当会が後援して昨年度末実施した藤田早苗さんの報告会は、国連「表現の自由」特別報告者の日本への公式訪問を、政府が直前になって延期したという驚くべき非礼と、その影響や意味するところを直截に語って頂く、大変貴重な機会でした。このようなことになって、公式訪問の実現の可能性が極端に低くなっているとの懸念が語られたのですが、この度4月12日から19日までの期間でそれが実現することになったのは、藤田さんの努力、国内外の多数の良識ある方々の熱心な働きかけがあったためであろうと思います。
以下、日本の表現の自由を伝える会という団体が立ち上げられ、HPを開設されましたのでご紹介させていただいます。どうぞ内容をご覧くださって、訴えに耳を傾けてください。
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4月12-19日、国連「表現の自由」特別報告者のディビッド・ケイさんが、日本を公式訪問し、
日本の表現の自由について、政府・民間からヒアリングを行います。
この時期に合わせて、国際人権法研究者の藤田早苗さん(英国エセックス大学人権センター
フェロー)が一時帰国し、これまでの活動を踏まえて、国連「表現の自由」特別報告者の意味、
日本の表現の自由が国際的にどう見られているか、などについての講演を各地で行います。
藤田さんの帰国・滞在費用のカンパ30万円を募集します。ぜひご協力ください。
☆カンパ振込先
郵便振替 口座番号:00870-7-216543
加入者名:日本の表現の自由を伝える会
http://hyogen-tsutaeru.jimdo.com/
なお、藤田さんの講演会を希望する方は以下にご相談ください。日程調整いたします。
seiko.unhr.foe@gmail.com
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日本の表現の自由の危機的状況を世界に伝えよう
日本国憲法21条によって、私たちには、表現の自由が保障されているはずです。
また日本は国連自由権規約19条を批准しています。
でも本当に「干渉されることなく意見を持つ権利」「あらゆる種類の情報及び考えを求め、
受け及び伝える自由を含む」表現の自由の権利は行使できているといえるでしょうか。
日本の表現の自由は、とても世界に誇れる状態ではありません。私たち自身がこの状況を
はっきりと知り、世界に伝え、そしてこの危機を突破し、真の表現の自由を手にするために
努力しましょう。
◇ 藤田早苗さんの各地での講演の日程 ご紹介
国連「表現の自由」特別報告者のディビッド・ケイさんの来日時期に合わせて、
藤田早苗さん(英国エセックス大学人権センターフェロー)が、 一時帰国し、
これまでの活動を踏まえて、国連「表現の自由」特別報告者の意味、日本の表現の自由が
国際的にどう見られているか、などについての講演を各地で行います。
ぜひご参加ください。(詳細は、各主催者のサイトを参照して下さい)
「伝える会」トップページに若干詳しく掲載しています。
(講演日程が増えれば、順次アップしていきます)
↓
http://hyogen-tsutaeru.jimdo.com/