西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

8/25 第28節 大宮アルディージャ戦(埼玉・大宮サッカー場)

2001年08月26日 17時30分56秒 | サンガ観戦レポート2001
首位独走…と思われた大宮がよもやの3連敗。
松井の活躍によりようやく魅せるサッカーが出来た京都が入れ替わり首位。
この調子が持続できるかどうかはこの首位攻防戦にかかっている。

この日は朝8:30に京都を出発。サポ仲間とワゴン2台で一路大宮を目指す。
首都高の渋滞に巻き込まれたがなんとか開場時間の16:30頃に大宮へ到着。

入場の際にキャベツをまるごと1個いただいた。これは大宮の特産ですか?


現在の大宮は2位ながらも3連敗中。
それもこれもFWバルデス、司令塔ジョルジーニョの相次ぐ怪我により長期離脱が原因。
さらには今節はDFの要・トニーニョと岡本をも累積警告で欠く苦しい状態。
この窮状を打開する為、急遽横浜MからFW外池を補強したが、チームとの息が合うかどうか?
卑怯な気もするがここで一気に勝ち点差を広げ今後のリーグ戦を有利にしたい。

試合前の練習時、サンガの事実上のオーナー・京セラの稲盛名誉会長が激励に来られた。
選手一人一人と握手をかわし、決戦ムードが盛り上がる。
ゴール裏サポから稲盛コールがおこると稲盛会長がわざわざサポーター席へ挨拶に。
そしてサポーター一人一人とも固い握手!「ありがとう!ありがとう!」
こうなったら意地でも勝って首位キープや!

本日の先発は以下の通り。
GK:12中河
DF:16辻本、5手島、25鈴木
MF:8熱田、7朴智星、11石丸、3中村、10松井
FW:9黒部、18上野優
SUB:1平井、27角田、2野口、15松川、20安孝錬
前節のメンバーはそのまま。サブに松川が入ったのが変わったところ。

さあ試合開始!
序盤はほぼ互角の展開。お互いに出方を見ているという印象だ。
最初にチャンスを作ったのは大宮。
縦のロングパスが前線で張っていたバレーへ…
しかしそれに上手く体を合わせ防いだのは最近絶好調のDF辻本。
今日もサンガのDF陣は落ち着いて対処している。

そして均衡を破ったのは我らがサンガでした!
前半14分。熱田の右CKを黒部がヘディングシュート。
ボールは大宮DFがいったんブロックするも、
そのこぼれ球をすかさず松井がプッシュし、サンガ早々と先制!
松井クン3試合連続ゴールだ!ぜっこーちょー!!

その後、再びこう着状態が続く。
大宮は後半に入ってもサンガDF陣を崩せず決定機を作れない。
対するサンガもシュートは放つものの多くはGK正面でゴールに至らない。
なにやら「まったり」とした試合となってきた。

後半に入って流れを引き寄せたい大宮が選手を代えてくる。
既にイエローを一枚もらっている氏家に代え64分に西脇を、
さらに69分には(やはり)噛み合わない外池に代えて磯山を投入。
より単純なパワープレーを行う構えを見せる。

対するサンガは67分に大宮のマークに苦しんでいた黒部をあきらめ、松川を入れる。
これによりサンガは中盤重視の布陣となった。

じつはこの形は、前回鳥取で大宮に苦杯を舐めた際には
まったく反対の形だったのだが…大宮の三浦監督は気づいていたのか?
この方が今のDFが安定しているサンガには対応しやすいと思うのだが…

この頻繁な交代劇の中で朴がイエローをもらう。
「痛っ!これで次の湘南戦朴は累積で出られへんやんけっ!」

ところが後半残り15分あたりから大宮の猛攻が開始される。
サンガDF陣が踏ん張りと、GKピーコの好セーブで何とか凌いでいるがヤバイ!
大宮にも首位奪回の意地がある…負けるなサンガ!!

