西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

10/24 第30節 大分トリニータ戦 (京都・西京極競技場)

2009年10月25日 01時36分42秒 | サンガ観戦レポート2009
写真:いつも通りのキャラいじりゲーフラ…の様には甘くない現実

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:増嶋、水本、李正秀、森下
 MF:中山、シジクレイ、ディエゴ、中谷
 FW:柳沢、林
SUB:平井、染谷、中村太、加藤弘、豊田、上里、金成勇

【試合レポート】
思い起こせば開幕して間もない第2節。
大分とアウェイで対戦し、0-1で負けた時は
「今年も大分は守備が堅いナ~。 また上位争いするんかナ~。」
と思ったけど、何とその後連敗しまくって最下位に低迷。
なんと前半戦で大分に負けたのはウチだけ。

も う だ ま さ れ ん ゾ

今日、負けはおろか引き分けでもJ2降格が決定してしまう大分。
大分の関係者には申し訳ないとは思うが、
ウチだって過去3回も降格の憂き目に遭っている。
これも勝負の世界だから、覚悟しておくんなさい。

その大事な試合、まったく解ってない選手が一名おりました。
李正秀。
それでなくても前節、マスと一緒に累積警告で出場停止だったジョンス。
一試合出られなかった分、残り試合で貢献してもらわんといかん立場なのに
前半序盤14分でイエロー2枚を喰らって早々と退場。
前半6分に失点しビハインドだったチームをさらに数的不利な状態に陥れた。
1枚目のイエローは不可解だったが、2枚目は完全に余計なイエロー。
厳しい…本当に厳しい状況だ。

ところが、このハンデがサンガに良い作用を生むのだから
サッカーとは本当に不思議なものだ。

元々サイドバックだった勇介をサイドハーフに使っていた事と、
前節・千葉戦でセンターバックをソツなく務めた森下がこの日はSBだったので
ジョンスの穴をこの二人のポジションチェンジで埋められた事。
それから数的不利になった為に必然的にカウンター主体とならざるを得ず、
そのおかげで中盤が一枚コマが減っても影響が少なかった事。
そして、この日の2トップがヤナギ&たけというカウンター向きのコンビだった事。
さらには数的有利な大分は前懸かりになり、カウンターをかけ易くなった事。
以上、諸々の条件によって“相手に攻めさせて、耐えて、カウンター”が徹底できた。

そのカウンターが同点ゴールに繋がったのが前半21分。
カウンターから縦へのロングフィードを絶妙の胸トラップでコントロールし、
ドリブルで持ち込んで決めてくれたのは林丈統!!

や っ た ~ っ !!

すばらしいです!
すばらしい速攻です!
これぞカウンターサッカー!
ここまで中途半端だったカウンター攻撃がこの状況の中、ようやく実現しました!
やれば出来るんです!(というよりこれしか方法がなかったんだけどネ)

その後も大分にポゼッションはされるものの、ペナルティエリア内で弾き返し、
攻められっ放しの印象の割にはシュート数は15本に抑えられた。
これはひとえに水本を中心とした守備陣の集中力の賜物。
最後の最後までその集中はキレませんでした。
水谷の神セーブもあり、大分にゴールを割らせない。
退場したジョンスは他のDF陣にメシくらいオゴらんとイカンね、うん。

一方でその後も逆転できるチャンスもあった。
大分にチャンス5回来る毎に、サンガにも1回決定的なチャンスが訪れる。
ミズが、シジが、交代出場したソメが…次々相手ゴールに迫る。
しかし、ここまで。 両軍ゴール出来ず、終了のホイッスルを聞く事となった。

大分J2降格決定。
試合前、今まで自分らの降格を相手に見せるばっかで見た事がなかったので
いっぺんくらい目の前で見せてもらってもエエやろ、と思っていたが、
いざ静まり返った相手サポを観ると複雑な心境になった。
他人事ながら経験があるだけに、なんともやるせない。
お互いエール交換をした時には胸が熱くなった。

戻って来いよ、大分!
俺達もJ1にしがみついて待ってる!

