落書き帳

皇室評論家って、つまらない奴ばかり
専門家? ホントに?

薄汚い野望から愛子さまを守ろう!

2024-05-28 21:16:52 | 皇室の話(3)
最近は、皇室に関する記事を書くことを引退したつもりでいたのだが、しばらく書き続けていたら、また、情報が集まりだしてしまった。

「女性自身」令和6年6月11日号に「愛子さま 自由恋愛剥奪へ 岸田首相が皇室典範改悪」と題する記事がある。

嫌な話であるが、以下のようなことが書いてある。
-----引用開始-----
《旧宮家の男系男子を養子として皇籍に復帰させる》という提案に、ある意図が透けて見えると、宮内庁関係者は語る。
「旧宮家の”男系男子”といっても、国民にとっては親しみのない存在で、受け入れられるかは疑問が残ります。それにもかかわらず自民党が養子案に固執するのは、あるもくろみがあるからでしょう。
 かねて愛子さまをはじめとする女性皇族と”旧宮家男子”の結婚を実現させようとする声が、保守系の少なからぬ議員から上がっているのです」
 安倍晋三元首相は、’17年2月の有識者会議メンバーとの会食の席で、「女性皇族が『旧宮家』の男性を恋に落ちて結婚し、男子が生まれたら万々歳なんですが」と発言したと報じられている。
 「80年近く前に皇室から離れた旧宮家が、国民になじみのない存在だということは、”男系派”の議員たちも認識しています。
 しかし、いま国民から絶大な支持を受けている愛子さまが、旧宮家の男系男子と結婚してくだされば、男系での皇位継承が今後も維持され、国民の支持を広げられるという構想なのでしょう」(前出・皇室担当記者)
-----引用終了-----

旧宮家の男子を愛子さまのお相手候補として報じる記事は以前から見かけたが、つくづく頭にくる話だ。

男系継承などという空虚な原理の確保のために、いや、そもそも、愛子内親王殿下の結婚について口にして欲しくない。

こんな薄汚い野望は、徹底的に打ち砕いてやらなければならない。
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騙されないために、森暢平氏の記事は必見

2024-05-28 20:44:33 | 皇室の話(3)
ネット上では「週刊エコノミスト」で配信、紙面では「サンデー毎日」に掲載されているのだが、皇位継承の議論に関係する森暢平氏の記事は、この議論を考えようとする者にとっては、非常に参考になる。

最新は、令和6年5月27日配信の「140年前より後退したニッポンの女性天皇議論 成城大教授・森暢平」。

明治時代の人々の議論に比べ、今の政治家の議論が如何に軽薄で姑息で卑怯なものであるかが良く分かる。

他の連載記事を見ても、旧宮家というのがどのような存在であったか、厳しく、正確に指摘されている。

旧宮家については、世の中に、なんとなく高貴で素晴らしい人たちなんだろうという幻想が存在しているように思う。

根拠があってそう思うのなら結構なことであるが、根拠なくそういう思いを抱いているのであれば、それは幻想というべきであり、幻想に流されて制度化するというのは危ういことである。

森暢平氏の連載は、そういった幻想を次々に打ち砕いていく。

こういう作業をする人はなかなかおらず、貴重な論文である。

騙されないために、必見。
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