西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

9/29 第35節 大宮アルディージャ戦 (京都・西京極競技場)

2001年09月30日 17時49分07秒 | サンガ観戦レポート2001
ホームでは恒例のサポーターミーティングに参加。
今日のテーマは前回同様「紫魂2001~J2制覇 運動」について。
以下にスタジアムで配布した案内チラシの内容を掲載します。

趣意:
 昨年の降格決定より一年が経とうとしております。
 チームは「一年でのJ1復帰」を絶対目標に闘い続け、幸いにも優勝レースに
加わっております。が、決して予断が許される情況ではありません。
 今こそ目標を再確認し、選手・スタッフ・ファンが一丸となり、リーグ優勝そ
してJ1復帰に向けて残りの闘いに挑むべきです。
 その証として昨年同様にTシャツを作成し、選手・チーム関係者に贈ります。
そして、我々もそれを着用し、共に闘う誓いを新たにしたいと思います。

 我々には戻るべきところがあります。

運動内容:
 紫魂Tシャツ(1口当り1枚配布)を着用の上応援します。着用方法は自由です。
 また、同じTシャツを選手、チーム関係者に贈呈します。
 拍手、声援、フラッグを掲げる、応援歌を歌うなど、応援方法は問いません。
ファンの想いがピッチ上の選手に伝わるよう応援して下さい。

参加方法:
 10/13対横浜FC戦にて、メイン・バック・A南の各スタンドの売店付近で受付
を行います。参加費用をお支払い頂いた上、その場でTシャツをお渡し致します。
 尚、試合中の受付は行いませんので、予めご容赦下さい。

参加費用:
 贈呈分も含めたTシャツ作成費用総額を予想参加数で割った1500円を予定して
おります。
 なるべく多くご参加頂く為に、Tシャツは余分に作成致します。予想以上のご
参加により余剰金が発生した場合は、誠に勝手ながらサポーター連合会預かりと
し、今後の応援活動を通じてなど何らかの形で還元させて頂きます。

以上。
西京極へお越しの方は運動へのご協力お願い致します!


今日の相手は昇格争いのライバルで現在4位の大宮。
リーグ戦中盤では堅実な守備とバルデスの破壊力で首位を快走していたが、
主砲バルデスの怪我による戦線離脱により失速。連敗もあり現在に至っている。
ここまでの対戦はサンガの2勝1敗。勝つ時は一方的に勝つ展開だ。
ライバルの昇格へのモチベーションを断つ為にも、是非勝ってほしい。

ところが勝利のジンクスである「サンガうなぎ弁当」が…なんと売り切れ!やばい!!
サンガの売店担当者の方に無理やりお願いして
他のゲートの売店から取り寄せてもらいなんとかジンクスを守った。
これで大丈夫だよね。

本日の先発は前回と同様で以下の通り。
GK:12中河
DF:16辻本、5手島、25鈴木
MF:3中村、7朴智星、11石丸、2野口、10松井
FW:9黒部、18上野優
SUB:1平井、27角田、15松川、17冨田、20安孝錬

試合開始と同時に両チームは激しい中盤でのボールの奪い合いを展開。
お互いに気合が入っている…と言ってもいいが、シュートの形が作れない。
黒部&優作の2トップにボールが渡ると3人位マークがついてくる。
「決められそうなのになー」

対する大宮もサンガDF陣に抑えられてペナルティエリアへ侵入出来ない。
ならば…と(思ったかどうかは知りませんが)33分FW小阪がミドルを放つと
なんと辻本、手島がこの大事な一瞬ボールウォッチャーに…
あー!?ピーコまで反応が遅れて…ゴール。やられた…大宮が先制。

その後、松井が決定的なチャンスを得るシーンもあったが決められず前半終了。
ハーフタイムでは他会場の経過が放送され新潟-大分が同点で延長突入らしい。
この段階でサンガの今節での首位陥落はほぼなくなった。
「でも、やっぱり勝たんとなぁ…」

後半に入ると序盤こそ大宮にシュートされる場面もあったが、ほぼサンガペース。
大宮の中盤のマークがややルーズになり、インターセプトが出来始める。
「チャンス!!!!」
しかし最後の最後の大宮DFラインが破れない。トニーニョが効いているのか?