最後にゴール裏に挨拶に来たサンガの選手たちにも今日は拍手。
勝てなかったけど、J1通算100勝もおあずけだけど、今日は仕方がない。
同点にしてくれただけでも御の字。
ゴールを決めたたけはもちろん、それ以外の出場メンバーにもコール。
それだけ今日のメンバーはがんばってた。
みんな、それを感じていたから自然に起こったコールだと思う。

さて、残り4試合となりました。
まだ数字上では残留が確定していません。
あと勝ち点2が必要です。
残りの対戦相手は、G大阪、鹿島、浦和、広島。 全部上位チーム。
サバイバルはまだ続いている。
ここからは技術うんぬんではなく、気持ちが重要。
今日の試合で見せた、執念、気迫、それを見せてくれ!


【試合結果】 京都1-1大分

【観客数】 14,852人

【得点者】
 京都: 林21
 大分: 高橋6

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷6
 DF:増嶋6、水本6.5、李正秀2(14分 2枚の警告により退場)、森下6
 MF:中山5.5、シジクレイ6、ディエゴ5.5、中谷5.5
 FW:柳沢5.5(78分 染谷5.5)、林6.5(68分 金成勇5.5)

【今日の私的MOM】 林 丈統 : 数的不利の状況で同点ゴールを決めて大殊勲!

【現在のサンガ成績】 10勝8分12敗 勝ち点38 12位→

10/10 天皇杯2回戦 ヴェルフェたかはら那須戦 (京都・西京極競技場)

2009年10月10日 18時28分37秒 | サンガ観戦レポート2009
写真:試合後ゴール裏サポーターに挨拶するミヤ

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:角田、水本、森下、中谷
 MF:ディエゴ、安藤、シジクレイ、中村太
 FW:柳沢、林
SUB:平井、染谷、中山、上里、宮吉、豊田、金成勇

【試合レポート】
ミヤ(宮吉)が出てこなかったら、ただ
勝っただけ
となるところだった試合。

前半を2-0で折り返したが、内容はダメダメ。
攻守の切り替えが遅い。
シュートは枠にいかない。
プレスはない。
得点シーンもセットプレーやゴール前の混戦での競り勝ちゴール。
相手はこれからプロを目指そうかというアマチュアクラブ。
アマチュア相手に流れからゴール出来ない様じゃプロなんて言えないッショ?

積極的なプレッシングやペナルティエリアへの突破などがなかった理由が、
「怪我せんように」とか「手を抜いても勝てる」とか思ってたせいだったとしたら
ゴール裏席で1500円なんてりっぱな値段を取るんじゃね~よ!と云いたい。

後半になって相手が少しヘバってきた分攻められる様になってきたけど、
相変わらず速攻と言えるようなシーンは皆無。
最初に切った交代カードが太亮に代えて博貴じゃさらに遅攻に拍車がかかるだけ。
もう博貴を使うのはやめてくれ。

おもろない

負ける気はせーへんけど、このまま2-0で終わったら絶対ブーイングしたる!
…と思てたら、たけに代えてミヤ登場!!
がぜん盛り上がるゴール裏のサポーター。
そのミヤが右サイドに流れて安藤からのクロスボールを受け、
角度のないところからシュート!

ちゅどぉぉぉぉぉんっ!!

狙いすましたシュートはゴールネットを揺らす! 美しいゴール!

♪ゴール、ゴール、ゴール、宮吉! ゴール、ゴール、ゴール、宮吉!
 ゴール、ゴール、ゴール、宮吉! ミ・ヤ・ヨ・シ・タ・ク・ミ~ッ!♪

いや~、その後もミヤにボールが渡る度にゴール裏が沸く、沸く(笑)
丁寧なトラップ、柔らかいボールさばき、アマチュア相手とはいえホレボレするプレイ。
ミヤ投入からリズムを取り戻したサンガはその後も加点し、
なんとかプロとしての体裁を保った形で試合を終える事が出来た。
試合終了後はミヤがリハビリ中の勇人に代わってバンザイ五唱の音戸を取った。

あ~良かった、ミヤがいて。

ヴェルフェたかはら那須の選手、サポの皆様、
あまりお手本にして頂ける様な試合にはなりませんでしたが、お許しを。
とてもクリーンなプレイをしてもらえたので有難かったです。

それにしても京都サポの少なさにはまいった。
いくらリーグ戦じゃないって言っても、この程度しか応援に来てくれないのか…
これじゃ選手に文句も云い難いな…


【試合結果】 京都4-0V那須

【観客数】
 1,981人(メイン、バック共にサイドはパラパラ…これでもJ1ホームと言えるのか?)

