NHK朝のテレビ小説ちむどんどん最終週。
本土返還五十周年のタイミングで放送される沖縄が舞台の朝ドラってことで、期待値が高かった本作。蓋を開けてみると太平洋戦争に関するエピソードは薄っぺらいわ、沖縄の風土や人柄、生活についての描かれ方もどうにもステレオタイプ。その上、主人公を含む四人の兄妹の性格や行動がいずれもエキセントリックで共感しづらい。当然の如く批判が殺到、低評価のままのエンディングとなった。僕自身も「え~、それはないわ~!」とか「なんでやねん!」とか心の中でツッコミを入れまくりながら観てました。脚本担当の羽原大介さんって沖縄出身じゃないよね?沖縄についての思い入れのある人 金城哲夫や上原正三が脚本書いたらこうはならなかったはず。
まず黒島結菜演じる主人公・暢子ですが、終始発言も行動もサイコパス。とにかく他人の気持ちや場の空気が読めない。こんなヤツたまにいるけど、いくら外見が可愛くても絶対に付き合いたいとは思わんわ。彼女が「ちむどんどんする!」って発言する度にイヤな予感しかしなかったな。この暢子のKYな性格には伝染性があって夫となった信彦(演:水沢氷魚)まで婚約者だった愛ちゃん(演:飯豊まりえ)をバッサリ捨てるというサイコパスっぷりをみせる。恐ろしや暢子菌。そもそもなんでイタリア料理店で修業するねん?沖縄料理やるって展開は最初からミエミエなんやから東京で沖縄料理店を開いて苦労の末、受け入れられ夢をかなえるって流れで良かったやろ?お話としては完全に寄り道。
次にニーニーこと暢子の兄・賢秀(演:流星涼)。こちらはサイコパスというより単純にアホ。悪気はないのは解るけど、何度も同じような詐欺に引っかかって家族に迷惑をかける。ここまで学習効果のないヤツっておらんやろ?コイツを見てたらフーテンの寅さんなんて全然常識人。最終盤で養豚場の娘(演:佐渡川愛美)と結ばれてやっと許せるバカになれたのが唯一の救いよね。
そして一見するとマトモに見えた暢子の姉・良子(演:川口春奈)もかなりのKY。信念を持つのはいいけど、他人の言葉や立場に配慮がない。結果、当然周囲の反感を買って上手くいかず、癇癪を起す。こんな先生が担任になったら生徒は不幸。そして人を見る目もない。どう考えてもダメ教師の博夫(演:山田裕貴)よりおぼっちゃんの金吾クン(演:渡辺大知)の方が人としてエエやろ?ドラクエ5の結婚相手選びより悩む要素ないって。
最後はまだ他の3人よりはかなりマトモな末妹・歌子(演:上白石萌歌)。病弱なのがコンプレックスで何かにつけて悲観的で、強気な兄姉たちに比べると面倒くさい性格ではあるが…暢子よりもこの歌子を主人公にした方が良い朝ドラになったんではないかと僕は思う。病弱で気弱な陰キャの女の子が兄姉の引き起こすトラブルを乗り越え沖縄民謡の歌手になるという夢を叶え、初恋の人・智(演:前田公機)と結ばれる エエやん!エエ話やん!
