西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

7/18 第24節 セレッソ大阪戦 (京都・西京極競技場)

2015年07月19日 01時53分01秒 | サンガ観戦レポート2015
試合前に行われた関西レジェンドマッチが実質引退試合となったレジェンド黒部。ハーフタイムにはサポに挨拶があった

新生・石丸サンガ、若手が奮起、ホーム西京極で初勝利!

和田監督解任。そして石丸コーチを監督に昇格。
クラブとして大きな決断をしたサンガだが、
新体制となった前節・アウェイ長崎戦では善戦するも0-1で敗戦。
20位まで順位を落とし、まさに非常事態
もはや相手がどこであろうとも負けられない。
勝ち点を1つでも積み上げるしかこの状況から抜け出す術はない。
我々サポーターにとってもここが正念場である。

台風11号が前夜、西日本縦断。
午前中に雨は上がったものの、湿って暑い空気漂う西京極。
京阪ダービー第2戦となるセレッソ戦。
アウェイではフォルランにハットを決められ惨敗した
もうすでにフォルランもカカウも今のセレッソにはいないが、
ホーム西京極ではあの時のリベンジを果たしたい。

【サンガのスタメン】
 GK:清水
 DF:内田、下畠、バヤリッツア、磐瀬
 MF:駒井、原川、田森、伊藤
 FW:宮吉、有田
SUB:山田、山口、黄大城、金南一、佐々木、石田、大黒

善戦するも敗れた前節・長崎戦からまたメンバーをイジってきた丸サン。
大黒、ナミルといったベテランをスタメンから外し、優汰と有田を起用。
ボランチに久々のタモさん、センターバックには下畠が入っている。

キックオフは18時とはいえ、日射しは厳しい。
選手もキツいだろうが、サポもスタミナ的にキツい試合になりそうだ。


【試合感想】
試合開始直後、いきなりスコアが動いた。
有田が仕掛け、ミヤがシュート、これを相手GKが弾いたこぼれ球を優汰がゴール!
今年はじめて前線の連携から奪った見事なゴールでサンガ先制!

先制で勢いに乗ったサンガは守勢に回るセレッソを押しまくった。
前線から積極的にプレス。大きくサイドチェンジして両サイドから揺さぶる。
DFラインは落ち着いて、かつシンプルにボールを押し返す。
誰もサボらない。それぞれが任された役割をしっかりこなす。
こうやってほしい、サポが思うイメージ通りに動く選手たち。

前半30分までは完全にサンガのペース。
そこからややセレッソにボールを持たれてピンチもあったが
集中を切らさず1点のリードを守ったまま前半終了。

完璧だ。

心配なのはスタミナ。
この蒸し暑さの中、前半のチェイスをどこまで続けられるのか?
ただベンチに大黒を温存しているのがこうなると強味かもしれない。
ハーフタイムの間にそんなことを考えつつ後半へ。

やはり後半になると前半ほどプレスが利かなくなってきた。
DFラインも時間経過と共に徐々に下がってくる。
最後はほぼ全員で自陣を固めて、セレッソの猛攻を跳ね返す形になった。

けれど、いつもならサポーター席のそこかしこから聴こえてくる
「シュートせぇや!」とか
「走れや!」とか
「ちゃんと守れや!」とかの野次はいっさい出て来ない。
攻められていても、気持ちでは負けていない
疲れていても足は止めない。
そんな選手のひたむきなプレーは辛口サポーターをも黙らせる。
いや、そんなサポーターに応援の声を絞り出させるのだ!

アディショナルタイム4分。電光掲示板見て、気が遠くなった。

長げ~よっ!

選手も必死だが、サポーターも必死。ここまで必死なのになぜか楽しい。
スタンドを煽る必要もない。云わなくてもみんな応援の声は止まらない。

主審の長い笛が鳴った瞬間、サンガサポは歓喜の声を挙げた。

挨拶に来た選手たちを笑顔で迎えるサポーター。
今日俺達サポーターを最後までがんばらせたのは
間違いなくキミたちサンガイレブンの真摯なプレーだ。
疲れたけど、楽しい。キツかったけど、またここへ来たい。
そう思わせてくれるプレーだった。

こんな試合を続けていけたら降格なんて心配しなくていい。
もっとスゲー奇跡だって起こせるかもしれない。

これで満足してはいけない。
これをどこまで続けられるか?
それが見たい。

【試合結果】 京都1-0C大阪

【観客数】 13,998人(年間目標まであと113,879人…ホームゲーム残り9)