【得点者】
 京都: 林15、柳沢24、宮吉76、ディエゴ79

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷5.5
 DF:角田5、水本5.5、森下5.5、中谷4.5
 MF:ディエゴ4.5、安藤5.5、シジクレイ5、中村太5.5(62分 中山4)
 FW:柳沢5(76分 豊田5.5)、林5.5(71分 宮吉6)

【今日の私的MOM】
 宮吉拓実 : わずか20分で存在感を示した。 京の新王子誕生!

10/3 第28節 ヴィッセル神戸戦 (兵庫・ホームズスタジアム神戸)

2009年10月04日 02時10分12秒 | サンガ観戦レポート2009
【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:増嶋、水本、李正秀、中谷
 MF:金成勇、安藤、シジクレイ、角田
 FW:林、柳沢
SUB:平井、染谷、森下、中村太、中山、豊田、上里

【試合レポート】
もうJ1通算100勝なんて、どうでもいい。
…って言っても“勝たなくて良い”ってことじゃないからね。
アニバーサリー的なものは意識する必要はないってこと!
所詮そんなのは通過点に過ぎない。

せやけど今日は勝つ!

なぜって今日の相手が神戸、関西ダービーやから。
両チームの勝ち点差は2。
負ければ順位が逆転する上に、3連敗になってしまう。
前節、前々節の内容が悪かっただけに、絶対に負けられない!

サポーター有志が企画したアウェイでのコレオグラフィも成功させたい。
今期、イマイチ(どころか最悪)の成績しか残せていないアウェイを
まるでホームのような雰囲気にする事、
そしてその雰囲気で後押しして勝利する、
個人的にはそういう気持ちで神戸に来た。

選手入場時にそのコレオグラフィを敢行。
ビジターシートをほぼ満員にしてくれたサポーターの協力で
アウェイ初のコレオグラフィは無事成功を治める事が出来た(はず)。
自分自身コレオに参加していたので、どんな風に見えているかは分らないけどね。

さて、肝心の試合だが、序盤からガチの展開。
神戸もサンガも最終ラインを思いっきり押し上げて、
超狭いエリアでボールの奪い合い。
こんなにコンパクトな攻防は久々に観た。
これが90分も続くはずはない。
どちらかがバテた時が試合が動くポイントとなるに違いない。

京都は前半MF登録のソンヨンが事実上はワントップとなり、
ヤナギとタケがシャドーとなるナンチャッテ3トップ。
スピードがあって裏に抜け出すタイプのヤナギとタケ、ソンヨンは
タイトであるがゆえに最終ラインの裏に広大なスペースがある
この展開にはハマっていると思ったのだが、神戸も気合が入っていた。
なかなか裏に抜け出させてくれない。

サイドの攻防も今日はかなり厳しくチェックしていた。
特にマスは執拗に大久保に喰らいつき、イライラさせていた様に見えた。

「これは退場者が出るかもな…荒れるゾ~」

多少の期待も込めてそう観ていた。
しかし、神戸もなかなか集中がキレない。
そして前半も45分が経過し、ロスタイムに入った頃、ヤナギが倒されPKをゲット!
そのPKを自らが決めて前半を1-0で折り返す。
良い時間帯に先制してくれた。

これはイケる!

そう思っていた…後半20分くらいまでは。
後半になるとサンガは戦法を変えてきた。
ソンヨンOUT、中山 IN。
ヤナギ&タケの2トップに対する、パスの供給源として期待しての起用だろう。
中山が入ったことで速攻カウンターからパスをつなぐ遅攻戦法になる。
まあそれで良いシーンもあったが、速攻と織り交ぜてこそ活きる遅攻。
遅攻ばかりでは相手もそれを読んでくる。

そうこうしている内に神戸にFKを与えてしまう。 蹴るのはボッティ。
ボッティの蹴ったFKは、敵ながらあっぱれな軌跡を描いてサンガゴールに。
ゴール前の北本に押し込まれて…同点。

や ら れ た

う~ん、なんか前半にくらべて運動量が落ちて
間延びしてきたかなと思ったところではあったが、それにしてもあっけない。

それでも京都サポーターは諦めずに応援を続けていた。
勝利を信じて。
最後のロスタイム終了の瞬間まで。
しかし、無情のタイムアップの笛。
思わず天を仰いでしまった。

