西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

6/14 第18節 横浜FC戦 (京都・西京極競技場)

2015年06月14日 21時37分56秒 | サンガ観戦レポート2015
雅也ラストゲーム、笑顔で送り出せず

近畿も梅雨入りし、雨続きの一週間だったが、
雅也のサンガラストゲームとなる横浜戦当日はなんとか天候回復。
今日は妖怪ウォッチジバニャンのステージイベントもあって
サンガスクエアはいつになく活気が溢れている。
キックオフ時間が近づくにつれてスタンドも埋まって来てイイ雰囲気。
こういう時に良い内容のサッカーでリピーターを増やしたいところだ。

【サンガのスタメン】
 GK:山田
 DF:石櫃、菅沼、バヤリッツア、内田
 MF:駒井、磐瀬、原川、奥川
 FW:ダニエル・ロビーニョ、大黒
SUB:土井、山口、下畠、山瀬、和田、宮吉、有田

ナミルが前節負傷して戦線離脱。代役ボランチは原川と磐瀬。
磐瀬の代わりに左サイドに入るのが恭兵。
対戦相手は中盤を省略し長身FW大久保へのロングボール主体で、
現在11位につけている横浜FC。
中盤を丁寧につないでいくサンガのスタイルとは真逆の戦術。
どちらの得意な展開になるかで結果が変わるというのが戦前の僕の予想だったが…

【試合感想】
序盤はほぼ100%サンガのペース。
ボランチに起用されたリキ(原川)とゴー(磐瀬)が中盤のセカンドボールを拾い、
最終ラインは落ち着いて大久保を抑え込んでいた。
前線ではシュートまでいけないものの、チャンスは数多く演出できていた。

それなのに…

試合が動いたのは前半30分過ぎにペナルティエリアちょっと外で与えた横浜のFK。
キッカーは横浜MF松下。
じらされ、じらされ、じらされた末に蹴られたボールはなんと直接ゴール。
元気、一歩も動けず…っていうか動けよ、少しぐらい!
何のためにポジション確認やら壁への指示やらやってたんだ、と。
こういう点の獲られ方はテンションが下がる

この失点でサンガ選手も気落ちしたのが明らかにわかった。
セカンドボールを拾えない。
前線にもボールが収まらない。
試合の主導権を完全に失ってしまった。

後半に入るといきなり開始1分でサンガの左サイドをえぐられ、
簡単にゴール前にクロスを入れられ、小池に決められあっという間に2点差に。
後半横浜唯一のシュートが失点につながるという運の無さ。
サンガサポーターのテンション、さらにだだ下がり
曇り空ではあるが、湿度が高く、応援がしんどい。
しんどいけれど、ギブアップはできない。

試合も残り10分を切り、ここでゴール出来なかったらもう負け決定という場面。
サンガのコーナーキックのチャンス。
ビツの蹴った低い弾道でニアに入れたクロスにバキの右足ボレー一閃
ようやく…ようやく一点を返すが反撃はここまで。
1-2と試合の形にこそなったものの、内容には大いに不満足。
久々の観客一万人オーバーなのに、アピール大失敗
さぞやサンガの営業は頭が痛かろう…

試合終了後、雅也のザルツブルク移籍の挨拶があったが、
こんな試合内容では笑顔になれない。
後半ほとんど存在感のなかった雅也。
オーストリア行ったらもっとフィジカルもメンタルも鍛えないと通用しないよ。
ホンマ、がんばれ!

あ~、しんどい…

【試合結果】 京都1-2横浜FC

【観客数】 14,811人(年間目標まであと135,574人…ホームゲーム残り12)

【得点者】
 京都 : バヤリッツア84
 横浜FC : 松下34、小池46

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:山田4
 DF:石櫃5、菅沼5、バヤリッツア5.5、内田5
 MF:駒井5(84分 山瀬5)、磐瀬5、原川4.5(69分 宮吉5)、奥川4
 FW:ロビーニョ4(HT 有田5)、大黒4.5

【今日の私的MOM】
 バヤリッツア:萎える心を抑え最後まで応援を続けられたのはバキのゴールゆえ

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6/6 第17節 大分トリニータ戦 (大分・大分銀行ドーム)

2015年06月07日 18時37分51秒 | サンガ観戦レポート2015
追いつ追われつ意地のシーソーゲームは痛み分け

「これは戦争だ!」
前節終了後、最下位に沈む大分は就任4年の田坂監督解任を決定、
この日初指揮となる代行・柳田監督、京都戦に臨むにあたっての言葉である。
もちろん新体制で再起を図る大分も勝ちたいだろうが、
京都だって3連勝がかかる一戦、是非とも勝ちたい。
どちらの気持ちが勝るのか?
サポーターに示せ!

