SPECTACLE DIARY

かわいいお客様や今日あった症例などを紹介しています

鼻根部のしっかりしたお客さん

2013年10月03日 09時18分59秒 | インポート

最近他店で作った遠近両用眼鏡の調子がよくない

ということで眼科処方箋を持ってこられました。


フレームは最近作られたというだけあって状態はいいので

このフレームを使いレンズのみ作り変えることになりました。

Dscn1255

度数を確認すると、

現在のレンズの度と処方箋では

大きな違いはありません。


でも本人は調子が悪いとおっしゃっています。

どこに原因があるのか?

それは眼鏡の掛ける位置に問題があったのです。


このお客さんは鼻根部がしっかりしているので

一番収まりがいいのがかなり鼻の上方なのです。


ですから眼鏡が上がりすぎて

今の遠近の状態では遠くがボヤけてしまいます。

そこでアイポイントを取り直し

レンズの遠くが見える位置を下げて

作ることにしました。

アイポイントを下げた分だけ近用部分が犠牲になりますから
手元が見えにくくなる恐れがあるので

レンズの型の下方を大きくしました。

Dscn1261

Dscn1268_2

Dscn1267

あとは

ご来店時もう一度アイポイントを確認し

微調整をしたら

今までより違和感なく掛けられるように

なると思います。