勝五十六の日本戦略論

この危機を機に、少しずつ、日本戦略論と今回の政府の対応の遅れを海外から見た視点で、書いていく予定です

呼吸法2 教えるには脈診ができないと

2022-04-12 08:33:00 | 日記
先日ヨガのクラスでタイでお世話になっているアサナ(ポーズ)の先生にこれまで10年近く修行している呼吸法をクラスでシェアーして欲しいのとこで、ちょとお話と簡単な呼吸法の準備のエクササイズをやった。

この先生は、多分生まれつきだろうが、個人の体が皆違い、ヨガのポーズを個人に合ったように、道具(ブロック、ストラップ等)を使って教える。また体の障害や問題を持つ生徒を直感的に理解している。普通のアシュタンガヨガの先生は、マイソールクラスで暝想や呼吸法の練習をするのを許さなない。4年前にこの先生にお世話になることにしたのは、小生の純粋なアシュタンガヨガでない練習法を許可してくれたから。
また50肩で苦しんだ時期は、治りかけた時、肩に負担がかからないムーンシークエンスを教えてくれ、長い間練習した。この数ヶ月は小生の腰椎の障害をよくするのに役立つサンシャインシークエンスを練習している。

自分に合う良いヨガの先生を見つけるのは日本でも難しい。

残念ながら、難しいポーズしか興味のない生徒が大半のタイで、呼吸法には、小生の先生と一部の生徒しか興味を示さなかった。ヨガには8つの修行があり、ポーズも呼吸法もその一部。タイ人の生徒も先生も大半が、ヨガのポーズ以外のインド哲学、ヨガ哲学、呼吸法、暝想、詠唱、サンスクリット語等の修行や勉強に興味を示さない。日本もほぼ同じだがか、日本では、修行をとことん極めたい人が少数だがいる。以前も書いたが、タイ人(もちろんタイの僧侶は厳しい修行をしている)は修行や哲学をとことんやることを好まない。「サバイ、サバイ」文化で厳しい苦しい修行や勉強は好まない。サバイとは気持ちがいいとゆう意味。

呼吸法を教えられる先生が日本でも少ない。できれば脈診ができる本物の呼吸法の先生に直接教わるのが一番。小生は、これから呼吸法の脈診とアユベーダの脈診を学ぶ計画。それまでは簡単で誰にも有効な基本的な呼吸法のみを教えたい。

ある日本人のヨガの先生が書いた、呼吸ヨガの本を読んでいたら、インドのヨガの呼吸法が2種類簡単に紹介されているだけで、呼吸法の基本的な話が何も書かれていないのに驚いた。

日本人でインドやタイで長く呼吸法を学んだ知人のヨガの先生が素晴らしいヨガと呼吸法本を書いている。また日本で有名なヨガの先生が呼吸法の本を出されている。これらの本も機会があれば紹介したい。