あー、勝ち点3が遠い。

悪い試合内容ではなかった。
相手もこちらも今日の試合にかける強い気持ちは感じることは出来た。
試合内容からすれば引き分けは順当な結果と言えなくもない。
だけど、挨拶に来た選手に拍手は出来なかった。

勝つ為に何かが足りない。

幸いにも来週はリーグ戦ではなく、天皇杯がはさまる。
相手は地域リーグから勝ち上がってきた栃木代表のヴェルフェたかはら那須。
云っちゃ悪いが勝って当然の相手。
この試合でこの勝つ為に足りない“何か”を掴んで欲しい。
勝つ流れを、勝つ感覚を取り戻して欲しい。

この日後半に立て続けに受けたイエローで次節、マスとジョンスが出られない。
多分、ソメやテッシーがDFラインに入ってくるだろう。
天皇杯では、その想定でスタメンを組んでシミュレーションして欲しいところ。
残り6試合、チーム状態を立て直す為なら、どんな事でもしないといけない。
時間はそれほど残されてはいない。


【試合結果】 神戸1-1京都

【観客数】 11,127人 (ビジターシートはほぼサンガサポで埋まってたんやけどな~)

【得点者】
 神戸: 北本64
 京都: 柳沢44(PK)

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷6
 DF:増嶋5.5、水本5.5、李正秀5.5、中谷5.5
 MF:金成勇5.5(HT 中山5)、安藤6、シジクレイ5.5、角田5.5
 FW:林6(78分 豊田5)、柳沢6

【今日の私的MOM】 なし

【現在のサンガ成績】
 10勝6分12敗 勝ち点36 12位↓ (10/3現在暫定)

9/26 第27節 大宮アルディージャ戦 (京都・西京極競技場)

2009年09月27日 17時16分52秒 | サンガ観戦レポート2009
写真:吉例のキャラいじりゲーフラも効果なく…

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:増嶋、水本、李正秀、中谷
 MF:中山、安藤、シジクレイ、角田
 FW:柳沢、ディエゴ
SUB:平井、染谷、森下、中村太、豊田、林、金成勇

【試合レポート】
一ヶ月ぶりに戻ってきたホーム・西京極。
クラブJ1通算100勝のかかった試合。
順位の近い残留争いのライバル・大宮との対戦。
リーグ戦残り試合数を考えると、是が非でも勝っておきたい。

だが、その重要な試合はなんとも無残な内容となってしまった。

試合開始時点で五分五分と思われた均衡は開始10分過ぎに破られる。

ゴール裏のサポーターを煽っていたので、
どんな失点の仕方なのかは分らないが、この早い時間帯での失点は痛い。
前節・磐田戦でもそうだったが、今のサンガは失点すると一気におかしくなる。
そしてその数分後、落ち着きを取り戻したかに思えたタイミングでまた失点。
1点目はともかく、2点目の失点はアカン。
サポーターも失点で萎えかけた気持ちを立て直しかけたところだった。
そこでの失点は精神的にキツい。
いくら煽っても、応援のテンションが上がらない。
サポ泣かせの試合展開。

それにしても今日のサンガは攻守の切り替えが遅い。
サイドチェンジを多用してピッチを広く使って相手のマークをはずそうとするが、
足元への横パスばかりでは縦へのスピードが出ない。
大宮のチェック網に絡め獲られるばかりだ。

特に酷いのは右サイド。
勇人のケガで久々に中盤で起用された中山がまったくダメ。
守備はしないわ、相手のDFをかわせないわ…良いところなし。
見せ場を作ることもなく、前半のみで交代。
この出来の悪さでは、なんで起用したのか理解に苦しむ。
同じく後半途中で交代させられた増嶋もダメ。
サイドバックのくせに満足なクロスの一本も上げられない…

左サイドの勇介からは良いクロスは上がるものの
それに中で合わせるFWがいない。
ディエゴは中盤の底までボール欲しさに下がってしまい、
前線にはヤナギだけが孤立して残っている状態。
サンガが状態の良くない時の典型的なパターンだ。

