今回の鼻盛りは何時もと少し違います。
眼鏡装用時、お子様の目と眼鏡の距離(頂間距離)が離れ過ぎていました。
目と眼鏡の距離(頂間距離)は13㎜が適切な値になります。
これ以上、離れても近づきすぎても正確な矯正効果は得られません。
※治療目的や強度度数の場合、見え方に大きく影響するためシビアな調整が求められます。
今回の鼻盛りは、鼻パッドの大きさを小さい物に交換します。
鼻パッドを小さい物に交換し、目と眼鏡の距離を適切な距離に調整します。
鼻パッド部分をカットします。
研磨後。
この後、鼻盛りを施工します。
この様に下地を綺麗に研磨する事で、仕上がりに歴然の差が生じます。
完成画像は後日掲載します。
ここからは今日の出来事。
飛び込みで子供の眼鏡(某有名インポートブランド)を持ち込まれたお客様。
子供用のセル枠、鼻パッドが片方折れてしまい見るも無惨な姿に。
お作りになられた眼鏡店に持ち込んだ所「当店では修理する事が出来ません」の一言。
当店で鼻盛り修理となりました。
修理が出来ない眼鏡を販売する眼鏡店もどうかと思いますが・・・。
【値段が安い、デザインが良い】こんな理由でお子様の眼鏡を選んでいませんか?
お子様の眼鏡は治療用目的の場合が殆どです。
子供用眼鏡を販売する眼鏡店には知識、技術が求められます。
特に弱視治療目的の場合、将来のお子様の見え方に非常に大きな影響を与えます。
お子様の眼鏡は技術があり、信頼できる眼鏡店で購入するべきだと私達は考えます。
※通常、当店以外で購入された眼鏡は修理、調整等、全てお断りしています。
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