黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

息子相手にコーチング

2007年12月03日 | はるの子育てコーチング日記
コーチである私と子どもたちの日常はコーチングであふれている。
今日はそんなヒトコマをご紹介


うちの子どもたちは”ガチャガチャ”のおもちゃが大好き
昨日もスーパーで買い物をした帰り道、
私の手を引いて”ガチャガチャ”の前に連れていき、
「風くん、これ欲しいの
Iメッセージで伝えてくる。
「そっか、これが欲しいのね。」
リフレイン(おうむ返し)しつつ、共感してあげる。
「うん、欲しいの
「そっか、でもね、今日は買わないよ
「え~なんでよーーー
「今日の風くんは、おりこうじゃなかった時があったでしょ。」
「・・・・・・」(思い当たることがあるらしい)
「でも、欲しいの?」
しっかりとうなずく風。
目標の設定
「じゃあ、どうしたら買ってくれると思う?」
現状の分析と対策
「風くんがおりこうになったら。」
「そうだね。じゃあまた今度は買ってもらえるようにおりこうになろうね。」
「うん!」
またもやしっかりとうなずいた風。
彼は私が時々壁になることを知っている。
ママがダメっといったら、
愛嬌をふりまいても
泣いても
喚いても
怒っても
絶対ダメがくつがえらない時があるのを知っている。
今日もダメだと思ったのだろう、やけに素直に納得した。

・・・と思ったら、

「パパ~

がっくし・・・。
(でも、これはこれで、
風なりに”目標を達成するにはどうすればいいか”を
考えての行動なんだろうな~と苦笑)


いつもだったら買ってくれるパパが今日は違った
(パパは大概買ってくれます)
夫も今日の風の我がままぶりに、
少々ご立腹だった様子。

「なんでよっ
と怒っている風を呼んでまた話をする。
「あのね、パパもママもおんなじ気持ち。
今日の風はおりこうじゃなかったから、買いません
いつもだったら、パパ買ってくれるでしょ?
どうして今日はダメっていったんだと思う?」
「・・・じゃあ、今度おりこうになったら買ってね。」
「うん、わかった。お約束する。」
これで風は納得してくれました。

おおお~~~


さて問題は、次回までそのことを風が覚えているだけの記憶力があるかどうか(爆)
もうすぐ5歳になる花は、
さすがに記憶力がついてきて、
ついうっかり約束したことでもしっかりと覚えていますが、
風の記憶力はまだおぼろげ・・・。

注意されたことでも3分で忘れます(苦笑)
(にわとりかっ!)

まぁ、コーチングも日々のトレーニングです。
コーチングの土壌だけは育ってきていると思うことにしよう