後半、試合時間30分近く残してはいたが、また失点。
はっきりいってここから4点獲っての逆転勝利を望むのは非現実的。
せめて1点でも2点でも返して、次節以降の糧としたい。
それだけを願って応援を続ける。

応援の甲斐あってか、残り15分頃、CKのチャンスを得る。
そのCK、ヤナギがヘッドで合わせ、なんと11試合ぶりとなるゴールとなる。
しかし1点返して喜んでいる気分ではない。
すぐに試合再開しろ!
2点目を獲ろう!
勝ち負けの問題じゃない!
意地の問題だ!
試合終了間際、相手GKとの小競り合いで審判に文句を云うサポもいた。
気持ちは判らないではないが、判定が覆る訳じゃない。
それよりも最後の1分、1秒まで声を振り絞って応援すべきだと思ってとめた。

結局サンガは2点目を獲る事の出来ないまま試合を終えた。
僕の近所のA席の人には
「選手が挨拶に来たらブーイングしたい人はしても良いです。
拍手したい人はそれも良いです。
今のみんなの素直な気持ちを選手に伝えましょう!」
と言った。

どんな酷い試合を観せられても、やっぱりサンガが好きやし、応援するしかない。
いろんな考え方、感じ方をする人はいるとは思うけど、
ここ、ゴール裏にいる人でサンガを嫌いなヤツはいーへんのやから。
愛してくれる人からの言葉は、応援でも拍手でもブーイングでも
選手は受け止めるべきやと思ったから。
それをみんながどう受け止めたのかは判らない。
ただ、ゴール裏に挨拶に来た選手に対してブーイングは起きなかった。
(少なくとも僕にはブーイングには聴こえなかった)
みんなやっぱりサンガが好きなんやと思った。

負け試合やったけど、
サポーターの気持ちは選手たちには伝わったと信じる。

今日の試合はきっぱりと忘れる事にしたい。
選手にも忘れて欲しい。
残り7試合、ひとつ、ひとつ、一緒に闘っていこうと思う。
そして最後、選手もサポも一緒になって笑顔でシーズンを終えたいと思う。

1!2!3!ぽかん!はい、忘れました!(ポケモン風)


【試合結果】 京都1-3大宮

【観客数】 9,206人

【得点者】
 京都: 柳沢74
 大宮: 石原12、藤本19、ラファエル54

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷5
 DF:増嶋3.5(58分 金成勇5.5)、水本4、李正秀4、中谷5.5
 MF:中山3(HT 中村太5.5)、安藤5、シジクレイ5.5、角田5.5(77分 豊田5.5)
 FW:柳沢5.5、ディエゴ4.5

【今日の私的MOM】 なし

【現在のサンガ成績】 10勝5分12敗 勝ち点35 11位↓

9/19 第26節 ジュビロ磐田戦 (静岡・ヤマハスタジアム)

2009年09月20日 23時57分37秒 | サンガ観戦レポート2009
写真:メインゲート前の蒼褪めたジュビ郎(勝手に命名)像。
   ジュビロサポも試合後こんな顔色にしてやる気マンマンだったのに…

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:増嶋、染谷、李正秀、中谷
 MF:角田、安藤、佐藤、シジクレイ
 FW:ディエゴ、柳沢
SUB:平井、森下、中山、中村太、豊田、林、金成勇

【試合レポート】
諸事情あり、ご無沙汰していた遠征応援、
丸々一ヶ月振りに応援復帰いたしました!
久々の応援、かつアウェイなので燃えてます!

23節・新潟戦で今季アウェイ初勝利を挙げ、
ようやく内弁慶の呪縛から解放されたサンガ。
24節・柏戦は数的優位を活かせずドロー、
その後、パウリーニョがブラジルクラブへ移籍するというショックな出来事もあったが、
続く25節・鹿児島鴨池でのFC東京戦では金成勇の劇的ゴールで辛くも勝利。
約一ヶ月のロード期間を苦しみながらも2勝1分けで乗り切り、
勝ち点を7積み上げ、順位も8位につけた。
そして今回、(もう何度目のトライだか分らないけど)今季初の連勝に挑戦。
おまけにクラブとしてもJ1通算100勝がかかる試合となる。

今日の相手は磐田。
しかも場所は未だかつて一度も勝った事のない
鬼門のひとつ(サンガの場合鬼門はいくつもある)、ヤマハスタジアム。
その縁起の悪さも、今日を限りに返上したい。

シルバーウィーク初日ということで渋滞を考慮し、朝6時に京都を出発。
予想通りというか予想以上というか高速の途中2ヶ所で渋滞に巻き込まれ
磐田到着は4時間後の10時。 結構かかってしまった…
現地では知人の磐田サポの方と歓談。
お互い「今日は勝たせてもらう」と主張しあうも妥協点が見出せず、
話は平行線のままお互いのゴール裏に分かれて入場。
さて、どちらに勝利の女神が微笑むのか?

