西京極 紫の館

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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島 監督/安彦良和

2022年06月04日 07時20分44秒 | 西京極シネマ
【声の出演】
 古谷 徹 (アムロ・レイ)
 武内 駿輔(ククルス・ドアン)
 成田 剣 (ブライト・ノア)
 廣原 ふう(カーラ)

【ストーリー】
宇宙世紀0079年  ジャブロー防衛戦を耐え抜いた地球連邦軍は、ジオン地球進攻軍本拠地オデッサを攻略すべく、大規模な反抗作戦に打って出る。ホワイトベースは、作戦前の補給のためベルファストへ向けて航行していたが、その途中、ある任務を言い渡される。それは、通称“帰らずの島”と呼ばれる無人島に潜む残敵の掃討任務だった。島に降り立ち捜索を開始したアムロは、そこにいるはずのない子どもたちと一機のザクと遭遇する。

【西京極の評価】
僕の大好きな安彦良和さんが「コレで思い残した事はない。ガンダムは最後」と宣言された。残念ではあるがお年でもあり仕方ない。ことぶきつかさサンが安彦キャラを引き継いで『THE ORIGIN』完全アニメ化して欲しい。それはさておき…本作、TVシリーズではモビルスーツバトルのない地味なエピソードにサザンクロス部隊という敵役設定を加える事で、1本の独立したガンダム作品として楽しめるものに仕上がっていました。アムロ、ブライト、ミライ、セイラさん(…セイラさんだけ「さん」付けw)らお馴染みのガンダムキャラに加え、ドアンと共に暮らす子供達の生活を丁寧に描く事で、戦争を巡る憎しみの連鎖と、それを断ち切ろうとする勇気を伝えてくれます。このところお声に若干経年劣化を感じつつあった古谷徹さんも今回のアムロ役では見事に若返っておられました。ドアン役の武内さんの方が実年齢ではずっと年下なのに役では自然に真逆…不思議w

【総合評価】 ☆☆☆☆★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆☆☆★
 演出/演技 ☆☆☆☆★
 映像    ☆☆☆★★
 音楽/音響 ☆☆☆☆★

おまけ:
劇中BGMでTVシリーズの主題歌『翔べ!ガンダム』が使われていたのが嬉しかった!

さらに2022.6/6追記:
岡田斗司夫が「ジオン軍を脱走したククルス・ドアンはアムロが歩んだかもしれない未来」と語っていた。なるほど…それでアムロが行方不明になった時「いっそ脱走してくれていれば…」とブライトが呟いていたのか。納得。

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