日本の戦略を考える上で、日本のマスコミの問題にも触れないといけない。
戦後日本は、民主国家になったが、マスコミは、相変わらず大本営(政府)の発表を鵜呑みにして各社同じ記事を書く状況は変わっていない。大手新聞や大手のテレビの記者は、自分の媒体で書かせてもらえないことは、雑誌や週刊誌に書く。これも変な話である。今は、記者クラブ制度が昔と違いフリーの記者でも認めるようになったいるが、昔は、外国メデイアは、締め出されていた。首相の会見は、全て質問を会見の前に提出し、決められた記者しか、質問ができなない。現在は、少し自由に担っているかもしれない。記者は、官庁にある記者クラブで、官僚の発表を待っている。優秀な記者は、記者クラブに縛られず、色々取材をするが。。。日本には、タブーがたくさんある。書いては、いけないことが。
今回のコロナウイルスでもマスコミは、基本的に、日本にしか、目がいっていない。1月に日本で、色々な方(マスコミや医療関係者)に中国人の観光客が、これほどいては、コロナウイルスが、日本で蔓延する日も近いと話したが、ほとんどの人は、関心を示さなかった。2002年から2003年、目の前で、サーズで多くの人が感染し、死亡するのを目にした経験から見ても、日本の今の状態はすぐに理解できた。サーズの時も日本人は、感染者がいなかったから、今回も大丈夫だと思っていた人が大半。実は、2003年に確認は取れていないが、日本人が上海で、感染したとゆう噂は聞いた。
2003年のサーズ以来、この17年での大きな変化が起きた。中国人が豊かになり、世界中どこへ行っても、中国人の観光客であふれている。東京で1月中国人がマスクを爆買いしているを都内の至る所で見かけた。日本人の多くは、隣の火事だから、日本は安全だと思い、爆買いする中国人を見て、バカだなーと思っていたのだろか。あの時すでに武漢は、すでに都市封鎖をしていた。マスコミも政府も日本への感染の警鐘を鳴らしていなかった。
日本人、政府、マスコミともグローバルな視点に欠け、国内にしか目がいかない。麻生財務相が先日の記者会見で、日本のマすコミのグローバルな視点の欠如を批判していた。
日本のタブーは、天皇制、民、在日コリアン、公安警察等たくさんある。中国は、共産党独裁国家だが、日本とくれべて言論の自由があるか?これは、別な機会に。日本は、数日で1000人の新しい感染者が出ている。多分あと2週間で、累計の感染者が、1万から2万人に増えている可能性大だ。安倍首相は、戦犯の祖父岸信介と同じに、コロナウイルス戦の戦犯にならないといいが。
ヨーロッパも冬の到来で再度ロックダウン。
今回ほど情報もなく、どうしたらいいのかわからなかったのが特に大変でした。子どもの犠牲者が多いのも親として怖かったです。間違いなくあの経験は今回の教訓になっている、と個人的に思っています。子どもたちもSARSの記憶があったせいか、今回の対応に迷いがなかったように思います。