ニヒル牛 石川あるの紹介日誌

『ニヒル牛』の店番石川あるの、作品紹介を中心にした日誌です。レンタルボックスと言われる事も多い昨今です。

ガール7 その7

2010年02月14日 | Weblog
さて、ガール7、最後の紹介です。

以前にも書いたのですが。
森ガールなんて言葉が出る前から、私にとっての少女は、暗い森の中でした。
彼女の作品は、いつでも心をざわつかせます。
空気が、違います。
予感が、違います。
彼女の書く少女達の肖像は、どんな物より、リアルに、美しさと残虐さと、ねじ曲がった純粋さで、不安にさせます。
ひっそりと隠し通す決意の、暗い森の少女。
それを、こんな風に姿にされてしまったら、どうしたらいいのだと・・・。

それからこれは、ニヒル牛10周年の誕生日に、描いてくれた作品。
嬉しくって、しばし、立ちすくんでしまいました。

作者 黒崎由梨
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ガール7 その6

2010年02月14日 | Weblog
すらりとした、美人姉妹が、ニヒル牛の作家さんにいます。
ああ、きれいだなあと、思っていて。
それでもって、納品の時に、作品の確認をして。
「ええええーーーーーーーー?!?!」
最初は赤と青が鮮やかな、布袋だったかしら。
見たことも無い刺繍。
内蔵がくるくると出てる、なのに全然グロではない。
色合いも、いびつな形も、めちゃくちゃ可愛い。
恐るべし。栗原姉妹!!
ちょっと残念。美人なのに無駄!!
今回の作品は、童話モチーフのマスコットに、名札。
「なふ、だ」
ちゃんと説明があるので、名札が『カフスボタンを自慢する人』だったり『散髪中の鬼』だったりは分かるんだけどね。
それが分かっても、何一つ、分かりません。
・・・。
栗原姉妹の作品は、私のつぼを、ずるいほどにえぐってくれます。
あ、今回は『狼の頭部』も必見!

作者 Собака и Кошка

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ガール7 その5

2010年02月14日 | Weblog
昨日に引き続き、ガール7の紹介を!

今回の展示には、文学と音楽の要素をぜひ!
と、考えた時に、彼女しかいないと。
10代からばりばりにライブハウスのスタッフ。
インディーズ音楽界にどっぷりつかりながら、何より、それに仕事として関わっていて。
だけど私自身が、音楽にはうといので、そうは決めても方法が浮かばない。
「どーする?るんちゃん」
「架空のレーベルを作ります。架空のミュージシャンにジャケットも作って」
彼女だけが、企画書持参でした。
企画書、か。う、うん!ちょっと、ガール度は薄いぞ!
だけど出来上がった作品は、予想以上にガール!
ぜひ試聴してみて下さい。
そういえば、おっさん7イベントの時には、大海先生の荷物を持って、タクシーまで送ってくれたっけ。
ビバ!筋金入りの、仕事ガール。

作者 内田るん
コメント (3)
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