【得点者】
 京都 : 伊藤2

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:清水6
 DF:内田6、下畠6.5、バヤリッツア6、磐瀬6
 MF:駒井6.5、原川6、田森6、伊藤6.5(62分 石田6)
 FW:宮吉6(87分 大黒-)、有田6(75分 金南一5)

【今日の私的MOM】
 下畠 翔吾 : 菅沼負傷で起用されたセンターバックで90分体を張って完封

【サンガの現在の成績】 7勝4分け13敗 勝ち点25 19位↑

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7/8 第22節 徳島ヴォルティス戦 (京都・西京極競技場)

2015年07月09日 00時46分17秒 | サンガ観戦レポート2015
淡々と試合をこなし、淡々と負ける…何の変化もなし

平日ナイター、今にも雨が降り出しそうな微妙な天候。
仕事もそこそこに切り上げて西京極へ向かう。
移動中にスタメンを確認。

【サンガのスタメン】
 GK:山田
 DF:石櫃、菅沼、バヤリッツア、磐瀬
 MF:駒井、金南一、黄辰成、和田、佐々木
 FW:大黒
SUB:杉本、内田、下畠、原川、伊藤、有田、石田

成す所なく敗れた前節とまったく同じスタメン。

なんだかな~

和田監督は、このメンバーで何か手応えを掴んだのだろうか?
少なくとも僕には何の手応えも感じられませんでしたけどね。

結局スタジアム到着したのはキックオフの10分後、大遅刻。
急いでユニに着替えて、応援旗をセットして…と。

【試合感想】
試合については…あまり語る事がない。
前節から何も変わってない

走れない。
守備はザル。
パスは雑。
攻守の切り替え遅い。
ゴールに向かう気概が感じられない。

もちろん結果は負け。
決して調子が良いとは云えない徳島相手に0-1。
前半35分過ぎにサンガの右サイド、石櫃がかわされたスペースを使われ、
入れられたクロスを(またしても)ノーマークのアレックスに決められた。
淡々と試合に臨み、淡々と時間を過ごし、淡々と負けた。

試合終了後、挨拶に来た選手は抜け殻の様。
サポーターからのヤジも選手の耳に届いている様には思えない。
本当に何の反応もない。
唯一大黒がサポーターに何か話しかけているようだったが、
離れた場所にいる僕には聞き取れない。
僕自身、選手にヤジのひとつも飛ばしたいとも思ったが、その元気もない。
試合途中で降り出した雨は土砂降りになり、試合終了の頃やんだ。
またずぶ濡れになった。
今日も応援旗を振る機会は一度もなかった。

脱力感。
虚脱感。

選手も、サポーターも、
失点する事に、そして負ける事に慣れてしまっている様に思えた。

あ~またか。
いつもの感じで負けるのかなぁ。
おもろないなぁ。

試合内容がこんなだから、
そうなってしまうのも解らなくはない。
が…

仲間との世間話は試合が終わってからすればいい。
選手へのヤジも負けた後、選手に浴びせればいい。

けれど、終了のホイッスルが鳴るその瞬間までは、
選手を信じて声の限り応援してほしい。

選手に「もっと走れや!」と野次るなら、
お前も「もっと声出せや!」と言いたい。

ただ観て試合の批評をするだけなら、
サポ席にいるより、もっと観易いサイドスタンドで観ればいい。
サポーター席は選手と一緒に戦う者の場所だ。

今日のサポーター席にはその気迫がなかった。
サポーターも淡々と試合をながめていた様に感じたのは僕だけだろうか?
その事の方が試合結果よりもショックだった。


【試合結果】 京都0-1徳島

【観客数】 3,793人(年間目標まであと127,877人…ホームゲーム残り10)

【得点者】
 徳島 : アレックス37

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:山田4
 DF:石櫃5(75分 内田5)、菅沼4、バヤリッツア4.5、磐瀬4
 MF:駒井4.5、金南一5、黄辰成5(63分 有田4.5)、和田4、佐々木5(63分 伊藤5.5)
 FW:大黒5

【今日の私的MOM】
 伊藤 優汰 : 途中出場ながら一瞬輝きを放った…でもそこまででした

【サンガの現在の成績】 6勝4分け12敗 勝ち点22 18位↓

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7/4 第21節 ファジアーノ岡山戦 (岡山・シティライトスタジアム)

2015年07月05日 18時08分48秒 | サンガ観戦レポート2015
写真:負け犬の行進の図

ユルい守備と遅い攻撃、前半戦を象徴する敗戦で折り返し

サンガがモタモタしている内にリーグ戦も折り返しまで来てしまった。
現在6勝4分10敗で勝ち点22の15位。
J1昇格の可能性より、J3へ降格する恐れの方がはるかに心配な順位。

今日の対戦相手である岡山は岩政、加地という守備のスペシャリストを補強。
その効果で堅守には定評があるが、決定力がない為に中位に甘んじている。
(それでも守備もダメで、攻撃は大黒サマ頼みのサンガよりはマシだけどネ)
リーグ戦折り返しとなる今節を連勝し後半戦反攻への足がかりと出来るのか?

