SPECTACLE DIARY

かわいいお客様や今日あった症例などを紹介しています

今日の症例

2014年06月20日 09時07分58秒 | インポート

今日の症例は外斜位のお客さんです

以前から調製させていただいている方で

プリズム眼鏡を掛けていただいています。

現在の眼鏡のプリズム度数は

 両眼に2.75△in



2年前に調製しました。


訴えは

最近見にくい(特に近く)ということです


まず視力検査する前に予備検査として

眼位をみる為のカバーテストをすると

かなり眼が水平に動きました

そして

眼をどこまで寄せられるかを調べる

輻輳近点は15cmで左眼がbreak しました。

輻輳不全にちがいないと思いながら検査を進めていくと

やはり輻輳力が低下していました。

途中検査しながら話を聞いていくと

肩こり、首こりは慢性化していて

頭痛も頻繁に起こるそうです。


近くを見たり書いたりするのが好きな方なので

眼にはかなりの負荷がかかっていたんだと思われます。

結論として

度数よりも眼を合わす筋肉が低下していると思われ

プリズム量を増やして負担がかかりにくいよう調製したのと

眼の休め方

輻輳力強化の簡単なトレーニングを説明しました。

明日21日(土)は近大店の定休日です




お客様ご紹介

2014年06月19日 08時57分16秒 | お客様

今回ご紹介するお客様は、Aちゃんです

眼鏡は自分で決めてミントの色にされました

Dscn1913

とっても可愛く似合ってます

R(1.5 S+0.75           )

L(1.5 S+0.75 C-1.25 AX175)

間欠性外斜視で、手術後のメガネです。

メガネが曲がったり、歪んだり、鼻や耳が痛かったり

近大病院に来られた際は、西村眼鏡店に

お越し下さい。

最後にもう一枚、笑顔の写真です

Dscn1915

可愛い\(//∇//)\


今日の症例

2014年06月18日 11時03分26秒 | インポート

本日来店されたお客さんの症例を紹介します

このお客さんは

今年の1月に両眼白内障の手術をされて

眼内レンズを挿入されています。

そして3月にメガネを調製しました。

その時のデータはこんな感じです

R=(1.0×S-0.25D  C-1.00D AX170)

L= (1.0×S-0.25D C-0.50D AX110)

それからしばらくは調子が良かったようですが

最近急にみえにくくなったということで

検査することになりました。



今日のデータはというと

度数は変わらないのですが

視力は両眼共(0.5)までしか出ないのです。


確かに見えにくいはずです。


そこで眼に光をあてて中の状態や度数を

判断するレチノスコープで調べました。

すると

きれいに光が通らないのです。

濁りが確認できました。


その濁りが邪魔して視力が出なかったのです。


これを後発白内障といいます。


後発白内障というのは

白内障の手術の時に残す後嚢の膜が濁る

ことをいいます。


治療方法はヤグレーザーで濁っている部分に

照射して破きます。


そうすることで

濁りがなくなり光が網膜まで届くので

視力も元の状態に戻ります。


とりあえず

メガネのレンズではどうすることもできないので

眼科受診していただくことになりました。


それからまた検査させていただく運びになりました。