この日のサンガはサイド攻撃は出来ているものの、クロスの精度がイマイチ。
右サイドの野口ははっきりいって良くない。1対1で負けている。
後半から交代した安もペナルティエリアへ侵入までは出来てもシュート出来ない。
こうなると出場停止中の熱田がいない事が悔やまれる。

後半ラスト15分はほとんどがサンガの攻撃。
しかしそれが大宮DF陣の思う壺だったのか?攻め切れないまま終了。
大宮に引導を渡すつもりだった試合を落とし、よりダンゴ状態になってしまった。

がっくりと肩を落とし引き上げてくるサンガイレブン。
しかしサポーターは「次がある!落ち込むな!」という気持ちを応援歌に代えて
選手に贈った。「まだ9試合ある!残り全部勝つつもりで行こう!!」

試合後、2位大分が新潟に延長負けした事で、意気消沈したサポーターから
歓声があがったが…「ヨソの結果を気にするのはまだ早いやろ?」
それにしても負けても負けても首位キープ出来るなんて…不思議やなぁ。

試合結果:京都0-1大宮

観客数 :4384人

得点者 :大宮:小阪33

京都選手の紫評価(10点満点で平均的なプレーは5点とする)
GK:中河4.5
DF:辻本4.5、手島5、鈴木5
MF:中村5.5(66分 松川5.5)、朴智星5、石丸5.5、野口4.5(77分 冨田5.5)、松井5
FW:黒部5.5、上野優5.5(56分 安孝錬5.5)
(対戦相手の評価は、評価する立場ではありませんのでしません)

現在の順位:首位キープ(6位までが勝ち点差6にひしめくダンゴ状態…)
紫のトト :5つはずし(ま、京都をはずしたしね…)

9/22 第34節 水戸ホーリーホック戦(茨城・ひたちなか競技場)

2001年09月23日 17時45分37秒 | サンガ観戦レポート2001
前節第3クオーター(リーグ戦3順目の対戦)最終の山形戦、
思わぬ(と言う訳でもないが)敗戦を喫してしまった我らのサンガ。
とは言うものの2位の大分が3位・大宮に負けてくれたおかげで首位キープ。
どこまで悪運が強いのでしょうか、京都って。

さて長かったJ2リーグもいよいよ第4クオーターに突入。
最初の相手は現在最下位の水戸ホーリーホック。
順位だけで言えばtotoでは所謂「鉄板」の試合。
しかしながら今の水戸は「納豆のように」粘っこいサッカーをやっている。
決して侮れない相手だ。順位は考えるべきではない。

朝7:30、京都を出発。京都東ICから東名-首都高-常磐道を経由して
一路茨城県ひたちなかを目指す。途中首都高の渋滞につかまり予想外に到着が遅れ、
結局スタジアムに着いたのは試合開始の1時間前の17:00。


今日のテーマはずばり「風」。
とにかくスタジアムは強風吹きすさむすさまじい天候。
それもサンガサポーター席はまともに風下、向かい風!
さらには「寒い」!!とてもじゃないが半袖のレプリカだけじゃ応援できない。
先週まで半袖&半パンツで応援していたのがウソの様…
あらかじめ持ってきていたウインドブレイカーを中に着込んで応援する事に。
「備えあれば憂いなし。事前の現地情報をありがとうございました水戸サポさん♪」

試合開始前にいつも通りに旗を振ろうとしたが、
折からの強風に煽られ思う様に振れない。

「ぐぉ~っ!お…重い~っ!!!!」

でも、ゴール量産して僕に沢山旗を振らせて筋肉痛にしてほしい。

さて本日の先発は以下の通り。
GK:12中河
DF:16辻本、5手島、25鈴木
MF:3中村、7朴智星、11石丸、2野口、10松井
FW:9黒部、18上野優
SUB:1平井、27角田、15松川、17冨田、20安孝錬

前節の山形戦で右サイドの帝王・熱田クンが2度目の累積で出場停止。
その代わりにはミニラが入り、ミニラのいた左サイドには地元茨城出身の野口。
控えには久々に冨田が入っている。

まずは試合開始。サンガはサポ同様向かい風。
両軍中盤で激しいボールの奪い合い。水戸も気合が入っている様に見受けられる。
そんなスタート直後の4分、水戸のキーマン安鮮鎮が、サンガ選手との競り合いで負傷。
早々と交代となる波乱があった。これは両軍にどんな影響が出るのだろうか?

