例年の梅雨末期のような雨が毎日降り、各地で大きな被害がおきています。
そんな中、激しい雨が降りやんだ少しの合間(11日)に、今年初めての鳴き声を聞きました。
セミの事を調べてみました。
世界には約1600種類。そのうち日本は約30種類です。よく知られているのは、
アブラゼミ、ニイニイゼミ、ヒグラシ、ミンミンゼミ、ツクツクボーシ、クマゼミ でしょうか。
アブラゼミは、羽根が不透明ですが世界的には珍しいようです。
ニイニイゼミは、一番早く鳴き始めます。
松尾芭蕉の『閑かさや 岩にしみいる、蝉の声』は、このセミだと言われています。
クマゼミは、早朝から午前中にかけて賑やかに鳴きます。
暖かい地方のセミですが、近年の温暖化により、年々北上しています。
万博公園でも数が増えているようです。
世界最大のセミは、東南アジアのテイオウゼミで体長13cmです。
日本最大のセミは、クマゼミで、テイオウゼミの約半分の大きさです。
世界最小のセミは、オーストラリアのウラブナナゼミで、13mmです(右上)。
写真は「大阪市立自然史博物館」の資料をお借りしました。