自分に感謝することは、なんとなくしていない場合が多いように思います。
日本人の癖や躾などから、「謙遜にすることが美徳」のように捉える場合が多いせいかもしれません。
もちろん、傲慢にならず自らを控えめに表現し、他者を褒め感謝することは、大切だと思っています。
でも、毎日生きている中で自分自身に感謝することは、最初にすべきことかと思うのです。
自分がここに存在できていること。
毎日、起床して食事をしてそれぞれの必要な生活ができること。
毎日、空やお日様、植物や動物を見たり感じたりできること。
毎日、誰かとコミュニケーションをとったり関わったりしながら様々な経験ができること。
毎日、疲れたら休みながら
夜になれば布団に入り眠ることができること。
まだまだ、数えきれないほどたくさんのことをしながら生きていれるのは、自分自身が地上に存在できているからと強く思うのです。
ここに、こうして在ることが
どんなに奇跡で必然なことなのかと思うと自分に心からありがとうと強く思うのです。
できない事を数えるよりも「できたことに感謝する」
方がどれだけ暖かさや穏やかさを感じることか。
朝、起きれてありがとう
歩けてありがとう
食事ができてありがとう
太陽に挨拶できてありがとう
誰かに挨拶できてありがとう
洗濯できてありがとう
仕事ができてありがとう
散歩ができてありがとう
・・・・・・・
このように自分自身に感謝を述べていますと自分自身が喜び勇気が湧いてきます。
すると
自然と他者にも自然にも事象にも物にも感謝できるようになるようです。
自分に感謝することは、すべてに感謝することであり宇宙に感謝することであり回り回って、メビウスの輪のように自分に戻ってくるのだと思うのです。
いろいろな状況の中で苦しい時や困難な時、強い悔いがある時も多々あるかもしれませんが、そんな時こそ、そうした状況下にある自分に感謝してみることがとても大切だと思うのです。
そうした状況下ですと、どうしても自分を責めやすくなるのですが、そういう時こそ
自分をたくさん褒めて感謝したいものです。
又、そうした人を見て励ますよりも苦しんでいる人に寄り添いながらその人自身が自らに感謝し褒めることをたくさんやることでみずから困難を克服していけることを伝えてあげることが大切と思います
。
自分自身に感謝することは、必ず困難を乗り切るエネルギーを得ることになると信じているからです