進み、各国の経済、金融の動きが同化していくと思わ
れている世界の株式市場ですが、各国の株式市場の相関を見ると
意外に高くないことに気づきます。

日本の個人投資家が外国株への投資をする場合、現地通貨のリターン
ではなく円ベースでのリターンを考える必要があります。
株式市場があまり上昇していない国でも為替が円に対して強くなれば
円ベースのトータルリターンはプラスになることもあります。


外国から見た今の日本株は、まさにそういった感じかもしれません。
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分散投資 6

2011-07-27 16:13:44 | 分散投資
資産計画、はじめの一歩


分散投資の基本3原則

・原則1、最悪を考える事

資産運用のリスクとは、資産価格の変動率を指す
運用に失敗した最悪の事態を想定しておくことが長期運用には必須

・原則2、相場観は当たらない事を前提にする

資産運用の目的はあくまでリターンを実現する事だとすれば、
まずは相場観に頼らない運用を目指すべき

・原則3、ベストよりベターを目指す

金融商品に完璧な物は存在しません。投信はコストがかかる、株式は
銘柄が選べない、外貨は為替リスクがある・・・と言っていたら
いつまでたっても資産は殖えません。商品の欠点ばかり捉えるのでなく
ベターな商品をいかに組み合わせるかを考えるのが資産運用
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分散投資 5

2011-05-19 13:07:28 | 分散投資
実際にどういうふうに資産配分を考える?

例えば年齢が若くて一時的に資産が大きく下落しても構わなければ
株式の比率を高くして長期的に高いリターンを狙い、逆に退職後の
年金暮しで、資産が大きく減少すれば生活していけなくなる可能性が
あるなら、債券の比率を高くして安全性を高める。


*個別株投資*
大きく値下がりした個別株は危険?好機?

割安株を選ぶ手法は、長期的に見ると成長株を選ぶ手法よりも
これまで高いリターンを得られてきたというデータがあります。
同じような傾向は、世界中の株式市場で見られてきました。

「株価下落率の大きさ」「自己資本比率」「高ROE」「低PER」
「低PBR」「高配当」に分類して10年間のリターンを調べると

「低PBR」がダントツの一番、次いで「高配当」ほぼ同水準で「低PER」
他は、目立ったリターンは得られていない。
・「割安」になった株への投資は長期的には有効な事が多い。
・長期的にはPBRの有効性が目立つ。
・高ROE(自己資本利益率)銘柄への投資は報われない事が多い。

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分散投資 4

2011-05-18 13:10:25 | 分散投資
リスクとリターンの本当の意味を知っていますか?

まず「リターン」は普通の感覚で使われるのとほぼ同じで
「儲け」と考えて構いません。

「リスク」、そもそもリスクとは何でしょう。日本語では危険という
イメージですが、金融の世界では「変動」つまりブレの大きさという
意味で使われます。それを表す単位が「標準偏差」でσ(シグマ)
という記号で表されることもあります。
(長くなるので標準偏差の説明はカットします(笑))

要するに、期待リターンを中心として、その前後にどれくらいの幅で
ブレそうかということが、リスクとリターンの数値が表そうとしている
ことなのです。

例えば「日本株の期待リターンは年7%、リスク22%くらいです」と
あったとすると過去のデータから日本株のリターンとリスクについての
考え方の一つです。
*日本株はリスクが20%前後の商品。
これは期待リターンを中心に上下20%前後を超えて変動する確率が
3分の1(3年に1回)くらいあることを示す。




では、実際にどういうふうに資産配分を考える?


次回に続く・・・。
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