雨の京都を夜中に出発、とぎれとぎれの東九州道を通り、ビッグアイに9時到着。
雨はすっかり上がり、梅雨らしくない清々しい晴天となった。
前回ビッグアイに来たのは2009年シーズン、まだ九州石油ドームと呼ばれていた頃。
実に6年ぶりなのだが…当時からあまり変わってない印象。
とりあえずスタジアムグルメ・大分名物のとり天と日田焼きそばで腹ごしらえ。
日田焼きそばって…もやし比率が高いところが特徴…なのカナ?

監督代行が“戦争”と意気込んでる割には集まった大分サポーターは少ない。
ゴール裏で飛び跳ねているメンバーのほとんどは西京極に来たくらいの数。
J1昇格した当時の勢いを知っているだけに敵ながら寂しさを感じる。
だが、同情出来るほどウチに余裕がある訳でもない。
勝たせてもらうぜ!その為に片道780Kmも運転してきたんだから。

【サンガのスタメン】
 GK:山田
 DF:石櫃、菅沼、バヤリッツア、磐瀬
 MF:駒井、金南一、原川、奥川
 FW:ダニエル・ロビーニョ、大黒
SUB:土井、内田、下畠、黄辰成、山瀬、和田、宮吉

先日ザルツブルク移籍が公式発表された奥川クンは前節同様左ウイングで先発。
スタメン、ベンチメンバーで前回から変わったのはミヤが入っている位か?
対する大分には元サンガのサンペーがいるが、怪我で離脱中。
サンペーのプレーも観たかったが、まぁ恩返し弾喰らうのもイヤなので…

【試合感想】
試合開始2分、いきなり試合は動いた。
我々サンガ側から遠いサイドの大分ゴール前にサンガが攻め込み、
なんかゴチャゴチャしているうちに…

は、入った?

どうやらサンガのゴールが決まった様だが、
サンガサポーター席からはどんな形で入ったのか、誰が決めたのかも分らなかった。

だれ? だれ? だれ?

誰の応援歌を歌えばいいのかみんながアタフタしているうちに
決めたのはどうやら奥川クンだと判明。
遅ればせながら移籍の置き土産となる初ゴールを祝うチャントを開始!

♪ゴールう~ばえ~(ウバイマシタケド)おくが~わまさや~
 むらさ~きの魂込めて~ おく~がわま~さや~ マ!サ!ヤ!♪


このゴール、ハーフタイム時にスクリーンに映されたハイライト映像で確認したら
ゴチャゴチャどころかきれいなゴールだった。
ロビーニョのシュートがクロスバー直撃!(なんで入らないのかな~ロビーニョ?)
その跳ね返りをまず大黒が落として止めたところを奥川が利き足の逆で決めたもの。
アメフットのフィールドゴールの様なゴールでした。

良い入りをしたサンガだったが、17分にナミルが痛んで退場。
緊急対応で和田Jr.投入し、原川をボランチに下げるがこれが良くなかった。
Jr.のところでボールが収まらず、原川が中盤の底でボールを持つとテンポが遅くなる。
その結果、大分の猛反撃を喰らうハメとなった。
どうにかこうにか耐えて来たサンガ守備陣だったが、
前半30分あたりで中途半端な守備からボールを繋がれて
ゴール前でフリーとなった大分MF後藤に同点ゴールを決められる。
あ~もったいない。

後半に入ってもゲームの流れは大分だった。
後半10分過ぎに大分に与えたFK。
ゴールから結構距離があった様に思ったので
「まさか直接はあるまい」と油断していたのだが、そのまさかが起きた。
FKのキッカーは既に同点ゴールを決めている後藤。
その後藤が蹴ったボールはまさに入れるならココしかないという
ニアサイドのゴール上隅に叩き込まれ、逆転を許す。

イテテテテ…

痛い状況ではあったが、まだ試合を諦める点差でも時間でもない。
気を取り直して気合を入れ直し、声を上げるサンガサポーター。
人数は少ないけど、気持ちでは負けてへんで~!!