「なんでこんなにロスタイムが長いねんっ!?こら審判はよ笛ふかんかいっ!」

そして試合終了!終わってみれば1-0。
今日はサンガDF陣とピーコがもたらした勝利と言える。
試合終了後、選手バスの出待ちをして帰路に着く。

「さぁ、キャベツと勝ち点3もろたし、帰ろーっと!」

これで大宮との勝ち点差は4となった。いろんな意味で楽になった。

試合結果:大宮0-1京都

観客数 :4657人

得点者 :京都:松井14

京都選手の紫評価(10点満点で平均的なプレーは5点とする)
GK:中河7.5
DF:辻本7、手島6.5、鈴木6.5
MF:熱田5.5、朴智星6.5、石丸6、中村6.5、松井7(79分野口5.5)
FW:黒部6(67分松川5.5)、上野優6
(対戦相手の評価は、評価する立場ではありませんのでしません)

現在の順位:首位(2位大宮との勝ち点差4に!)
紫のトト :5つはずし(最近調子悪いなー。でも京都が勝てばいいや!)

8/18 第27節 大分トリニータ戦(京都・西京極陸上競技場)

2001年08月19日 17時27分49秒 | サンガ観戦レポート2001
首位・大宮の連敗で勝ち点差2に迫った2位・サンガ。
しかしすぐ下には勝ち点差なしで得失点差1の3位・大分が…
そんな状況の中、眼下の敵大分との対戦。
ある意味、今後のJ2リーグ戦の展開を左右する重要な試合である。

…にもかかわらず、家庭の事情で試合開始に間に合わない!
急げ、タクシー!急げ、阪急電車各駅停車!!


そんなこんなで前半20分頃に西京極へ到着!走れ俺!
ゴール裏入口へ向かう途中聞こえるのは、押されている時の応援歌。やばっ!

♪きょーとサンガっ!(ドンドンドンドン)きょーとサンガっ!♪
(本来なら太鼓のところに僕の合いの手がかぶさるはず)
仕方がないからスタジアム入口へ向かう道すがら合いの手を叫ぶ。

どーやらまだ無得点0-0のようだ…あーよかった。

本日の先発は以下の通り。
GK:12中河
DF:16辻本、5手島、25鈴木
MF:8熱田、7朴智星、11石丸、3中村、10松井
FW:9黒部、18上野優
SUB:1平井、27角田、2野口、13宮崎、20安孝錬

熱田&石丸&鈴木が復帰。好調ファンタジスタ松井も先発。
現状でのベストメンバーと言える布陣。(安ちゃんはスーパーサブだよ!)

すかさずフラッグをポールに結んで若い衆に託す。(最近ホームは楽や♪)
ピッチに目を移すとどうやら押され気味だった様だが…お、反撃!
今日のサンガは中盤のプレスからインターセプトが出来ている。いいぞ!

そして我らがファンタジスタがやってくれたのが前半36分。
遠いサイドだったのでごちゃごちゃしてて判らなかったが松井クンが先制ゴール!!
 ※帰宅後、TVで確認したら石丸が中央へビューティフルなスルー!
  それをどフリーで受けた松井クンが相手GK前川を義経ジャンプでかわし華麗にシュート!…でした!
  なんと松井クンは、これが西京極初ゴールですって!?意外にも外弁慶だったのね…

そのまま前半は1-0のまま終了。
ハーフタイムは恒例のチアガールのダンス。今日は京都産業大学。
今日は試合が良い感じなので観客のノリもいいぞ。(僕も♪)

そして後半開始直後にファンタジスタ劇場第2幕!
(上野)優作が右サイドをドリブル突破!
グラウンダーのパスを、ファーへ詰めていた松井がキレイに決めて追加点!!

♪らららーららら松井!(ダイスケ)らららーららら松井!(ダイスケ)♪

その後もサンガは中盤を完全に支配。
大分はFWを長身の船越に代えロングボール放り込み戦術に切り換える。
しかしここのところ完璧なサンガDF陣が今日も大分FWに仕事をさせない。
さらにこの日は、左サイドのミニラ(中村)の攻撃参加、
石丸の芸術的なボール散らし、全てが上手く機能している。

逆に全ての作戦が裏目に出ている(?)大分が自ら墓穴を掘ったのが後半44分。
募るイライラがそうさせたのか大分DFスターレンスがスローインボールを
タッチラインでボール待ちのミニラに思い切り蹴り当てて乱闘に。
結局きっかけを作ったスターレンスに一発レッド。試合はここで事実上決まり。

後半ラスト10分で優作→角田、松井→野口と不可解な選手交代で
大分の反撃を受けたものの、GKピーコ(中河)&DF陣の踏ん張りで
2-0のまま試合終了!!で…でかいぜ、この勝利はっ!!!