向かい風なんだから当然サンガはグラウンダーのパス中心の攻撃。
対する追い風の水戸は縦のロングボールでDFの裏へ放り込もうという戦術。
しかしお互いが潰し合う格好となりなかなかシュートまで持っていけない様子。

そんなこう着状態の試合展開の中でも
松井が水戸GKと1対1の決定的状況があったが決められなかった。
これが後々まで響く事になる。

それにしても風が酷い!
ピーコの蹴ったゴールキックなんて押し戻されてハーフウェイライン越えへんもんな。
それに旗が重いねんっ!水戸のCKの時にかく乱の為に低く水平に振るんですが…やっぱり重い。
おまけに前半序盤で早々に声が潰れてしまい合いの手が入れられないテイタラク。

「気合入れ過ぎたかにゃぁ…(魅惑のハスキーボイス♪)」

前半はこのまま0-0で終了。
今日はクロスの精度がないサンガ。やはり熱田の出場停止が影響しているか?
後半はエース黒部の爆発に期待。だって後半は追い風だもんね♪

後半になると戦術も自然と入れ替わり。
サンガはお得意(笑)のロングボール主体に切り替え…と思いきや
サンガはサイドへロングボールを散らしサイドからえぐるパターンを繰り返す。
惜しいシュートもあるものの水戸のDF陣を崩すまでには至らない。
なんでこんな根性を魅せてくれるチームが最下位なんでしょう?
(またはこんな不甲斐ない試合しかできないチームがなんで首位なの?)

後半15分過ぎた辺りから両軍共、点を獲る為に選手交代を行う。
16分にはミニラを安に、21分どうも噛み合わない松井に代え松川を投入。
それでも得点できないとみるとさらに後半31分に優作を諦め冨田を起用。
水戸も元サンガの山崎を入れるが点が入らない!

「負けそうな気はしないけど、勝てそうな気もしない…」

水戸にもゴールポストを叩く強烈なシュートがあったが決め切れず
ついに延長に突入。負けはもちろん、引き分けもやめてよー!首位がヤバイよ!

ここまで「風」を利用しようと意識してきた(はずの)両チームでしたが、
皮肉にも試合を決めたのは「風」にまったく影響を受けないプレーでした。

延長前半の5分。
松川の左サイドからのスルーパスで、黒部がうまく抜け出し、水戸GKと1対1!
それを落ち着いてゴールに流し込み、見事にVゴール!!!!!

♪くろべー!くろべー!サーンガのくろべー!
 くろべー!くろべー!(ダダンダダンダンダン)ヘイッ!♪

あー旗振れて良かったぁ~っ!腕ダルいけど!
今後の事を考えると勝ち点2獲れたのは大きいぞ!
帰りは遠いけど…勝てば帰りの車中の会話も弾むってもんだ!
(結局京都帰着は明朝5:00でした)

試合結果:水戸0-1V京都

観客数 :1218人(相変わらずひたちなかって…いろんな意味で寒い!)

得点者 :京都:黒部95(V)

京都選手の紫評価(10点満点で平均的なプレーは5点とする)
GK:中河6.5
DF:辻本6、手島6、鈴木6
MF:中村5.5(61分 安孝錬5)、朴智星5.5、石丸6、野口5.5、松井5(66分 松川5.5)
FW:黒部7、上野優5.5(76分 冨田5.5)
(対戦相手の評価は、評価する立場ではありませんのでしません)

現在の順位:首位キープ(2位大宮が負け、大分が勝ち点差2の2位に)
紫のトト :5つはずし(J1ボロボロ…大宮の負けは一点読みだったのになぁ)

9/15 第32節 アルビレックス新潟戦(京都・西京極競技場)

2001年09月16日 17時42分40秒 | サンガ観戦レポート2001
雨やー!大雨やー!
でも雨の日はサンガは勝つ。だから今日も勝つ。

午後3時、今日もサポーターミーティングを競技場近くで開催。
議題はJ2優勝祈願のNEW紫魂Tシャツのデザインについて。
意見百出し、なかなか決定出来なかったが、結局
胸に「紫魂」、背中には「俺たちがついてるぜ&2001年J2制覇!!」に決定。
第4クウォーター突入前にはサポーターの運動として開始できそうだ。


今日の相手は新潟。
反町監督の元、粘り強く戦って昇格レースにも望みを残しているチーム。
しかしながらサンガは新潟にはここまで2戦2勝と相性が良い。
ここまではある意味ツイている部分もある。

本日の先発は以下の通り。
GK:12中河
DF:16辻本、5手島、27角田
MF:8熱田、11石丸、15松川、3中村、10松井
FW:9黒部、18上野優
SUB:1平井、6佐藤尽、7朴智星、2野口、20安孝錬
累積で出場停止の鈴木に代わり若手の角田が入り、
代表戦の疲れの残る安と故障上がりの朴はサブ。
がんばれ角田。こういうチャンスを生かしてレギュラーを目指せ!