選手の奮起を信じ、雨予想の中、岡山を目指して車を走らせた。
岡山に到着したのは午後4時。やはり現地は雨。
Kankoスタジアムが今年から名称が変わってシティライトスタジアムに。
どうも葬儀場みたいなネーミングで馴染まないが、ファジフーズは健在。
今年は熟成千屋牛串(600円)と京都戦限定ソフテリア抹茶あんこ(350円)を食べた。
オイシイ!試合でおみやげとして勝ち点3を持ち帰れればさらにオイシイが…

【サンガのスタメン】
 GK:山田
 DF:石櫃、菅沼、バヤリッツア、磐瀬
 MF:駒井、金南一、黄辰成、和田、佐々木
 FW:大黒
SUB:杉本、内田、下畠、原川、永島、有田、石田

勝利した前節とまったく同じスタメン&ベンチ。
これで連勝出来れば自信につながり、メンバーも固定出来るかもしれない。
そんな淡い期待を持って臨んだ試合だった。

【試合感想】
試合序盤は両チーム共慎重。
無理に攻めない、守備もセーフティ。
岡山は前評判通り守備は堅実だが、前線にボールの収まりどころがなく、
そんなに怖い印象はなかった。

なのに、やはり先に失点したのはウチでした。
前半27分、その位置からは撃たれないだろうと油断したのか、
それともシュートコースを切りにいった味方DFがブラインドになったのか、
GK・元気に「それは止めんとアカンやろ!?」と怒りたくなるミドルを決められた。

前半で1点差ならどうにかなる。
けど、2点目は取られたら絶対アカン。

と云ってるそばから後半開始10分で失点してるし。
全然マークつけてないし。
ボール持った相手に体寄せてもいないし。
元気の飛び出す判断悪くてゴールがら空きだし。
守備の連係なんて微塵も感じられないし。
こんな守備なら小学生にでもゴール決められるし。
今年前半戦のサンガの守備はずっとこの調子だし。

攻撃では岡山シュート6本に対してサンガは倍以上の14本。
善成のシュートは力なくキーパーに弾き出される。
最大のチャンスだった後半のFK、大黒サマのシュートはクロスバーを叩いた。
決定機は何度もあったが、決められない。
圧していても、圧し切れない

走れないからスペースを使えない。
足もとばかりでパスを回すから、すぐ相手に詰められて苦しくなってパスミスする。
相手に奪われるとDF以外が守備に戻ってこない。
だから簡単にカウンターを喰らう。
全部が全部、今年イヤと言うほど観て来た光景だ。

監督の采配にも疑問符がついた。
前半唯一プレイにキレがあり、前線で走り回ってくれていた勇人をいの一番に下げ、
透明人間の如く存在感のなかった和田Jr.をラスト10分切るまで使い続ける。
交代させる順番がムチャクチャだよ。

試合中も振り続いた雨でパンツまでぐしょ濡れになって、
声が嗄れるまで応援をして、
濡れて重くなった応援旗は撹乱で横に振るのみで、上げる機会は最後までなかった。
勝てなくても1回くらいは旗を振らせてほしかった。

おみやげは何もなし。
試合終了後の選手やスタッフの挨拶もルーチンワーク。
気持ちが感じられない。
このまま残り21試合もこの調子でいくのだろうか?
だとしたら何を拠り所にして応援を続けていけばいいのだろう?
なにか目に見える変化が欲しい。
クラブ側にその気がないなら…サポーターで動くしかない。

【試合結果】 岡山2-0京都

【観客数】 7,329人

【得点者】
 岡山 : 篠原27、矢島57

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:山田4
 DF:石櫃4.5、菅沼4、バヤリッツア4.5、磐瀬4.5
 MF:駒井5、金南一5、黄辰成5(61分 永島5)、和田4(82分 石田5)、佐々木5.5(61分 有田4.5)
 FW:大黒5

【今日の私的MOM】
 なし : いいところを探そうにも…見つからず

【サンガの現在の成績】 6勝4分け11敗 勝ち点22 17位↓

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6/28 第20節 ツエーゲン金沢戦 (石川・石川県西部緑地公園競技場)

2015年06月29日 14時25分42秒 | サンガ観戦レポート2015
内容より結果、初対戦は意外な勝利!

