西京極 紫の館

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モーリタニアン 黒塗りの記録  監督/ケビン・マクドナルド

2021年11月01日 21時24分52秒 | 西京極シネマ
【出演】
 ジョディー・フォスター
 タハール・ラヒム
 ベネディクト・カンバーバッチ
 シャイリーン・ウッドリー

【ストーリー】
弁護士のナンシー・ホランダーとテリー・ダンカンは、モーリタニア人青年モハメドゥの弁護を引き受ける。アメリカ同時多発テロに関与した疑いで逮捕された彼は、裁判すら受けられないまま、拷問と虐待が横行するキューバのグアンタナモ米軍基地で地獄の日々を送っていた。真相を明らかにするべく調査に乗り出すナンシーたちだったが、やがて恐るべき陰謀によって隠された真実が浮かび上がる。

【西京極の評価】
人の憎しみの心が真実から目を逸らさせて、謂われなき罪を作り出す。自由を最も尊ぶ国であるアメリカでも、9.11テロの憎しみから誤った道を進む。ただ、そういう苦い事実も映画というメディアではしっかりと描き、自己批判しようとする姿勢は素晴らしい。臭い物には蓋をしたがる日本とはそこが違う。本作ではジョディ・フォスターがやたらケバいおばあちゃん弁護士ナンシーを演じていて「うわ~すごい老けたな~」と思ったが、エンディングで現実のナンシーさんとそっくりだったので、敢えて老けメイクして寄せてたんだなと思った。ホントそっくり。

【総合評価】 ☆☆☆☆★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆☆☆★
 演出/演技 ☆☆☆☆☆
 映像    ☆☆☆☆★
 音楽/音響 ☆☆☆☆★

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