眼下の敵に零封、2点差勝利。大分との勝ち点差を3とし、得失点も5差とした。
京都にとっても、大分にとっても大きな大きな一勝(一敗)となった。

試合結果:京都2-0大分

観客数 :4240人(ちょっと増えた…うれしい)

得点者 :京都:松井36、45

京都選手の紫評価(10点満点で平均的なプレーは5点とする)
GK:中河7
DF:辻本6.5、手島7、鈴木7.5
MF:熱田5.5、朴智星6.5、石丸7.5、中村7、松井8.5(89分野口-)
FW:黒部6、上野優6(84分角田5.5)
(対戦相手の評価は、評価する立場ではありませんのでしません)

現在の順位:(大宮の試合は8/19の為暫定ながら)首位!
紫のトト :6つはずし(J2はパーフェクトなのに…もうJ1わからん。)

8/14 第26節 横浜FC戦(神奈川・三ツ沢公園球技場)

2001年08月15日 17時24分39秒 | サンガ観戦レポート2001
今日の相手は前々節不敗の地・三ツ沢で川崎に破れるも、前節アウェイで大勝した横浜FC。
サンガとしては勝ち点5差の首位・大宮から引き離されない為にも勝ちたい。

この日は帰省のUターンラッシュにぶち当たる可能性もあるので朝8:30に京都出発。
ワゴン2台に8人が分乗し、名神-東名高速をひた走り横浜を目指す。
途中裾野IC付近で発生した観光バス炎上事故によるわき見運転渋滞10㎞程度があったのみで比較的スムーズに進む。
富士川で昼食、前回等々力遠征の際カツカレーを食べて不味かったので今回は焼肉定食なり。


三ツ沢に到着したのは開場直後の17:30。さぁ酒盛りや。
前回三ツ沢へ来た時は焼きトウモロコシを食べて負けた事を思い出し、
今回はイカ焼きとビール。
サポ仲間といつも通りのクダラナイ話で盛り上がる。
いろんな方に差し入れていただいたシューマイやらお菓子やらで満腹、満腹。さあ応援だ!

本日の先発は以下の通り。
GK:12中河
DF:16辻本、5手島、27角田
MF:3中村、7朴智星、15松川、2野口、10松井
FW:9黒部、18上野優
SUB:1平井、4大嶽、32ソーヴィシュ、13宮崎、20安孝錬

熱田風邪、鈴木怪我、石丸累積警告で3人レギュラーが戦線離脱。
ユース出身のDF角田が3バックの一角に入り、久々にトップ下松井、
Wボランチの上がり目に松川、下がり目に朴という新布陣。
個人的には松井クンの活躍と不調の黒部の復活を期待したい。

試合開始。
前の三ツ沢では中盤で激しいプレスをかけられ、早い時間帯で失点。
後はなすすべもなく敗れている。その意味でも序盤の失点はなんとしても避けたい。

「お、なかなかDFがんばってるやんっ!」
「中盤もプレスかけてえー感じやっ!」

と思っていた前半3分。ご贔屓・松井クンがやってくれました!
(以下はサンガHPから引用。遠い側のゴールだったんで良くわかんなかったんだもん…)
右サイドで朴智星がボールキープし、それを受けた中村がクロス。
中で黒部がヘディングで合わせるがジャストミートせず、ボールは左へ流れる。
しかしそれを野口が拾って中へ折り返し、上野優が少し触ったボールを
松井がジャンピングボレーで合わせて、幸先よく先制!

♪らららーららら松井~。らららーららら松井~。らららーららら松井~!♪
(サザンの「勝手にシンドバッド」の節で)

さらに16分。角田のロングパスをゴール前で受けた黒部が、ゴール右スミに叩き込み、2-0!
よっしゃぁ!!黒部復活じゃぁっ!(…何度も言ってるかもしれませんが良いよネ)

ここまでサンガは面白い様にパスをつなげ、相手ゴールへ襲いかかる。
対する横浜FCは我々の予想を裏切り引いて守る消極的なサッカー。
ホームで2点先行されたのに、それじゃサポが納得せーへんやろ?
前の様に攻撃的にやればもっと良い試合になるのに…(でもそのままでいいよ、横浜FC)