後半も半ばを過ぎると大分にも疲れが見え始め運動量が落ちてきた。
それも影響してかようやくサンガが攻勢に転じる。

目立ったのはロビーニョと大黒の2トップの裏を狙う動き。
そしてこの日がバースデーである善成のドリブルでの仕掛けである。
本人も試合前のコメントで「バースデーゴールを決めたい」と云っていたが、
再三突破を図る善成だが、なかなかシュートまでいけない。
さらに主審・前田のジャッジが善成に“だけ”厳し過ぎる!
PKもらえても良さそうなくらいのチャージを受けても採ってくれない。
寝てんナ、審判!

思わぬホームデシジョンを体感していた後半20分過ぎ。
ゴールへ執念を燃やす善成がドリブルで右サイドで仕掛け、ゴール前へクロス。
そのクロスをファーで待ち構えていたのは違いを見せる男・大黒サマ。

ズドン!

大黒サマのスーパーなボレーシュートが決まり、ついに同点!
よっしゃ~この勢いでもう一点決めて再逆転や~!!!!

その後もサンガは攻勢を続け、大黒サマがネットを揺らしたシーンもあったが、
そこはオフサイド判定でぬか喜び。
意地と意地、個人技と個人技がぶつかりあった一戦は
勝ち点3が欲しかった両チームにとっては痛み分けのドローとなった。

大分サポにとってみれば2-1のまま逃げ切りたかった試合。
京都サポにとってはあのオフサイド判定がなければ3-2で勝てた試合。
だが、お互い相手に勝ち点3を与えなかったことに納得するしかないだろう。

試合終了後、サンペーがビジター席まで挨拶に来てくれた。

怪我で離脱中にもかかわらず来てくれたその気持ちが嬉しい。
「サンガサポーターの事は今でも応援してる!」ありがとう!うれしいよ!
「一緒に残留しよう!」って…おい、現実的過ぎるゾ!(苦笑)
さいごにサンペーのチャントで笑ってお別れ。

♪サンペイ ゴ~ル~ サンペイ ゴ~ォル~
 ひとつ ふたつ みつひらか~ずし~♪


【試合結果】 大分2-2京都

【観客数】 5,355人(4万人収容のドームにこの入りじゃ寂しいゾ)

【得点者】
 大分 : 後藤32、58
 京都 : 奥川2、大黒68

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:山田5.5
 DF:石櫃5、菅沼5、バヤリッツア5.5、磐瀬5
 MF:駒井6、金南一5.5(17分 和田4.5 → 88分 山瀬-)、原川4.5、奥川6
 FW:ダニエル・ロビーニョ6(74分 内田5.5)、大黒6

【今日の私的MOM】
 大黒 将志 :スーパーなゴールで勝ち点1を死守。違いを見せた!

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5/31 第16節 ロアッソ熊本戦 (京都・西京極競技場)

2015年05月31日 18時13分55秒 | サンガ観戦レポート2015
写真:さすがビリケンさんも応援してらっしゃる、笑いのツボを押さえた試合運びですナ

毎度馬鹿馬鹿しいお笑いを一席

這えば立て、立てば歩めの親心と申しますナ。
前節アウェイで完封勝利したサンガF.C.。
今度は今季初の連勝を、と望むのはサポとして当然です。
ましてや3試合ぶりのホームゲームですから、尚更でございます。

心配しておりました天気も回復しまして良過ぎるくらいのカンカン照り。
こうなると暑過ぎて選手のスタミナが心配になりますナ。

【サンガのスタメン】
 GK:山田
 DF:石櫃、菅沼、バヤリッツア、磐瀬
 MF:駒井、金南一、原川、奥川
 FW:ダニエル・ロビーニョ、大黒
SUB:土井、内田、下畠、黄辰成、和田、佐々木、山瀬

前節からの変更は山口→バキ、有田→ロビーニョだけですナ。
奥川クンには今日こそゴールを決めてもらいたいところ。
他の生え抜きメンバーにも良いトコ見せて欲しいモンですナ。

【試合感想】
試合が始まるってぇと熊本サンが俄然ヤル気を出してこられます。
前から前から果敢なプレス。サンガはタジタジ。
ですが、相手も決して調子が良いってわけじゃあございません。
セカンドボールは拾われるものの、フィニッシュまではいけませんナ。
ウチとしては助かります。

