SPECTACLE DIARY

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過矯正眼鏡の弊害

2018年05月29日 06時27分35秒 | 日記
先日ご来店されたお客さんの話です。

眼鏡が合ってない感じがするので
検査してほしいとのことで来店されました。
お体の状態もよくなく
原因不明で神経内科に受診されています。


30代女性

<職業>
事務系(パソコン作業)

<訴え>
見えにくい感じはないがとても疲れる
お体の状態も悪く常に疲れている


<問診>
頭痛
肩こり
耳鳴り
顎関節症
複視(常にではないが)
遠近感のくるいがある(ピントが合わせにくい)
異常な眩しさ

眼病はなし


<現在使用している眼鏡>
3年前に作成したメガネ
R=S-4.75D C-1.50D AX180
L=S-5.00D C-1.75D AX180

<検査した結果>
R=S-3.75D C-2.00D AX5
L=S-4.25D C-2.00D AX175

結果、現在使用のメガネが
過矯正ということがわかりました。

5mでS-1.00D位の過矯正ですから
パソコンの距離ではもっと過矯正になります。

特にパソコン作業中は
常にピントを合わせるために
過剰に力んでいるわけですから
お体にも影響でてもおかしくないです。

眩しさに関しても
疲れた時は瞳孔が開きやすくなりますから
眩しくなります。

瞳孔を開いたり、閉じたりする筋肉は
自律神経と関係しているので
バランスが崩れて
いろいろな症状もでていのでは、
と思われます

そのようなことから
今回調製していただく眼鏡ですけど
現在、過矯正の眼鏡を使用しているので
今度の眼鏡は
最初は見えにくい感じがすると思うのですが
度数を緩めて調製します。

それと
お仕事で
長時間パソコンを使うということなので
パソコンの距離に合わせた眼鏡を調製。

の2本を併用していただきます。

力まずに楽に見えるので
お体の状態も少しずつ改善していくものと思われます。

















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