後半に入ってもサンガが一方的に攻める展開は変わらず。
特に松井クンのトリッキーなドリブル突破に翻弄される横浜FC・DF陣。
芸術的なヒールパスなんか見せられてサンガサポはイヤが上にも盛り上がる!!
「すてきーっ、松井ク~ン!」

そんなイケイケムードに水が刺されたのが後半18分、角田のオウンゴール。
相手のクロスをファーサイドでクリアしようとしたが逆にゴールに…あらら。

♪さぁいこうぜ、胸をはぁって、紫の勇者たちぃ~♪

角田、気にすんな。お前のせいとちゃうぞ!今日のお前はがんばってる!!
事実その後も集中力を途切らせる事なく、横浜FCの反撃を押さえ込んだ。

テッシー(手島)もDFリーダーとして上手くコントロールしていたし、
途中出場ながら今季初出場のミヤケン(宮崎)も良い動きだった。
試合の内容からすれば3-0か、4-0でも良い様な出来だったが、それは贅沢。
最後のホイッスルが吹かれた瞬間には久々に満足したサポーターの笑顔があった。

試合結果:横浜C1-2京都

観客数 :3018人

得点者 :京都:松井3、黒部16
     横浜C:オウンゴール(角田)63

京都選手の紫評価(10点満点で平均的なプレーは5点とする)
GK:中河6.5
DF:辻本6.5、手島7、角田6.5
MF:中村6、朴智星6、松川5.5、野口5.5、松井7(81分宮崎-)
FW:黒部6、上野優5.5(68分安孝錬5.5)
(対戦相手の評価は、評価する立場ではありませんのでしません)

現在の順位:2位(首位・大宮が川崎に破れ勝ち点差2に縮まる!)
紫のトト :J1休みのためなし

8/11 第25節 水戸ホーリーホック戦(京都・西京極陸上競技場)

2001年08月12日 17時21分07秒 | サンガ観戦レポート2001
リーグ後半戦になって守備が安定したものの勝利につながらない京都。
今日の相手は最下位・水戸。はっきりいって個人の力で圧倒できる相手。
勝って当然、負けたら西京極で血の雨が降ってもおかしくない。
スカッと勝って欲しい。


開場2時間前の午後3時、久々のサポーターミーティング実施。
本日のミーティングで決定したのは以下の事。

 ・前回の等々力での騒動について説明と今後の対応を球団運営担当者と相談。
   →騒動を起こした本人は行動を慎む事を約したが、
    もし今日の試合結果次第では別のところで揉め事が発生する可能性もある。
    球団はそういう状況である事を十分に意識しておいて欲しい。
 ・これまでホームでは広げておくだけだったビッグフラッグの扱いについて検討。
   →今日はビッグフラッグを試合前の選手コール後に揚げる事とする。
 ・今日の応援方法について
   →特別やり方を変える事はしないが、昔やっていた応援歌も復活させてみる。

いつも通り応援する…だってまだ2位だし…騒ぐにもあと20試合もあるんだし…

本日の先発は以下の通り。
GK:12中河
DF:16辻本、5手島、25鈴木
MF:8熱田、7朴智星、11石丸、3中村、15松川
FW:9黒部、18上野優
SUB:1平井、4大嶽、2野口、10松井、20安孝錬

負傷の佐藤尽に変わって辻本が久々の先発。
これまでの3トップを2トップに変更、トップ下に松川を起用。
この変更が功を奏するか?

試合前、おなじみのスタジアムアナウンサー・ほりえ~るがホーム2試合ぶりに復帰。
FMアナウンサーが2試合代役だったが、
やっぱりサンガにはAMっぽいほりえ~るでなくっちゃ!
いつものほりえ~る節で「やっとホームへ帰ってきた!」って気分。
さらに安&朴を応援する為に俳優の白竜氏の花束贈呈のイベントもあり白竜コールも実施。
聞こえたのかな、本人には?

