新潟久紀ブログ版retrospective

ほのぼの鑑賞・きまぐれ音楽回想(vol.4)2025.1.10

心にしみて泣ける楽曲は人それぞれ。年の初めにふと思い返す邦楽編。
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●「愛してかんからりん」原田真二さん
一義的には恋人との関係を歌っているようですが、二人の間になんらかの距離や障害があって、そうしたものを乗り越えたいという、人間関係を想う歌詞のように受け止めも出来ます。この曲が発表されたのは、私が一人暮らしを始めた年で、家族や親しい友人などから離れて過ごす雪の日に、ラジオから流れてきたこの曲を聞いて、地元での暮らしや何が自分にとって大切かなどを独りでしみじみと考えていたことが思い出されます。[令和6年1月1日(月)]

●「流星」吉田拓郎さん
 FMしばた生出演時にMC杉野さんから別番組用のリクエストも頼まれ、話の流れで吉田拓郎さんの「流星」を紹介。高校受験の頃、勉強の合間の深夜にあまりの寒さで窓外を見上げれば美しい星空。ラジオから流れて来たのがこの曲。明るい歌詞ではないが将来を見据えた自分のこだわりを考えさせてくれた名曲。[令和6年2月5日(月)]

●「君がいない夏」DEEN
青く高い夏空の眩しさを仰ぐと蘇るものがあるから不思議だ。スマホ動画に偶然現れたDEEN「君がいない夏」が否応なしに引き戻しを掛けてくる。独り善がりや身勝手の偶像だったと知っていても一瞬の真実だったのではと思ってしまうイメージをかなぐり捨てることができない。俺は何をしているのだと苛む。[令和5年8月13日(日)]

●「BLUE LETTER」甲斐バンド
 真夏の陽射しは永遠に続きそうでも、その傾きがある日ある線を越えたことに気付く。柏崎の生まれ育ちだと晩夏も海沿いのイメージが強く、甲斐バンド「ブルーレター」が聴こえてきそう。内心に刻む悪ぶりきれなかった夏の懺悔の想いは、初秋の海辺の孤独な閑散へと引き継がれる。[令和5年8月20日(日)]

●「白夜」久保田早紀さん
 「異邦人」のみで語られがちな久保田早紀さんだが、1979年に浮かれた恋愛歌曲が多い中、デビューアルバムで「白夜」や「星空の少年」を聴いた時は衝撃的に感銘を受けた。詩も曲も売れ線パーツの組合せだけでうんざりの楽曲が蔓延する昨今に聴き直すと、未だに色褪せずに想像の羽根を伸ばさせてくれる。[令和5年11月18日(土)]

●「案山子」さだまさしさん
 育児支援する3歳児に数字を覚えさせようと、絵柄の輪郭に記した1から10までを線で引いて繋がせたりする絵本などを活用する。「数字の歌」を口ずさんだりするが、4は案山子の弓矢、5は家の鍵、6は狸のお腹、7は壊れたラッパ…。幼子にデフォルメイメージさせるのが難しいのが多いなあ。
「案山子」といえばさだまさしさんの名曲。小学生の冬に独りラジオから流れてくるのを聴いて意味も良く分からないのに涙が出たことを思い出す。具体性がなくても印象がものを覚えさせるのかも知れない。[令和4年10月11日]

(「ほのぼの鑑賞・きまぐれ音楽回想(vol.4)2025.1.10」終わり。きまぐれのままに続きます。)
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「活かすぜ羽越本線100年」をスピンオフ(?)で連載始めました。

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