勝五十六の日本戦略論

この危機を機に、少しずつ、日本戦略論と今回の政府の対応の遅れを海外から見た視点で、書いていく予定です

日本の銀行(2) セキュリテイは?

2022-01-12 09:49:16 | 日記
昨日は銀行口座の2種類のパスワードのどこかを3回間違えてロックがかかり、その解除が大変だった。パスワード変更そのあとコールセンター電話して、やっとロックが解けた。(実はもっと色々な証明や5つほどあるが、詳細は書けない)

セキュリテイの凄さには驚いた。日本の銀行はここまでのセキュリティーがない。

外銀のコールセンターがなかなか繋がらなかった。ただ24時やっており早朝電話したら直ぐ繋がった。

日本の銀行のオンラインバンキンのセキュリティは外銀とくれべてかなり甘いと思う。某メガ銀行は、システム障害が連続している。

某日本の銀行も、システム障害が多く、オンライバンキングでパスワード正しくても、ロックされてしまうことが何度かあった。メガではない銀行。

日本でデジタル化やモバイルバンキングが広がらない要因の一つが
セキュリテーへの不安が大きかった。

タイでは既に中国の旧正月に飾り付け。













日本の銀行(1) 個人口座から海外で引き出せない 摩訶不思議

2022-01-12 09:32:00 | 日記
日本で某アメリカの金融情報サービス会社で5年ほど銀行と保険会社の取材を担当した。日本の銀行には呆れることが多かった。

日本のメガバンクは広報の人までいばっていた。まるで自分がメガバンクであるかのように。グローバル化に取り残されたメガバンク。高齢化、人口減少で100以上の銀行はますます不必要になり、海外に活路も見出せず、今後衰退するのみだろう。



今回は銀行の個人顧客から見ての海外での邦銀サービスについて書きたい。昔は、国際カードがあり、日本の銀行口座から海外でもお金が下ろせた。この当時も手数料も高く、為替レートも最悪だった。いつの間にか国際カードは消えた。

今は邦銀数社が海外でデビットカードを使える。でもその為替交換レートが悪く、手数料がすごく高い。クレジットカードで海外でのキャッシングもおなじ。自前の国際的なネットワークがないので、海外の金融機関から割高の手数料を取られているから。日本人は銀行に文句を言うべきだと思う。事実上手数料を取られるとマイナス金利。

HSBCやシテイーバンクだと海外どこでもでも安い手数料で、お金をおろせる。ただ現在は海外で外銀の銀行口座を開くのはかなり難しくなっている。日本で唯一個人向けのサービスをやっていたシテイーバンクは日本の個人向けを日本の銀行に売ってしまい、外銀の日本での口座はひらけない。HSBCは日本で個人向けのサービスはやっていない。香港で口座を開けたが、今はかなり厳しいだろう。