本日はコリアンスペシャルデーということで、
韓国人学校の小学生や中学生と京都の小学生チームやサンガJrユースが対戦。
バックスタンドには韓国チームを応援する家族たち。
日韓共同開催W杯に向けてより良い関係を築けるとよいなぁ。

売店で恒例のジンクス、サンガうなぎ弁当(700円)を購入。
さらに今日は韓国物産コーナーがあり、美味しそうなものがいっぱい。
思わずチヂミ(300円)と韓国風スジ煮込み(400円)、韓国もち(300円)を買った。
食べてみたがなかなか美味しー!また店を出してほしいなぁ。

さぁ試合開始!
新潟は中盤を厚くして繋ぐサッカーを展開しているようだ。
対するサンガはサイドからのクロスボール中心のカウンターサッカー。
さあてどちらがこの雨の中試合の主導権を獲るのだろうか?

その答えが出たのが前半13分、
右サイドの帝王・熱田の絶妙のロングクロスに
黒部がヘッドでワンバウンドで叩きつけるような弾道の先制ゴール!
待ってました、我らがエースの復活じゃっ!!!

今日の黒部は積極的にゴールを狙う。
立て続けに相手ゴールにシュートを放つがゴールには至らず。
さらにフリーキックもイケイケ黒部クンが蹴る。
それもなかなか鋭い軌跡を描くが新潟GK野澤が好セーブ。
せやけどくろべーえーボール蹴るやんっ。

サンガはその後も最終ラインで新潟にシュートを打たせない。
新潟選手は上手くゲームを組み立てられないイライラからかファール連発。
おまけに審判に異議を唱えてもらわなくても良いカードをもらっている。

応援の方も今日はノリが良いような気がする。
途中で雨足が強まりスコール状態の瞬間もあったが
僕自身は気合いが入って声出しにも力がこもる。

そんな応援が届いたのか、前半26分に追加点が意外な人が獲る。
まず新潟ゴール前へ熱田が持ち込んだボールを倒されながらも松井へパス。
松井はシュートするもGK野澤が弾き返されボールは黒部へ。
その黒部はカベとなりノーマークだったミニラへ渡り思い切ってシュート!
ボールは野澤の腕のわずか先へ…そしてゴール左隅へ!!
ミニラ移籍後初ゴール!!(実はV川崎時代以来となるらしい)

(ロンドン橋落ちたの節で)
♪なーかむらただし!ただし!ただし!
 なーかむらただし!オーオーオオーッ!♪

よかったなーミニラ!くさらずがんばってきた甲斐があったってもんや!

前半はサンガペースのまま終了。
ハーフタイムと共に雨も上がり良い事づくめ。
コリアンデーならではの韓国の民族舞踊のアトラクションも
余裕を持って観ていられるってもんです。

さて、後半になると新潟は黒崎を投入。
それによってターゲットができたようで、前線にボールが行くようになる。

しかし今のサンガDF陣は慌てず騒がず、上手く守っている。
さらにはようやく枠に飛ぶようになってきた相手シュートも
サンガGKピーコが素晴らしいパンチングで弾き返す。
いいぞピーコ!我らが守護神!!

話は変わりますが今日の主審について書いておきましょう。
勝ってるから言う訳ではありませんが…
今日の田中主審はきっちりゲームをコントロールしていると感じた。
流すべきところは流す。止めるべき時は止める。一貫性がある。
副審も雨の中、労を惜しまず最終ラインに合わせて走っている。
最近ではベストのジャッジやと思う。
このところ疑惑のジャッジがJ1、J2共に多いようですが、
今日の様なジャッジならサポも揉める事はないと思うんやけどナァ。

話を試合に戻しましょう。
その後も新潟は攻めてくるが攻め切れないという状況。
角田は氏家を密着マーク。辻本もアンドラジーニャを上手くいなしている。
テッシーの落ち着いたラインコントロールも乱れがない。
正直言って今のJ2では最高レベルにあると言っても良いのではないか?

