苦味が苦手な人は多いと思います。かくいう私も、どちらかというと
苦いのは苦手です。特に薬の苦さは厭ですね。そんな私が苦い甘夏酒
を上手いと思うのはその「飲み方」を思いついてからです。
昨年4月に津和野から萩を旅した時に、笠山山道の売店で「甘夏」を
買い求めて帰り。それを「甘夏酒」に作ったことで、飲むためには
その苦さを克服しないと折角の甘夏酒が台無しになってしまうからで
色々と工夫した中で、先ずグラス一杯に氷を入れて、グラス6分目まで
甘夏酒を注ぎ、氷が甘夏酒に隠れる位まで溶けるのを待って飲むと
実に上手かったのです。以来続けて飲むようになっています。
今年に入ってご近所の人から「八朔」を10個ほど頂いて、どうするか
思案しましたが、これを果実酒にするには飲む人がいなくては作り甲斐
がないので止めにして、代わりに思いついたのが「八朔ゼリー」でした
過去に作って実績があるミカンゼリーと同じように作ってみましたが
苦味は取れませんでした。結局、苦い苦い八朔ゼリーが大量に出来上がり
仕方がないので、一人で毎日少しずつ頂いております。
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甘夏酒で苦味には慣れていますが、ゼリーが苦いのは初めてでした
しかし慣れるものですね。これも癖になる苦味・・・とでもいいますか
食後に頂いています。
苦いの大好きな人がいらっしゃれば差し上げたいと思いますが
なかなかねぇ~こればっかりは。
苦み走ったいい男・・・なんて使われ方もしますが・・・
関係無いですよねっ!