さて試合開始。
トップ下を置いたんだからパスサッカーをやるのかなと思ったら何の事は無い…
やっぱり2トップへ放り込み戦術。それはアカンっていうのに!
確かに優作(上野)と黒部へボールは渡るもののゴールの枠へは飛ばない。
特に黒部はほんと~に絶不調!ボールをトラップするところまでは良いんだけど…
かなりショボいサッカーを展開してくださってます、京都。

対する水戸様もかなりショボいです。
タッチライン際でのパスミス連発、意図の無いパス…
それじゃぁ黄門サマに怒られますよ。

しかしそれよりショボいお方がいらっしゃいました。
本日の主審・奥谷サマ。(なんでこうもレベルの低い審判が続くんでしょう?)
笛を吹く基準はバラバラ、流せばいいタイミングで止めるわ、取るべきファウルを流すわ。
誤解のない様に言っときますが、サンガ側のファウルも見逃しているので水戸サポも怒っているはず。
こんな試合に誰が誰がした…あなたです○ゲ主審!

そんな中唯一、気を吐いていたのがボランチ朴。
その朴がこんなしょーもない試合にアクセントをつけたのは35分。
ここまでパッとしなかった熱田が右サイドからクロスを上げる。
それを逆サイドへ飛び込んできた朴がヘッド?で押し込んでやっと先制!

♪パクッチッソン ゴール!GO!GO!GO!GO!
 パクッチッソン ゴール!GO!GO!GO!GO!♪(橋幸夫のメキシカンロックの節で!)

これでみんな目が醒めたでしょう!…といったところで前半終了。

これから後半は「さぁゴールラッシュや!」…とサンガサポはみんな信じていたが…
後半は一方的にサンガが攻めるが最も障害になったのが例のハ○主審サマ。
ハンドは見逃す…オフサイドは取り違える…サポーターの怒りとタメイキの嵐。

その間に黒部クンのシュートはバー直撃でゴールに嫌われ運にも見放されていて重症…
こりゃお祓いでもしてもらわんといかんのちゃうか?

そんな凡戦の中でピーコ(中河)が好判断でパンチングで水戸のシュートを阻む、
さらには決定的な水戸のシュートを辻本がゴール内から掻き出す等守備では見るべきシーンはあった。
攻撃面では不調の黒部に代わって途中出場した安が気迫のこもったドリブル突破を試みていた。
やはり安にはスーパーサブ的な使い方が効果的なのではないか?

それにつけても…スカッと勝ってほしかったなぁ…

試合結果:京都1-0水戸

観客数 :3038人

得点者 :京都:朴智星35

京都選手の紫評価(10点満点で平均的なプレーは5点とする)
GK:中河6.5
DF:辻本5.5、手島5、鈴木5(45分大嶽5.5)
MF:熱田4.5、朴智星6.5、石丸5.5、中村5.5、松川4.5
FW:黒部4.5(78分安孝錬6)、上野優5.5
(対戦相手の評価は、評価する立場ではありませんのでしません)

現在の順位:2位(首位・大宮が負け!勝ち点差5に縮まる)
紫のトト :6つはずし(だめや…ダブルで押さえたのを2つもはずすようじゃ…)

8/3 第24節 川崎フロンターレ戦(神奈川・等々力陸上競技場)

2001年08月04日 17時17分30秒 | サンガ観戦レポート2001
前節鳥栖に0-1で破れ、順位こそ変わらなかったが、
連続得点記録も22試合でストップ。首位大宮との差も6と広がってしまった。
こうなると鳥栖遠征しなかった事が悔やまれる…

しかし京都には悪運がついていた。
首位大宮の主砲バルデス、司令塔ジョルジーニョの怪我、戦線離脱。
川崎エメルソンの浦和への電撃移籍。仙台マルコスの2試合出場停止。
まるでサンガに勝ってもらう為のお膳立てができているじゃあないですか!
逆にいえばこのチャンスを生かせないと神様にも見放されますよ。


今日は金曜日。しかし会社は一斉有給消化日でお休み!
僕に応援に行きなさいと云わんばかりの設定!
前日から東京入りし、当日は営団日比谷線-東横線を乗り継ぎ武蔵小杉に。
涼しかった前日とうって変わりこの日はまたしても猛暑。
午後4時、汗だくになりながら等々力緑地公園へサンガサポ一番乗りで到着。

今日の相手は2戦2勝の対戦成績の川崎フロンターレ。
石崎新監督就任と入れ替わりにエメルソンがいなくなって、別のチームになっている。
過去の対戦成績はあまり参考にしない方が良いだろう。
今日勝てば…同一カード初の勝ち越しが決定する。是非スカッと勝って欲しい。