と、まあここまで期待を裏切りまくってくれた本作、ドラマ序盤では「こんなアホな兄妹らを甘やかして育てた仲間由紀恵が一番悪いんじゃないか?」と考えていたのですが、途中からどこまでも自分の子供を愛し、その過ちを赦していくという姿勢は子供にとって理想の母親像でもあるのだと思い直しました。
子供からすれば親ガチャだけど親からすれば子ガチャだもんね。最後まで親バカを貫き通した仲間由紀恵、エラい!!ww
来週からは福原遥主演の『舞い上がれ!』。長崎の五島列島と東大阪が舞台になるようだけど、タイトル通り舞い上がるような軽やかなドラマを期待しま~す。
本土返還五十周年のタイミングで放送される沖縄が舞台の朝ドラってことで、期待値が高かった本作。蓋を開けてみると太平洋戦争に関するエピソードは薄っぺらいわ、沖縄の風土や人柄、生活についての描かれ方もどうにもステレオタイプ。その上、主人公を含む四人の兄妹の性格や行動がいずれもエキセントリックで共感しづらい。当然の如く批判が殺到、低評価のままのエンディングとなった。僕自身も「え~、それはないわ~!」とか「なんでやねん!」とか心の中でツッコミを入れまくりながら観てました。脚本担当の羽原大介さんって沖縄出身じゃないよね?沖縄についての思い入れのある人
まず黒島結菜演じる主人公・暢子ですが、終始発言も行動もサイコパス。とにかく他人の気持ちや場の空気が読めない。こんなヤツたまにいるけど、いくら外見が可愛くても絶対に付き合いたいとは思わんわ。彼女が「ちむどんどんする!」って発言する度にイヤな予感しかしなかったな。この暢子のKYな性格には伝染性があって夫となった信彦(演:水沢氷魚)まで婚約者だった愛ちゃん(演:飯豊まりえ)をバッサリ捨てるというサイコパスっぷりをみせる。恐ろしや暢子菌。そもそもなんでイタリア料理店で修業するねん?沖縄料理やるって展開は最初からミエミエなんやから東京で沖縄料理店を開いて苦労の末、受け入れられ夢をかなえるって流れで良かったやろ?お話としては完全に寄り道。
次にニーニーこと暢子の兄・賢秀(演:流星涼)。こちらはサイコパスというより単純にアホ。悪気はないのは解るけど、何度も同じような詐欺に引っかかって家族に迷惑をかける。ここまで学習効果のないヤツっておらんやろ?コイツを見てたらフーテンの寅さんなんて全然常識人。最終盤で養豚場の娘(演:佐渡川愛美)と結ばれてやっと許せるバカになれたのが唯一の救いよね。
そして一見するとマトモに見えた暢子の姉・良子(演:川口春奈)もかなりのKY。信念を持つのはいいけど、他人の言葉や立場に配慮がない。結果、当然周囲の反感を買って上手くいかず、癇癪を起す。こんな先生が担任になったら生徒は不幸。そして人を見る目もない。どう考えてもダメ教師の博夫(演:山田裕貴)よりおぼっちゃんの金吾クン(演:渡辺大知)の方が人としてエエやろ?ドラクエ5の結婚相手選びより悩む要素ないって。
最後はまだ他の3人よりはかなりマトモな末妹・歌子(演:上白石萌歌)。病弱なのがコンプレックスで何かにつけて悲観的で、強気な兄姉たちに比べると面倒くさい性格ではあるが…暢子よりもこの歌子を主人公にした方が良い朝ドラになったんではないかと僕は思う。病弱で気弱な陰キャの女の子が兄姉の引き起こすトラブルを乗り越え沖縄民謡の歌手になるという夢を叶え、初恋の人・智(演:前田公機)と結ばれる
と、まあここまで期待を裏切りまくってくれた本作、ドラマ序盤では「こんなアホな兄妹らを甘やかして育てた仲間由紀恵が一番悪いんじゃないか?」と考えていたのですが、途中からどこまでも自分の子供を愛し、その過ちを赦していくという姿勢は子供にとって理想の母親像でもあるのだと思い直しました。
子供からすれば親ガチャだけど親からすれば子ガチャだもんね。最後まで親バカを貫き通した仲間由紀恵、エラい!!ww
来週からは福原遥主演の『舞い上がれ!』。長崎の五島列島と東大阪が舞台になるようだけど、タイトル通り舞い上がるような軽やかなドラマを期待しま~す。
ほんまに「ありえん!」ドラマの展開でしたが…僕も最後までは観ました。
まぁどんなアカン子でも帰れる故郷や家族があるってのは大事よね。
結局、イライラしながらも最後まで見てしまいました。
なんか、野球で言えばアンチ巨人なのに巨人が負けてほしいと試合中継を見てしまうような感じ
本当につまらなかったら、昨年の東京制作のドラマみたいに途中で見なくなりますからね(゚∀゚)