アルクトゥルスの自分の意識と繋がったユミカは、それから意識の拡大が進み、それまでに思い出していた過去生との関連性をある程度だが理解


沖縄からヤンバルクイナ
できるようになって来ていた
。
6次元以上の次元には、ここにある肉体としての姿はなくひとつの意識帯の一部として存在しているという。
この世界の今生での親子は、濃い血縁(DNA繋がり)関係者で繋がっているため同じ意識帯から来ているようにユミカは、感じているのだった
。
どうしてかと言うと、自分の過去生とか知人などの過去生は、感じることができても自分にとっての親や子は、決して感じることができないのであった。
これは、この三次元世界から見たとしても当然のことであるには、違いないことなのだが。
しかし、同じ意識帯から来ていると言っても父親、母親の意識帯が交じり子が存在している訳だからコピーではないのだ。
では、兄弟姉妹はどうなのかと言えば父親と母親の同じ意識帯から来ているのだが、本人の魂がどの次元の意識帯から来ているかによって違い(個性)が出て来るようになるようだ。
又、過去生で親子だった関係でも今生での意識帯は、どの次元の意識帯の影響を受けているかだけではなく生まれくる時代の両親の意識帯の違いの影響を受けることになるようだ。
例えば、今生で出会った人が過去生の子であったと母親側として気付いたとしても、その過去生の子とその人は全くの別人なわけだが、意識帯からの伝承されている繋がりというものはあるはずなのである。
こうした過去生の親子としての関係性が記憶にある場合は、その当時、成し遂げれ無かった事象を補い合うために再会しているようなのだ。
多次元意識と過去生の関係は、このように絡み合いながら現れているもののようだ。
たとえば、7次元の意識を源に500年も前の世界に生まれていたとするなら、その時の自分は、とても次元の高い意識を持っており超能力の持ち主だったかもしれないのだ。
このように親子や過去生や多次元を総括して捉えるならすべてのここに在る命は、繋がっていると明確に言えるのだとユミカは深く思うのであった。


沖縄からヤンバルクイナ