新潟久紀ブログ版retrospective

R5.11.27-R5.12.3新発田地域振興局長の細々日記

新潟県の出先機関に身を置き、少しは地域のお役に立ちたいと思う日々。
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●令和5年11月27日(月)
新潟の官民トップが集い連携と創造的改革を議論する会議を傍聴した。少子化対策は元々子供を設けたい人への対応を手厚くするばかりでなく、家族を作ろうとしない若者をどうすれば良いかだ。少子化問題が顕在して30年。出生率向上以外の"指標"でごまかさない抜本的な施策の転換が必要との意見に同感だ。

●令和5年11月28日(火)
鳥インフルエンザ発生リスクが高まる時期になった。佐賀、茨城と次第に北上してくる動きは昨年同様だ。気候変動の影響もあるのかほぼ例年化が見込まれるなら、一律の殺処分から転換できるような技術革新へ政策的に投資できないものかと素人の勝手ながら思う。渡り鳥飛来の多い島国としての命題では。

●令和5年11月29日(水)
300人余りが住む新潟県の離島の粟島浦村の村長さんと懇談した。諸々の物品の値上がりに加え輸送コストの上昇により、生活物資の価格高騰が耐えがたい状況に至っている。離島に人が住み続けることには国家的な効用も高いのだから、物価高騰への支援は一律でなく条件不利地への過重調整が必要なのでは。

●令和5年11月30日(木)
少子化対策は国として最重要課題の一つであるのに、県や市町村ごとの差別化競争による限られた若夫婦世帯の奪い合いの下で財源を消耗させているのは、国家的なロスに及んでいると思う。子供に対する全国一律の医療費支援と医療の偏在を法的効力をもって均霑化するのがナショナルミニマムではないか。

●令和5年12月1日(金)
民間活力の導入による創造的行財政改革が謳われ始めた頃に行改担当部署で推進に取組んだが、公費の付替えに留まるものや、生涯コストを考えると年次払いによる資産調達の公費節減効果が心許ない事例も少なからず。既存公共財を起点とせず「規制」改革での民需創造による公益増進こそ本領ではないか。

●令和5年12月2日(土)
BS12「カセットテープミュージック」で特集された岡村靖幸は同世代なのに全くノーマークだった。特異な楽曲に感心して調べると、なんと新潟東高校中退で我が新潟県に縁があるとは。大物の作曲に関わったり事件も起こしたようだが、飛んだ異才が閉塞的な時勢に、特に地方に、刺激を与えて欲しいと思う。

●令和5年12月3日(日)
休日のイオン新潟南店は駐車場探しで困るほど混んでいる。空腹でレストラン入店を待たされたが、#和カフェchawan の良い接客に心穏やかになる。珍しさで注文した「#ローストビーフ茶漬け」は際物的テイストかと思いきや見事に計算されたバランスで柔らかな牛肉を優しくあっさりと頂けて大満足できた。

(「R5.11.27-R5.12.3新発田地域振興局長の細々日記」」終わり。「へたれ県職員の回顧録」の「仕事遍歴」シリーズで現在進行形の日記形式「R5.12.4-R5.12.10新発田地域振興局長の細々日記」続きます。)
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea

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