結局前半、熊本サンが攻めるには攻めたものの決められない…
コレ、サンガで散々見せられた悪いパターンですナ。

案の定、後半になると両サイドのプレッシャーがなくなって
サンガが攻め上がれる様になってきます。
特に右サイドのビツっあんからのチャンスメイクでゴールの匂いがプンプンしますナ。

いつか、いつかと、心待ちにしていたゴールが生まれたのは後半5分過ぎ。
左サイド奥川クンの突破からロビーニョがシュート、一旦熊本GKに弾かれたところへ
飛び込んできたのは生え抜き善成クンでございます。
善成クンが押し込んだボールはGKの飛び出したゴールにコロコロコロ…
なんとネットを揺らさないやさし~いゴール。

ここまで頑張ってきた熊本サンの心が、このゴールでポキッと折れるのが聴こえましたナ。
急に運動量が落っこちます。
こうなるとサンガの流れですナ。

その10分後、今度は右サイドのビツっあんが粘って得たコーナーキック。
ビツっあんの蹴ったボールにロビーニョがヘッドで合わすもこれまた決まらず、
決めたのは熊本でもプレーした経験のある駿哉でございます。
これまたムリヤリ押し込んだボールがコロコロコロ…泥臭く2点目です。

さぁ、あとは3点目を獲って試合を決めちまおうって勢いですが、
そこは予想の斜め45度にいってくれるサンガです。
追加点獲るでもなし、2-0で逃げ切るでもなし、フラフラしてます。

アディショナルタイム4分、これはビミョーな残り時間です。
サンガサポはもうエエわって感じで試合を終わらそうとします。
逃げ切り用の“京都まつり”久々の大合唱です。

♪きょ~うとアレアレオーオー きょ~うとアレアレオーオー
 オ~きょ~うと オ~きょ~うと アレアレきょ~うとオー♪


で、試合は2-0のままで終わったんだろって?
んなわけないじゃないですか。
せっかく京都くんだりまできてもらったんだから
もちろん最後の最後にちゃ~んと熊本サンにはおみやげを持たせましたナ。
ラストワンプレーのCKから1ゴール。

おあとがよろしいようで。
チャカチャンリンチャンリンチャンリンデンデン♪


【試合結果】 京都2-1熊本

【観客数】 7,827人(年間目標まであと150,385人…ホームゲーム残り13)

【得点者】
 京都 :駒井53、菅沼65
 熊本 :クォンハンジン90+5

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:山田5.5
 DF:石櫃6、菅沼6、バヤリッツア5.5、磐瀬5.5
 MF:駒井6、金南一6、原川5、奥川5.5(85分 佐々木5.5)
 FW:ダニエル・ロビーニョ5.5(70分 山瀬5.5)、大黒5

【今日の私的MOM】
 菅沼 駿哉 :恩返しゴールを決め、94分までは失点を許さなかった…ケド(苦笑)

最後にヤラカシチャッタところを謝る駿哉。勝ってるから笑えたけど、次はちゃんとしてね!

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5/9 第13節 東京ヴェルディ戦 (京都・西京極競技場)

2015年05月09日 21時57分29秒 | サンガ観戦レポート2015
写真:別に1-1のドローをパーサが予告したポーズじゃないッス…(^^;)

チャレンジする気持ちが生んだゴールでドロー

なかなか浮上の兆しが見えないサンガ。
選手、監督、クラブスタッフ、我々サポーター、今はみな深い悩みの中。
目の前の試合に勝つしかないのは分ってはいるが、
正直どうすれば勝てるのかが分らない。
対戦相手の順位は問題ではない。
サッカーの技術やスタミナが一朝一夕でつく訳でもない。
勝利への執着心、気持ちで相手を上回れるかどうかだけ。

開場前のサポーターミーティングではいろいろな意見が出た。
サポーターはサポーターで強い危機感を持っている。
選手にこの想いを伝える術はないのか?
選手を後押しする応援とは何なのか?
選手もサポも一緒に悩み、苦しみ、闘う。
今がチームもサポーターも我慢の時

【サンガのスタメン】
 GK:山田
 DF:菅沼、山口、磐瀬
 MF:石櫃、駒井、佐々木、有田、伊藤、和田
 FW:大黒
SUB:土井、内田、下畠、原川、山瀬、ダニエル・ロビーニョ、宮吉

