令和6年6月12日、「安定的な皇位継承の与野党協議、今国会会期末までの合意見送りへ…隔たり依然大きく」と題する読売新聞の記事がある。
「衆参両院は11日、安定的な皇位継承に関する与野党協議を巡り、当初目指していた今国会会期末までの合意形成を断念する方向で調整に入った。」とあるのだが、「安定的な皇位継承に関する与野党協議を巡り」というのは正確ではないように思う。
筆者としても、皇位継承の議論を正面からするというのであれば、歓迎していたところだ。
そうではなく、「皇位継承の議論」とは切り離すという建前を打ち出しつつ、実のところ男系男子の維持・固定化を前提とし、皇族数の確保というズレた議論をしようとしていたので、それは騙しであると思ったのである。
とりあえず、そのような騙しがそのまま押し通されることは、当面はないようではある。
しかし、見送るといって結局議論がなされないまま時が過ぎ、再び同じような騙しの仕方で再登場となることのないように期待したいところだ。
「衆参両院は11日、安定的な皇位継承に関する与野党協議を巡り、当初目指していた今国会会期末までの合意形成を断念する方向で調整に入った。」とあるのだが、「安定的な皇位継承に関する与野党協議を巡り」というのは正確ではないように思う。
筆者としても、皇位継承の議論を正面からするというのであれば、歓迎していたところだ。
そうではなく、「皇位継承の議論」とは切り離すという建前を打ち出しつつ、実のところ男系男子の維持・固定化を前提とし、皇族数の確保というズレた議論をしようとしていたので、それは騙しであると思ったのである。
とりあえず、そのような騙しがそのまま押し通されることは、当面はないようではある。
しかし、見送るといって結局議論がなされないまま時が過ぎ、再び同じような騙しの仕方で再登場となることのないように期待したいところだ。