本間宗久 相場道の極意
☆第七十三章
「勝ちに乗るべからず」
商い利運に向かう時、勝ちに乗るべからず。百俵上げ近き時は、唯無難に
取り留むることを工夫すべし。必ず強欲を思わず、無難に手取りして、
商い仕舞い、休むこと第一なり。
☆第七十四章
「底値段見極むこと」
底値段を見極め買い出す時は、その間の高下に迷うことなく、立羽を極め、
百俵まで片買いと心得るべし。
☆第七十五章
「我が一分の了見は禁物」
わが一分の了見にて商いすべからず。年中、三位の伝に引き合わせ、
上がるか下がるかをとくと考え、前広より、段々見合わせ、仕掛け置くべし。
買い方、八分の利なり。売り方、二分の利なり。
今日は原文で載せて見ました。
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☆第七十三章
「勝ちに乗るべからず」
商い利運に向かう時、勝ちに乗るべからず。百俵上げ近き時は、唯無難に
取り留むることを工夫すべし。必ず強欲を思わず、無難に手取りして、
商い仕舞い、休むこと第一なり。
☆第七十四章
「底値段見極むこと」
底値段を見極め買い出す時は、その間の高下に迷うことなく、立羽を極め、
百俵まで片買いと心得るべし。
☆第七十五章
「我が一分の了見は禁物」
わが一分の了見にて商いすべからず。年中、三位の伝に引き合わせ、
上がるか下がるかをとくと考え、前広より、段々見合わせ、仕掛け置くべし。
買い方、八分の利なり。売り方、二分の利なり。
今日は原文で載せて見ました。
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