川崎名物の「サポートする手を叩こう」を聴いて脱力感を味わう。
♪サポートする手を叩こ(パンパン)、サポートする手を叩こ(パンパン)♪
川崎の皆さんには失礼だが、戦いの前に場内放送で流す曲じゃないと思う。うん。
さらには多摩川大学、慶応大学他のチアリーダー40名(?)がラインダンスを披露。
この人数はなかなか壮観。京都のチアリーダーがショボく思える…

怪我の尽が復帰した本日の先発は以下の通り。
GK:12中河
DF:25鈴木、5手島、6佐藤尽
MF:8熱田、7朴智星、11石丸、3中村
FW:20安孝錬、9黒部、18上野優
SUB:1平井、4大嶽、2野口、15松川、10松井

さて試合開始。
開始直後から川崎は両サイドを使って積極的に攻撃を仕掛けてくる。
対するサンガはどちらかと言えば受け身的。
この日はテッシ-(手島)が気合の入った守備で相手の攻撃を防いでいる。

川崎の攻撃はクロス、シュート共に精度なく得点に繋がらない。
川崎の新外国人エジミウソン、アイルトン共にエメルソンに比べ今ひとつ存在感がない。
時間だけが過ぎていく。負ける気はしないけど…こっちも点の入りそうな気配がしない。
サンガはシュートは川崎の倍以上は放っているはず。(実際は3倍だった!)
それでも相手GK相澤の好セーブもありゴールネットを揺らす事が出来ない。
おまけに怪我から復帰した尽が再び負傷…大嶽に交代。心配だ…
黒部もGKと1対1の決定的なシュートをはずし本人、サポーター共に頭を抱える。

「OH!NOOOOOOO!!!」

イライラする試合展開に拍車をかけてくれたのが審判の濱名。
彼は埼玉出身にも拘らずレッズサポから憎まれているというツワモノ。
この日も3回はペナルティエリア内の川崎DFのハンドを見逃し、
判断基準の定まらないジャッジで両サポーターから「ヘボ審判」の称号を与えられていた。

後半に入って京都は不調黒部に代え、松井を投入。リズムを変えようと試みる。
川崎は前半の積極的な攻撃でかなりヘバり気味。チャンスなんだけどなぁ…
しかし益々「濱名=ヘボ=主審」のジャッジは冴えまくりイエローカード出しまくり。
「貴様!なんでもかんでもカード出しゃ良いってもんじゃないぞっ!!!」

結局京都優勢だったが、後半も得点できず延長戦に突入。
こうなったら勝ち点2は貰わんとっ!

しかし…結果は以下の通り。一方的に攻めるサンガ、引いて守る川崎…
勝てた試合を引き分けに持ち込まれてしまった印象。
延長後半ラスト5分は川崎の反撃に遭いヒヤッとしたシーンがあった事を思えば
負けなくて良かったと云えなくも無い…くそっ!

あ、それから…こんな試合じゃ仕方ない事かもしれないが、
終了間際にサンガサポの一部(う~ん、仲間です。)と会場係員と揉め事が発生。
(僕自身は乱闘に便乗する事も、止める事も出来なかった。流れに乗り遅れた…)
全てにおいて後味の悪い内容になってしまった…

試合結果:川崎0-0京都

観客数 :3003人

京都選手の紫評価(10点満点で平均的なプレーは5点とする)
GK:中河5.5
DF:鈴木5.5(74分野口5)、手島6.5、佐藤尽5.5(52分大嶽5.5)
MF:熱田5、朴智星6、石丸5.5、中村5.5
FW:安孝錬5(90分松川5)、黒部5(68分松井5.5)、上野優5.5
(対戦相手の評価は、評価する立場ではありませんのでしません)

試合終了後、大嶽キャップ、松川と話す機会があったが、
それほど落ち込んでいなかったのが救いか…次節ホームでの勝利を約束してくれた。
次、勝とう!次っ!

現在の順位:2位(順位は変わらないが、大分とタイ。大宮との勝ち点差が広がった…)
紫のトト :J1がお休みの為なし!あったらハズしてるな…京都を。

次回のリポートは8/11(土)水戸ホーリーホックとのホーム戦の予定です。