今日のサンガの先発は水本クンが累積出場停止の為、
ミズの代役に初CB(のはず)となる染谷を起用。
本人も久々のスタメンで心に期するものはあったはずだし、
サポーターも期待していたのだが、これが大誤算となってしまう。

前半、お互い慎重な試合運びで、互角の展開。
サンガはシュートまでいけていない分、
やや劣勢だったかもしれないが、巧く左の勇介のサイドを使えていたので
一発良いクロスが入りさえすればゴール出来る雰囲気はあった。

と こ ろ が

と こ ろ が だ

前半も残り5分となり、このまま0-0で勝負は後半かと思った矢先、
サンガDFラインの裏に磐田の浮き球のパスが入る。
それを追いかけた染谷が、背後から追う磐田MF村井に気付かずシュートを許す。
そのシュートはGK水谷が辛くも弾いたが、弾いたボールはイグノ正面。
余裕のヨッちゃんでゴールを決められてしまう。

あああああ・・・

完全に染チャンの油断と、水谷の指示ミス。

この後もサンガは打つ手、打つ手がすべて裏目に出る。
この劣勢を挽回する為にハーフタイムで中盤のカクを下げ、
このところラッキーボーイ的存在になっているソンヨンを投入するが、
そのせいかどうかはわからないが、
中盤でセカンドボールが拾えなくなり、前線は孤立。
前半はあれほど攻め上がれたサイドからの攻撃もなくなってしまう。

後半10分には、逆に磐田のサイド攻撃を受け、さらに失点を重ねる。
1点差のうちは、逆転する望みもあったが、
今日のサンガに2点のビハインドは厳しい。

調子の上がらないヤナギに代え、たけを入れるが状況は変わらず。
後半は磐田に攻められっぱなし。
弱り目に祟り目、後半15分には勇人が負傷退場。
ロスタイムには前がかりになったところを西にカウンターを決められ3失点。
何一つ良いところのない内容で
今年も鬼門・ヤマハスタジアムを後にする事となってしまった。
また今年も静岡県内で一勝も出来ずか…

磐田よ、なぜサンガ戦の時だけ強いのヨ?

それはさておき…頼みにしていたDFが完全決壊。
決壊のきっかけは一失点目だろう。
直接の原因はもちろん染谷の判断ミスだが、
GK水谷や相棒のCBジョンスの連携とコミニュケーションも問題。
鉄壁かつ安定感バツグンと思われていたサンガDF陣も
水本ひとりが抜けただけで機能しなくなるのだとすれば、
勝ち点35を積み上げた現状でも
余裕なんざこれっぽっちもないと云わざるを得ない。

勇人のケガも結構な重症(どうやら下顎骨折で全治3週間らしい)だったし、
次節以降、今度は中盤が心配になってきた。
リーグ戦残り8試合、ここからがサバイバル本番だ。


写真は試合終了間際のソンヨンとの接触による磐田GK能活負傷のシーン。
右脛骨折で全治数ヶ月だそうな…余所の事ではありますが、お大事に。


【試合結果】 磐田3-0京都

【観客数】 13,860人 (サンガサポも1000人位はきてたと思うのだが…残念)

【得点者】
 磐田: イグノ41、前田55、西89

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷4.5
 DF:増嶋5、染谷3、李正秀4.5、中谷5
 MF:角田5(HT 金成勇5)、安藤5、佐藤5(60分 中村太5)、シジクレイ5
 FW:ディエゴ5、柳沢4.5(58分 林5)

【今日の私的MOM】 なし : 染チャン…やっぱアレはアカンぞ。アレは…

【現在のサンガ成績】 10勝5分11敗 勝ち点35 10位↓