この前湘南に上手くかわされて逃げ切られたが、
今日は新潟相手にソレをやっている。横綱相撲的な余裕を感じる。

コリアンデーと言う事もあって朴と安を途中交代で投入したのはご愛嬌。
そのまま試合終了。前節の甲府戦と同スコアながら内容は違う。
先制し、追加点、その後は相手の良い部分を消す戦い方が出来ていたと思う。
この試合を観てようやくJ1復帰に値するチームになってきたと感じた。

試合結果:京都2-0新潟

観客数 :2998人(開始前から雨だった事を考えるとまぁこんなもの…)

得点者 :京都:黒部13、中村26

京都選手の紫評価(10点満点で平均的なプレーは5点とする)
GK:中河7
DF:辻本6、手島6.5、角田6.5
MF:熱田6.5、松川5.5(53分 佐藤尽5.5)、石丸6、中村7、松井6(79分 安孝錬-)
FW:黒部7(62分 朴智星5.5)、上野優5.5
(対戦相手の評価は、評価する立場ではありませんのでしません)

現在の順位:(暫定ながらも)首位キープ
紫のトト :(水戸-大分戦は9/16ですがこの時点で既に…)6つはずし(ボロボロですね。ははは…)

次回は平日開催の山形戦は観戦できず。
9/22(土)アウエイのひたちなかでの水戸戦を予定しております。

9/8 第31節 ヴァンフォーレ甲府戦(京都・西京極競技場)

2001年09月09日 17時38分17秒 | サンガ観戦レポート2001
湘南戦に負け…仙台で引き分け…どうも秋雨前線真っ只中の京都FW陣。
ここは甲府サンを相手に大量得点で夏バテ気味の黒部、上野の復活を願う!

朝刊を見ると「朴、肉離れで甲府戦欠場」の記事。げげっ!
黒部もどうやら前節に続いて故障が癒えず欠場の模様。
こうなると…いくら相手が最下位・甲府とはいえ油断できない。

15:00ホーム戦定例のサポーターミーティング開催。
今日の議題はサポーター主導のTシャツ制作について。
混戦のJ2リーグを勝ち抜く気持ちを球団・選手・サポーターの
三位一体で表したいという意図でTシャツを作ろうという提案だ。
昨年もJ1残留を祈願して「紫魂Tシャツ」を企画し、
キャプテンのカズもユニフォームの下に着ていてくれたほど盛り上がった。
結果的には残留はかなわなかったが、企画そのものは選手にもサポにも支持された。
今年はその第2弾で今年のテーマは団長の一声で「J2制覇」に決定!
まもなく皆様のお目にかけられると思います。


さて前回(湘南戦)負けた原因は、
僕がいつも通り「サンガ弁当」(700円)を食べなかった事にあると判明。
今日はすばやくサンガ弁当を買い込んで貪り食う。これで万全。

試合直前には、以前からジュビロサポでありながら
サンガサポも兼任してくださっている磐田在住のIMGさんご夫婦も
応援にきていただき感謝の握手。(すいませんねー遠路はるばる…)

さて本日の先発は以下の通り。
GK:12中河
DF:16辻本、5手島、25鈴木
MF:8熱田、11石丸、15松川、3中村、10松井
FW:18上野優、20安孝錬
SUB:1平井、27角田、32ソーヴィシュ、2野口、13宮崎
黒部の代わりは安。朴のかわりは松川。う~ん大丈夫かな~?

試合開始。直後は甲府が激しい中盤のプレスでサンガゴールに迫る。
しかしなんとかサンガDF陣がそれをしのぐとチャンスはサンガにやってくる。

前半14分、サンガ陣内左サイド深い所で甲府のボールを松川がインターセプト。
そこからパスの出しどころを探しながらドリブル開始!
しかし…いつまでたってもパスを出さない(出せない)松川。
走る、走る、走る、走る…いつの間にやら甲府ゴールのすぐ前まで行っちゃった!
仕方ないから(かどうかは知らないが)打ったシュートはなんとゴール!!!

♪おーおーおーおーおおおおぅ 松川ゴー! 松川ゴー!
 おーおーおーおーおおおおぅ 松川ゴー! 松川ゴー!♪
(ゴダイゴのビューティフルネームの節で)

結果的には50m(?)の長駆ドリブルシュートでサンガ先制1-0!

