ビバリウム 監督/ロルカン・フィネガン

【出演】
　ジェシー・アイゼンバーグ
　イモージェン・プーツ
　ジョナサン・アリス

【ストーリー】
新居を探すトムとジェマのカップルは、ふと足を踏み入れた不動産屋で、全く同じ家が建ち並ぶ住宅地「Yonder」を紹介される。内見を終えて帰ろうとすると、すぐ近くにいたはずの不動産屋の姿が見当たらない。2人で帰路につこうと車を走らせるが、周囲の景色は一向に変わらない。住宅地から抜け出せなくなり戸惑う彼らのもとに、段ボール箱が届く。

【西京極の評価】
その段ボール箱に入っていたものは…なんですが、ネタバレになるのでココでは触れませんｗただ、お話は出口のない世界に閉じ込められ、奇妙な生活を強いられるという、誰もが悪夢でよく見る典型的なシチュエーションです。主演の二人も中々鬼気迫る演技を見せてくれますが、何と言っても印象的なのがセナン・ジェニングスという子役が演じる少年。この子はスゴイ。オチはまぁそうなるよねというオチではありますが、グロ描写ゼロでこれだけ気味悪い思いをさせたらホラー映画としては及第点だと思います。

【総合評価】　☆☆☆★★（満点は☆５つ）
　ストーリー　☆☆☆★★
　演出/演技　☆☆☆☆★
　映像　　　　☆☆☆★★
　音楽/音響　☆☆☆☆★