子供は一人じゃ作れない!非協力的な夫と私の妊活奮闘記

不妊治療に非協力的な夫クマ吉とすったもんだの末に妊娠。不妊治療の様子、高齢出産、育児の様子を綴っています。

もやしっ子

2019-07-22 | 私の夫の妊活の末の妊娠日記
「ぎゃあああああん😫😫😫😫😫!!!!嫌だって言ってるじゃないかあーーーーー!!!!!!
「うわああああーーーーーーーんん!!!!これが欲しいのーーーー😭😭😭😭😬!!!!!!」
 
 
クマ子夫婦の週末はだいたい男の子の喚き声で目が覚めます。
 
 
ご近所さんから聞こえる断末魔の叫び。
それはそれは猛獣もひるむようなすごい駄々のこねようで、部外者ながらお母さんお父さん大変だろうなあ、思っています。
 
 
 
一般的に物が欲しくて駄々をこねたり、何か思い通りにいかなくて地団駄を踏むのってだいたい幼稚園、小学校せいぜい1、2年生なんじゃ、、、と思っているのですが、聞こえてくる泣き喚き声はどう考えても小学校4、5年生ぐらい。
 
 
尋常じゃないぐらい喚いて泣いて親に自分の意思を通そうとしているようなのです。
もしかしたら、こうしたらお母さんが言うことを聞いてくれるって学習しちゃったのかな。
 
 
 
先日、とある子育ての専門家に言われたことがあります。
 
「赤ちゃんのうちからダメなものはダメ、と理解させること」
 
 
これを聞いてクマ子のもポカーン😲してたのですが、その方曰く、赤ちゃんがミルクが欲しかったりオムツを替えて欲しかったして泣くたび「あら、赤ちゃんどうしたの〜??」とすぐさま駆けつけるのはNGだということ。
 
 
これを続けていくと、赤ちゃんは泣けばお母さんがかけよって言うことを聞いてくれる、と学習するらしいのです。
 
 
そして2歳3歳と大きくなると、今度はスーパーなので「これ買ってー!!!」とその場で駄々をこねやすくなるのだとか。
 
 
 
「赤ちゃんはね、賢いよ。だから泣き始めたらすぐ駆けつけてあやすんじゃなくて、ちょっと間を置くといいの。お母さんは赤ちゃんの言いなりではない、ということを理解させるのよ。」
 
 
 
これを聞いてクマ子、なんか意外でした。
泣いたらすぐ赤ちゃんを抱っこしてあげるのが親の愛情だと思ってたから。そしてフランス人の友人が言ってた言葉を思い出しました。
 
 
その🇫🇷の友人が日本の育児を見て不思議がってたのです。
日本では赤ちゃん言葉を使って会話したり赤ちゃんと一緒の部屋で寝たり、子供を自転車の後ろに乗せて移動したり。
 
 
 
フランスでは夜寝る時も赤ちゃんは別室らしい。
あくまでも寝室は夫婦の部屋で、赤ちゃんの泣き声が聞こえたら赤ちゃんの部屋に様子を見にいくそう。「そうすることで自立心ができるから。」
 
 
その言葉を今思い出し、合点してます。
たしかに泣いたからといってハイハイとお母さんが言うこと聞いてたらくせになるかもしれないなあ。
 
 
 
そして子育て専門家は続けます。
「それにね、赤ちゃんは泣けば泣くほど心肺機能が強くなるの。そういう意味でも泣かせておくことは必要なのよ。じゃないと将来もやしみたいな子になっちゃうから」。
 
 
 
 
 
 
その方に言われたことを考えながら散歩にでると、向かいから小学生4年生ぐらいの男の子が歩いてきました。ランドセルを背負っているのでちょうど下校時刻なのかしら。
 
 
 
すれ違い様にみると少年は色がとっても白くって、体も細くってうつむきがちで目がおどおど。
 
 
 
なんとなくその少年を目で追っていると、なんとあの断末魔の泣き喚き声が聞こえる家に入っていくではありませんか。
 
 
「もやしみたいな子になっちゃうよ」
 
 
専門家の言葉がありありと蘇る、、。
 
 
 
赤ちゃんにはしっかり泣いてもらおうと決めたクマ子です。