またまた前節からメンバーもシステムも大きくイジってきた和田監督。
いつもの4バックを3バックに変更。
(前節システム変更して失敗してるんじゃないの?)
累積出場停止のナミルの代役ボランチは…専門ではない勇人。
(なぜ、ボランチ経験者の原川を使わないのか?)
有田をターゲット役にするつもりなのかMF起用。
(ヘンな使い方しないで大黒とツートップにすりゃいいじゃん!)
いろいろと“?”なスタメン、まだシステム模索中感バリバリだな~。
ベンチにはグル―ジャ盛岡から移籍してきたGK土井康平と今季初ベンチの翔吾。

【試合感想】
試合への入り方は良かった。
ボールへの寄せも速かったし、攻守の切り替えもヴェルディより速かった。
心配していた3バックも機能している。
両サイドバックを攻撃に専念させる事で役割が明確になるという効果はあった。
中盤はボランチのはずの勇人が縦横無尽に走り回り流れを掴んでいる。
ノーボランチ状態も悪くない。

だが、この良い流れの中でもシュートまで持っていけないのが今のサンガ。
エース・大黒へ良いボールが出せない。
試合が膠着するとワンチャンスで失点してしまうのも今のサンガ。
この日も前半唯一と云って良いヴェルディのカウンターに
ここまで安定していた3バックが撹乱され失点。
失点を喰らうと途端に後手を踏むいつもの展開に。

またか…

内容は悪くない。
1点なら逆転の可能性は十分にある。
大事な事は追加点を許さない事。
その点は選手も分っていた様で、後半に入って守備は再び安定した。

僕が陣取るバックスタンド寄りのサポ席では
試合に見入ってしまい、応援が途切れがちになる人達が目立つ。
ここがサポーターの頑張りどころ!声を止めずに!もっと声を出そう!
選手を走らせるのは俺達の声なのだ!

後半も残り時間がわずかになった30分過ぎ、
優汰がドリブルで仕掛け、ヴェルディの左サイドを突破する。
そして低い弾道のクロス。
そのクロスに飛び込んだのは交代出場のロビーニョ!!

ゴ~ル!!

ロビーニョの移籍初ゴールでようやく追いついた。
イケる!まだイケる!勝ち越せサンガ!
サポーターの応援のボルテージは最高潮に達した。
選手も最後まで攻め続けた。
しかし…追加点ならず、1-1のまま終了のホイッスルを聞く。

悔しくないと云えばウソになるが、個人的には楽しめた。
優汰の仕掛け、
ロビーニョのゴール、
それは俺達の声に後押しされて生まれたゴールだと信じたい。
勝てなかったが、負けなかった。
今は自分たちを信じて続けていくしかない
選手も、サポーターも。


【試合結果】 京都1-1東京V

【観客数】 6,146人(年間目標まであと158,212人…ホームゲーム残り14、キビしいナ)

【得点者】
 京都 : ダニエル・ロビーニョ82
 東京V:平本31

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:山田5.5
 DF:菅沼5.5、山口5.5、磐瀬5.5
 MF:石櫃5.5、駒井5.5、佐々木6(65分 原川5)、有田5.5(76分 ロビーニョ5.5)、伊藤6、和田5(70分 内田5)
 FW:大黒5

【今日の私的MOM】
 伊藤 優汰 : ロビーニョのゴールを演出したドリブル突破にはシビれた!

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5/6 第12節 FC岐阜戦 (岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場)

2015年05月06日 21時04分43秒 | サンガ観戦レポート2015
写真:岐阜のイチオシキャラが監督ってのは…クラブとして淋しくないか?ま、余計なお世話ですけど…

残留争いに相応しい引き分け

GWシリーズ、中二日で臨むアウェイ岐阜戦。
最下位の岐阜とそれに負けず劣らず状態の悪いサンガ。
今はどことやっても勝てる気がしないが、そうも云っていられない。
今日負けると岐阜に勝ち点で並ばれ、得失点差で順位で上にいかれる恐れもある。
もう内容がどうこう云っていられないんすよ、ホントに。

朝7時半に京都出発、大した渋滞にも遭わず長良川到着したのは10時前。
飛騨牛コロッケと豚タン串を昼メシ代わりにして応援開始。
このところメンバーが読めないサンガだが、今日のスタメンは以下の通り。

【サンガのスタメン】
 GK:山田
 DF:石櫃、菅沼、山口、磐瀬
 MF:黄大城、金南一、駒井、佐々木、宮吉
 FW:大黒
SUB:杉本、内田、原川、山瀬、和田、ダニエル・ロビーニョ、奥川

バキは前節脚を痛めたので大事をとったのか遠征メンバー外。
代わってボランチにはナミルとどうやら善成っぽい。
善成にボランチなんてやらせたくないけど…勇人のボランチも怪しいからナ~。
で、右ウイングにテソンが久々起用。
ワントップには大黒が復帰、と今回も大幅にメンバーチェンジした和田監督。
さて効を奏するのか?


