前日は千仏鍾乳洞入り口に到達した所までお話しました
写真の通り入り口は大きな柱が垂れ下がりまるで入り口を塞ぐ
ようでしたが、中に入ると、その奥行きの深さには驚かされました
もう行けないだろう・・・と思う箇所が有りましたが、それでも階段
だったり背を低くして通ったり、随分奥の方まで入ることが出来ま
した。洞穴は意外と気温が高く多湿でした。お陰で下着が濡れるほど
汗をかきましたよ。
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洞穴には入り口で擦れ違った若者以外は誰もいなくて僕らだけでした
帰り道幾人かの人達とすれ違いましたが、それでも土曜日にしては
少ないほうでしょう。上は駐車場から千仏鍾乳洞へつながる入り口で
写真右端の階段を下っていきます。
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上は、下りきった所にある管理事務所と茶店です
洞穴から出てきたら外は激しい雨になって居ました。取り敢えず
茶店に入り早めの昼食を摂ることにしたのですが、昼食が終わっても
雨は止む気配すら有りません。大体こういう場所には駐車場まで持って
行ける傘などが用意されているものですが、残念ながらここには置いて
有りませんでした。
仕方なく茶店の人に傘を借りて、駐車場まで自分の傘を取りに行くこと
にしましたが、これが「死ぬ思い」をする原因となってしまいました。
最初に、下りて来るときに「上りは大変だ・・・」と思っていた急な傾斜を
途中二度ほど休みましたが、それでも10分余りで登り切りました。
車でゴルフ用の雨具に着替え、持参していた傘を持って再び、急勾配の
坂を下って行きました。茶店で5分ほど休んでからカミサンと連れ立って
駐車場へと上り始めたのですが、道半ばにして胸が苦しくなり吐き気まで
催して「倒れるかも・・・」と、覚悟しました。
吐き気と目眩と息苦しさで、こうなるとどうしようも有りませんね
死ぬかと思いましたよ。
そこにへたり込んで10分ほど休んだら、幾分気分も良くなって
休み休みに、何とか駐車場まで上がりきりました。
もう、そういう年齢になっていたんですね、思い知らされました
思い返してみると、食後直ぐに激しい運動を、それも急坂を上り、下り
そしてまた上った訳ですからね・・・思わず知らず無理をしていたのです
懲りました。毎日散歩はしていても、山登りの役には立ちませんね。