先制されると甲府はとたんにプレスが弱くなった印象。
ここからはサンガ得意の縦パスを多用した戦術で甲府を圧倒。
たまに甲府も攻め込んでは来るものの枠を捉えられない精度の低いシュートのみ。

こうなると追加点は時間の問題かと思われたその4分後。。
朴不在でほぼ一人でボランチを担う石丸が安のドリブル突破からの折り返しに反応!
ゴールやや右よりの位置(…らしい)から豪快に決めて、追加点で2-0!

♪ばーもばもばも いーしまーる! ばーもばもばも いーしまーる!
 ばもー いーしまーる!!♪

その後もサンガが押し気味のまま前半終了。後半も爆発してくれるといいなぁ。

ところがぎっちょん、後半に入るとサンガの運動量がガクッと落ちる。
局面で甲府に圧倒される場面が多発。
甲府のプレスが効いている…というより仙台戦で120分戦った後遺症で
京都選手のガソリンが切れたと見る方が正しそう。
まず安に代えてFW登録の宮崎健治。ミニラに代えて野口を投入。

こうなるとサンガDF陣の踏ん張りに賭けるしかない。
その期待に応えるかのようにサンガの守護神・ピーコ中河がファインセーブ連発!
ようやく枠を捉え始めた甲府の攻撃を凌ぎきり試合終了のホイッスルを聞く!

勝ったー!連敗脱出!IMGさんご夫婦とも喜びを分かち合い帰路に着く。
あんまり喜びすぎてなんか降りる駅間違って家帰るのが30分遅れた。ははは!

試合結果:京都2-0甲府

観客数 :3002人(ジュビロサポ兼任のIMGさんご夫婦のおかげでオーバー三千…)

得点者 :京都:松川14、石丸18

京都選手の紫評価(10点満点で平均的なプレーは5点とする)
GK:中河6.5
DF:辻本6、手島6、鈴木5.5
MF:熱田5.5、石丸6.5、松川6、中村6(70分 野口-)、松井5.5
FW:上野優5.5、安孝錬5.5(58分 宮崎5.5)
(対戦相手の評価は、評価する立場ではありませんのでしません)

現在の順位:首位キープ(2位大分との得失点差変わらず)
紫のトト :3等ゲット!!(やったー…って170円ってなんやねんっ!?)

次回は引き続きホーム西京極の9/15(土)新潟戦の予定です。

9/1 第29節 湘南ベルマーレ戦(京都・西京極競技場)

2001年09月02日 17時34分03秒 | サンガ観戦レポート2001
サンガは西京極でのリーグ戦は負けない。…西京極無敗神話
サンガは今季5連勝できない。…サンガ5連勝の壁
2つのジンクスどちらが強い?
水戸・横浜FC・大分・大宮と4連勝で迎えた今日の試合の焦点はそこ。
いずれにしても、そんな4つ勝ったら1つ負ける、
そんなチームが混戦のJ2で優勝はおろか昇格も出来る訳がない!
己に勝て!勝ってそんなジンクス打ち破れ、京都!


この日は空にはイワシ雲が浮かんですっかり秋っぽい。
団長が迎えに来てくれて、彼の車で西京極へ向かう。
団長、今日の試合の展望は?

「今日の相手の湘南は選手の顔ぶれからいえば上位にいても可笑しくない。
 初の5連勝挑戦とか、西京極連勝中とか…ジンクスのかかった試合はヤバイ。
 それに残り試合数を考えると、連敗だってあり得る…」

個人的には同感。好事魔多し…要注意だ。
そして今日は「ゆかたDEサッカー」の日。
ゆかたを着てくるとSバック席へ割引入場できる恒例のイベント日。
あんまり良い思い出のないイベントですが…ラモス退団でもめた横浜M戦もそうだった。

朴が累積警告により出場停止で、本日の先発は以下の通り。
GK:12中河
DF:16辻本、5手島、25鈴木
MF:8熱田、11石丸、15松川、3中村、10松井
FW:9黒部、18上野優
SUB:1平井、27角田、2野口、13宮崎、20安孝錬

僕の予想通りの布陣。ワンボランチ気味に石丸を置き、攻撃的なボランチに松川を起用。
好調松井に湘南がどう対策するかが気になるところ。

試合開始と共に両チームとも素早い攻守の切り替えでシーソーゲームを展開。
湘南は気合が感じられるな…でも京都も負けてないぜ!
中盤の攻防戦は互角だがFWへ渡るロングフィードは
ことごとくコロンビアの黒い壁パラシオスに弾き返される。イヤなヤツやな…4番。
それにしてもくろべー&ゆーさくコンビは決定力がない…攻めてるのに…