J3から昇格して現在10勝6分3敗、勝ち点36で2位の金沢。
降格して5年J2で5勝4分10敗、勝ち点19で17位のサンガ。
いかにJ2新参クラブとJ1経験クラブといっても、ここまで明確な差がつくと
さすがに相手を舐めてかかる気にはならない。
リーグ上位に君臨する強者に挑戦し、あわよくばひと泡吹かせたい…
その想いだけで金沢を目指し、京都を朝7時過ぎに出発。10時には金沢到着。

金沢へは何度か旅行や用事で訪れた事はあったが、サッカーの応援では初見参。
第七餃子で名物・ホワイト餃子を舌で堪能し、金沢城&兼六園を目で堪能した後、スタジアムへ。
ここで心が堪能できるサッカーを観せてくれるのか?


イマドキのお笑い芸人並みのフリップネタでアウェイサポの笑いをとる金沢のマスコット・ゲンゾー

【サンガのスタメン】
 GK:山田
 DF:石櫃、菅沼、バヤリッツア、磐瀬
 MF:駒井、金南一、黄辰成、和田、佐々木
 FW:大黒
SUB:杉本、内田、下畠、原川、永島、有田、石田

U-22代表に初選出されたGK元気、召集前のゲームで完封なるか?
少なくとも前節みたいなFKから直接ゴールを喰らうのだけはナシで。
他には中盤を大きくメンバーと構成を変えてきた和田監督。
大黒ワントップで佐々木、和田Jr.とジンソンが先発。
怪我から復帰したナミルがいきなりスタメン。
直前の練習試合で結果を出した永島クンと石田クンがベンチ入り。
サブGKに久し振りに大地が名を連ねた。

断続的に降り続いていた雨は、試合開始直前に止んだ。
気温はやや低めだが、スタミナの消耗は少なそうだ。
(でも応援旗はすでにズブ濡れなので、しっかり重いッスけど…)

【試合感想】
はい、いきなり失点。
開始3分ですよ、3分!
波に乗っている金沢らしく強引にサンガの右サイドをえぐりに来てクロス。
そのクロスはゴールほぼ正面でフリーの佐藤に渡り、あっさり決められる。
なぜゴール前の敵がフリーなの?
まだキックオフからのイエローサブマリンが続いているのに…

ま た か

と思いました。このままズタボロになる展開が頭をよぎりました。
が、この失点からなぜかサンガの守備が持ち直しました。
中盤でボールを拾い攻め込む金沢の攻撃をことごとく跳ね返し、
結局前半で金沢のシュートは決められた1本だけに抑え込んだ。

攻撃では25分に大黒がファウルでPKをもらい、これを自らが決め同点。
さらにその10分後、勇人からのクロスをヘッドですらして大黒逆転弾。
またその10分後、今度は勇人が移籍初ゴールで2点リードして前半終了。

正直いうと、前半に限っていえば試合内容は金沢の方が良かった。
とても2点差がつくほどサンガが攻めている印象はない

後半になると、金沢の攻めにも守りにも迷いが出てきたのか思い切りが悪くなる。
その為、空中戦の競り合い、球際へのアタックが緩くなり、
徐々にサンガがボールを支配する時間帯が長くなっていく。
だけど前半とは逆にサンガの方がシュートまでいけない。
(後半のシュート数、金沢4に対してサンガは2しかなかった)

こうなると追加点を奪うより、どう試合を終わらせるかが焦点。
今まできっちり試合を終わらせる事が出来なかったサンガですから、
これは追加点を獲るより難易度が高いかもしれんナ。
まだ残り時間が20分ある段階で攻撃面での殊勲者・勇人を下げて恭兵投入。
僕はこれを和田監督の逃げ切りのメッセージとして受け止めた。
残り時間を考えるとかなり危険な賭けにも思えたが、結果的には成功した。
金沢の攻めに精度がなかったのも幸いしたが、守り切った。

内容が良くない時に得点し、内容が良い時には点が入らない。
これもサッカーの不思議。
今は内容よりも結果が大事。
目の前の試合で勝ち点を積み上げて
早くJ3降格の恐怖から解き放たれる位置まで這い上がらないと。

ちなみにこの日は(磐瀬)剛クンの二十歳のバースデー。
試合終了後にサポーターのもとへ挨拶に来た剛クンに歌のプレゼント。
♪ハッピバースデー トゥ ユー ハッピバースデー トゥ ユー
 ハッピバースデー ディア ゴー ハッピバースデー トゥ ユー♪

 そして勝利のオ~ハイ!
チームメイトから水かけの手荒な歓迎を受けつつも嬉しそう。
選手のバースデーを祝えたのってホント久し振りだな~。

おめでとう剛!
がんばれ剛!