写真:試合開始直前、強化部ののぐっつあんがサポ席でスピーチ。
   何を言ってたのかさっぱり聞こえなかったけど、たぶん「がんばってるので応援してほしい」的な事に違いない。
   そんなの言われなくても応援するよ。でなきゃここまで来てないヨ。


【試合感想】
試合の入り方、悪し。
まったくボール保持出来ず、明らかに岐阜の方が動きが良い。
開始8分に右サイドを攻略され、サンガDFまったく連携ないまま簡単に失点。
なんやねん、これ?

その2、3分後にもGK元気が釣り出されて無人のゴールにシュート打たれる。
あわや追加点というシーンだったが、これは枠を外れ事無きを得る。
これが決まっていたら、ここで試合は終わっていたかもしれない。
いや、きっと終わっていただろう。

この後も、空中戦は競り負ける、
セカンドボールは拾われる、
パスはミスる、
クロスは上げても誰も反応しない、
とサンガの酷さだけが目立つ展開が続く。

後半、ロビーニョを入れても状況は変わらない。
前線にまったくボールが収まらず、枠に飛んだシュートはほぼなし。
正直なところ敗色濃厚だった。

後半15分あたりでミヤに代わってルーキー奥川クン初出場!
サンガの救世主となってくれ!
サポの期待を一身に集めた奥川クンだが、今日はイイ所なし。
技術はありそうだが、まだプロとしてやっていくには体が出来てない。
試合を動かしたのは奥川クンではなく、大黒サマだった。

後半20分、ナミルからのパスをゴール前で反転シュート!
これが見事に決まってようやく同点。
こんな難しいシュート決めるくせに、なんで簡単なシュートは枠外すねん…ブツブツ。

この後しばらく岐阜は混乱する。
この精神的な脆さはやはり最下位に沈むチームならではだろう。
流れは一気にサンガに傾いたのだが、それをゴールに結びつけることは出来なかった。
これまた調子の悪いチームゆえ。

結局試合は1-1のまま引き分け。
調子の悪い両チームの対戦に相応しい結果となった。
サンガとしては負けなくてラッキーと云うしかない内容だった。

試合終了後、サポ席前に挨拶に来たサンガイレブンのショボくれた面。
なんやねん、そんな捨てられた子犬みたいな顔すんなや!
完全に負け犬根性植えつけられとるやんけ!
気持ちで負けとんねんっ、気持ちでっ!

選手が引き揚げるのを見届けてから早々に旗を仕舞って、スタジアムを出たものの、
一緒に遠征してきたメンバーはまだスタジアムの中で居残っている。
仕方ないので出口のところでみんなを待っていたのだが、
どうやら和田監督と今井社長が謝罪(という名の言い訳)に来ていた模様。
あとで話を聞いたところ、和田監督からは
「選手はがんばっているから応援して!」と定型句のコメントだけ。
この状況になってもJ1昇格とかのたまってたらしいのだから呆れ返る。
社長に至ってはサポに「黙って話を聞け!」と逆ギレしてたらしい。
もし僕がその場に残ってたらさらにキレ返してもっと紛糾させてただろう。
その場に残っていなくて良かった…心からそう思ってます。

あらためて云わせてもらいます。
今年の目標はJ2残留です。


【試合結果】 岐阜1-1京都

【観客数】 8,463人

【得点者】
 岐阜 : 遠藤8
 京都 : 大黒65

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:山田5.5
 DF:石櫃4.5(89分 内田-)、菅沼5、山口5、磐瀬6
 MF:黄大城5(HT ロビーニョ5)、金南一5、駒井5、佐々木6、宮吉5(59分 奥川5)
 FW:大黒5.5

【今日の私的MOM】
 磐瀬 剛 : ズタボロのDFラインの中で唯一存在感を示した

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