レンズが店舗に到着した状態です。
このレンズを店舗で加工していきます。
「外径指定」とはレンズのSizeを指定することです。
写真のレンズが径70㎜だとします。
これを60、55㎜とレンズ径を指定する訳です。
では何故「外径指定」が必要になってくるのか?
それはレンズの径を指定することによりレンズをより薄く、軽くすることが出来るからです。
例えば・・・
①お客様の眼鏡フレームがあります。
②眼鏡フレームに必要なレンズ径が55㎜とします。
③通常レンズの場合、レンズ径が70㎜とすると・・・
70㎜(レンズ径)-55㎜(フレーム径)=15㎜ つまり15㎜が不要な部分になります。
④「外径指定」でレンズの径を55㎜に指定すると・・・
55㎜(レンズ径)-55㎜(フレーム径)=0㎜ 不要な部分がありません。
下記に「外径指定有り・無し」で加工したレンズの写真があります。
赤い部分がレンズの厚みです(手前が指定無し、奥が指定有り)。
「外径指定」=加工に必要のないレンズ径部分を指定し薄く、軽く仕上げる方法です。
特に子供の場合、遠視のレンズ(凸レンズ)が多いので非常に有効な手段となります。
レンズを薄く、軽くする場合「外径指定」も選択視に入れて頂くと良いと思います。
※外径指定の効果は凸レンズの時に発揮されます。
※近視(凹レンズ)使用時は効果が発揮出来ませんのでご了承ください。
※詳しくはこちらをご覧下さい。
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