【試合結果】 金沢1-3京都

【観客数】 6,590人(金沢1万人チャレンジマッチ、雨に祟られ達成ならず)

【得点者】
 金沢 : 佐藤3
 京都 : 大黒25(PK)、32、佐々木43

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:山田5.5
 DF:石櫃5.5、菅沼5、バヤリッツア5.5、磐瀬5.5
 MF:駒井5.5、金南一6、黄辰成5.5(75分 有田5)、和田5、佐々木6.5(70分 内田5.5)
 FW:大黒6(90+1 永島-)

【今日の私的MOM】
 佐々木 勇人 : 大黒へのアシストと自らの1ゴール、前線からのプレスで大貢献!

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6/21 第19節 栃木SC戦 (京都・西京極競技場)

2015年06月22日 00時59分01秒 | サンガ観戦レポート2015
写真:サポーター席の階段は滝状態に…

プールと化した西京極、最後に降ったのは怒号の雨

折り返し前のホームゲームラストであり、今季初のナイター。
前節大観衆の見守る中で不甲斐ない内容だった汚名返上したいところ。
対戦相手は勝ち点19で並ぶ栃木SCだけに負けられない。

【サンガのスタメン】
 GK:山田
 DF:石櫃、菅沼、山口、内田
 MF:駒井、磐瀬、原川、山瀬
 FW:有田、大黒
SUB:土井、下畠、黄辰成、和田、ダニエル・ロビーニョ、宮吉、石田

ナミルは以前離脱中。バキは累積で出場停止。
雅也の去った中盤の穴は山瀬が埋める模様。

ピッチ内練習が始まる頃から降り出した雨は、やがて土砂降りとなり、
キックオフにはピッチはすでにプールと化していた。
まともなサッカーは期待出来そうもない。

【試合感想】
蹴ったボールが滑るかと思えば、急に止まる。
こういう時に心がけるのはプレーをシンプルに、という事だ。
ディフェンスは余裕があれば、前線にロングボールをフィードする。
余裕がないならサイドラインへ蹴り出す。

それだけでいい。

滝の様な豪雨の中で前半はそれが実践出来ていた様に思ったし、
チャンスはペナ近くでのフリーキックかあるいはコーナーキックだと思っていた。
まさに後半開始直後に得たFKから大黒が押し込んだ先制ゴールがソレだった。

シンプルに徹するならばそこからは、この虎の子の1点を守り切って
1-0で逃げ切るべきだったのだが、後半20分アクシデント発生。
守りの要だった山口が痛んで交代すると、一気に劣勢に。

雨が小雨になり、ピッチ状態が徐々に良くなって、
栃木は細かくパスをつなぐサッカーに切りかえて来たのに対して、
サンガは相変わらず中盤をすっ飛ばした縦ポン戦法。
そのロングボールには精度がなく、ルーズボールを栃木に拾われ反撃される。

こういう時に交代カードを切って守備を固めたいところだが、
サブメンバーには山口の代わりに投入した下畠以外に守備要員はいない。
残り10分、自陣ゴール前で左右に揺さぶられ、崩されて同点に。
そしてラストワンプレーで与えたFKを直接決められ逆転負け。

試合後選手はサポーター席へ挨拶に来てもただ頭を下げるだけ。
サポからはブーイングとヤジの嵐。
もう見飽きた光景。

ワザと負けようとしてるんだよね?
勝ちたくないんだね?


そうとしか思えないんだよ。
選手を信じようとしてきたけれど、信じられなくなってきた。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。
覇気のない選手に、無策な監督に腹が立つ。
なによりもこんな状態にした張本人の社長に怒りを覚える。

何も残らない、ただ濡れる為だけに西京極へ来た俺たちは
一般の人から見たらバカにしか見えないだろう。
どうせバカなんだから濡れたって風邪なんか引かない。
次もバカの一つ覚えで応援してやるよ。

バカ上等だよ!


【試合結果】 京都1-2栃木

【観客数】 3,904人(年間目標まであと131,670人…ホームゲーム残り11)

【得点者】
 京都 : 大黒49
 栃木 : 中美80、廣瀬90+5

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:山田5
 DF:石櫃5.5、菅沼5、山口5.5(65分 下畠5)、内田5
 MF:駒井5.5、磐瀬5、原川5.5、山瀬4.5(72分 宮吉4.5)
 FW:有田4、大黒5.5(88分 ロビーニョ-)

【今日の私的MOM】
 大黒 将志:特別良かった訳じゃない…他に候補がいなかっただけ

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