点が獲れる時に獲っておかないと往々にしてピンチを招く。
前半14分。ここ5試合をオウンゴールの1失点に抑えていたサンガDF陣の
わずかなスキをついて、湘南のもう一人のコロンビア人・ディナスがミドルシュート!
がぁ~ん…やられたぁ!!0-1で湘南が先制。

さらに湘南はカサにかかってサンガゴールに迫る。
ゴールネットを揺らし、追加点かと思われるシーンがあったが、結局オフサイドの判定。
た、助かった…

後半。とにかく同点に…ここから松井クンが華麗なるドリブル突破を敢行!
ここで湘南は3人のマークを松井につけて対処してきた。
今日の松井はファウルでしか止められない。湘南選手にイエローカードが乱発。

こうなるとFW2人にはマークがゆるくなってチャンスができるはずなのだが…
くろべーのスランプは深刻。打つべきタイミングでボールを回したり、
強引に突破すべきところをボールを戻してみたりと超消極的。
なぜそこまで一番の難関パラシオスと競り合う必要があるのか?
アイデアが無さ過ぎ…優作まで攻撃のリズムが狂ってきた。

さらに中盤ではやはり朴の不在がボディーブローの様に効いてくる。
石丸はがんばっているがいかんせんコンビを組んでいる松川がタメを作れない。
まあ松川はパサーやしなぁ…やっぱムリか…

そして後半13分。
湘南FW高田のシュートは、今度もオフサイドと思ったゴールが認められて2点差に…
「オイ副審!オフサイドの旗揚げてたやんけっ!なんで判定が覆るねんっ!!」
一瞬サンガサポが声を失う…

まだ時間はある!試合内容は負けてない!勝機はある!あきらめんなっ!

ここで湘南は早々と守備固めに入る。なんちゅう消極的な戦法やっ!
いくら前回の対戦でパラシオスを攻撃参加させて追加点を獲られたからって…
そんなにまでして勝ちたいんかっ!(勝ちたいわいっって思うわなぁ…連敗中やし)

ここでゲルト(監督)は遅まきながら、不調の黒部に代えて安を投入。
それが見事に的中!優作の左サイドへのパスを安がファーストタッチで強烈なシュート!
サイドネットへ叩き込み1-2!追撃体制!!!一気にサポも盛り上がる!

♪らーらーらアンヒョヨン!らーらーらーららアンヒョヨン!♪

ここから「剛の安」、「柔の松井」、タイプの違うドリブラーの連続攻撃が開始される。
再三チャンスメークまではいくもののそれにからむ熱田がチャンスを壊してくれる。
帝王(熱田のサポ内での愛称)…なにがお気に召さないのでしょうか…

ロスタイムに入っても攻め続けるサンガ。
湘南も必死に守る。選手交代やファウルで倒される等で時間稼ぎされ結局ホイッスル。
やはりサンガの連勝はまたしても4でストップ。西京極での連勝も止まってしまった。
脚がツルまで踏ん張ったパラシオスと先制点を叩き込んだディナスの
湘南コロンビアコンビのマリーシアにまんまとやられてしまった…

しかしその試合内容は悪くはなかった。
勝ちたいというサンガの気持ちは伝わってきた。
だからこそ、観客へ挨拶にきた選手達を我々サポーターはあたたかく迎えたのだ。

♪さぁいこうぜ!胸を張ぁってぇ!紫の勇者たちぃ~っ!!
 アレアレアレア京都ー!アレアレアレア京都ー!
 さぁいこうぜ!胸を張ぁってぇ!紫の勇者たちぃ~っ!!♪

次は勝とう!俺たちは信じている…

試合結果:京都1-2湘南

観客数 :3935人(前売り6000枚売れたって球団言ってたのに…)

得点者 :京都:安孝錬63
     湘南:ディナス14、高田58

京都選手の紫評価(10点満点で平均的なプレーは5点とする)
GK:中河5.5
DF:辻本5.5、手島5、鈴木5
MF:熱田4.5、石丸5.5、松川5、中村5.5(71分 野口5)、松井6
FW:黒部5(63分 安孝錬6)、上野優5
(対戦相手の評価は、評価する立場ではありませんのでしません)

現在の順位:首位(負けても勝ち点差1でキープ)
紫のトト :今週はJ1休みの為なし