黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

一体、何が嫌なのか・・・

2007年12月04日 | はるの子育てコーチング日記
3歳の風は、最近何でも「自分で~」
洋服も自分で選びたがるし、
彼なりにこだわりがあるようで、
いちいちうるさい

今の彼のこだわり?は、
じぃじとばぁばが買ってくれた新しいズボン。
正直いって、まだサイズが大きすぎ
ウエストは履いているとずり落ちてくるし、
裾は3重に折らないと履けません。
(10センチ以上折ってあるよ

昨日はそれでも、気が済むならばと履いていかせたけれど、
夜寝る時も履くといい、
(これはなんとか納得させた)
今朝もあのズボンを履くという。

「あのズボンはお洗濯してあげるから、今日はこっちのズボンにしなさい。」
と、お着替えを用意して、私が歯磨きしていると、
リビングから号泣している風の声と、
それをなだめている花の声が聞こえてきた。

「どうしたの?風くん、何が悲しいん?」
「おっきいのーーーおっきいのーーー
「そっか、おっきいズボンがよかったんや。」
(おっ!リフレイン(オウム返し)共感使ってるやん!)
「風くん、おっきいズボンがいいの・・・。」
(おっ、泣き方がトーンダウンしてる・・・)
「そっか。じゃあ、これはどう?」
(おっ!今度は提案?)
と、なぜだかリビングからはふたりの爆笑する声が
何なんだ気になるやん。
歯磨きを終わらせて、リビングに戻ってみると、
そこには・・・

私のジーンズを履いて嬉しそうに笑っている風の姿が・・・

その後も、「ちゃんとズボン履きなさい」といわれて、
「もう、おでかけするよ。」
というと、これまた号泣

ったく、もう、何なんよ

しっかり抱きとめて聴いてみると、
「ママが大好きなのぉーーー
といっている。
よくよく聴いてみると、
”ママに置いていかれる”と思ったみたい
それが悲しかったんですって。
ズボンが履けないことじゃなかったのね。

「じゃ、ママは風くんのこと嫌いになっちゃったと思う?」
ときくと、ぶんぶんと首を横に振る。
「ママは風が大好きだから、大丈夫だよ。」
というと、とたんに元気復活。
顔には涙のあとが幾筋も・・・。

本当に、朝から戦争です