●新発田地域振興局長から職員への年頭挨拶(概要)
・日時:令和7年1月6日(月)10:30-10:40
・場所:新発田地域振興局大会議室
・皆さん、先ずは平穏な新発田地域の年明けのようであり、おめでとうございます。
・令和7年の年頭にあたり局長としてお話させていただきます。
・昨年を振り返りますと、新潟県内でも大きな被害が生じた能登半島地震で始まり、雪が少なくて水不足を懸念していると警報級の長雨に翻弄され、夏には本県初の豚熱、秋に鳥インフルエンザの発生など、仕事や生活において様々な苦労があったことが思い出されます。甚大な影響を受けた方々へお見舞いを申し上げるとともに、対応に当たっていただいた皆様に感謝の気持ちをお伝えします。
・県政に関する方向感や状況は先程10:00に放送された知事からのお話のとおりです。
・私としては、新発田地域振興局長として、新年にあたって日々の実務への向き合い方などについての想いをお話しします。これは私自身へも言い含めるようなつもりで話すものです。
・年末に私が部長を兼ねる企画振興部において「事件事故を起こさない、巻き込まれないように」と話しましたが、自然災害など避けようがない事案が頻発する昨今です。
・有事の際は、的確な情報の把握と判断、そしてどう動き連携するかということになりますが、予期せぬことや想定外が多すぎて、予め具体に備えることの難しさが増していると思います。
・そこで、他の地域における災厄であっても、自分がどんな時にどんな場面で遭遇したらどう対処できるか、関心を持って柔軟に想像力を働かせて考えてみる「頭の体操」が必要だと考えます。
・想像力を効かせることは、危機対応のみならず日常の業務改善にも言えることです。
・綿々と引き継がれ、当たり前とされている日々の業務であっても、漫然とせずに仕事とその進め方を、時には、しばしば、別の角度で見直してみてください。
・談合事件のような違法や事件の発覚まではなくても、仕事の効率化や効果向上などの鍵が見えるかもしれない。
・気持ちも職場環境も「風通し」を良くして、同僚や他者の考えを聞きながら常にフレッシュな視点を持ち続けることが大切だと私自身改めて認識しています。
・年の区切とかはヒトの勝手な論理や理屈ですが、何か新しく始める気持ちを持ちやすいことは確かです。新年を機に仕事の内容や進め方などを見つめなおしてください。
・「頭の体操」は、深刻な課題だけでなく、明るく前向きなテーマにも活かしたいものです。
・例えば、新発田市で昨年、化学肥料や農薬を控えた安全安心で高品質のコメづくり等を進めていく「オーガニックビレッジ宣言」が発せられ、近隣の自治体にも広がる動きになっています。佐渡の金山が世界文化遺産に登録されて、その波及効果を新発田地域にも引き込む上で、インバウンドにおいて重要となる「食」の大きな魅力の一つとして地域のアピールにつなげたいものです。
・このことを広い視点で考えてみると、農業や観光のみならず、物流のためのインフラはどうかや、人が往来したり滞在する上での保健福祉の環境はどうか、新発田地域の産業構造を考えるとどのような経済効果が税収増につながるかなど、局のどの部署においても直接間接に何等かの関わりが思い浮かぶものです。
・このように、政策課題を見聞きしたときに、自分の仕事としてどのような貢献ができるかを意識していただければありがたい。それは、振興局としての機能を最大化するための一体感やチーム意識にもつながると考えます。
・危機管理で気持ちを張りつめているだけではもたないので、楽しく前向きな話題にも心を寄せるなど、各々が自分なりに緩急をつけたり、気遣い合ったりして、体調管理に留意して対応するよう、職場で機を見て話し合ってくだされば有難いです。
・新たな年の始まりであり、皆さんにとって良い一年となるよう祈念しています。
・今年もどうかよろしくお願いいたします。
(「R7.1.6新発田地域振興局職員への年頭挨拶(概要)」終わり。「へたれ県職員の回顧録」の「仕事遍歴」シリーズで現在進行形の日記形式に続きます。)
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea
☆「活かすぜ羽越本線100年」をスピンオフ(?)で連載始めました。
☆「新発田地域ふるわせ座談会」を日記と別建てで連載してます。
☆新潟久紀ブログ版で連載やってます。
①「へたれ県職員の回顧録」の履歴リストはこちら
②「空き家で地元振興」の初回はこちら
③「ほのぼの日記」の一覧はこちら
➃「つぶやき」のアーカイブスはこちら
☆新潟久紀ブログ版で連載やってます。
①「へたれ県職員の回顧録」の履歴リストはこちら
②「空き家で地元振興」の初回はこちら
③「ほのぼの日記」の一覧はこちら
➃「つぶやき」のアーカイブスはこちら