Saxophonist 宮地スグル公式ブログ

最大の趣味+職業の音楽について熱く語ります。その他にライブのお知らせ、趣味の旅行&温泉巡りも。登録宜しくお願いします。

キューバ旅行⑫La Zorra y El Cuervo 初体験。ロベルト・フォンセカ(p)

2009年05月27日 22時20分27秒 | キューバ旅行2009
久しぶりのビエハ散策の後、ホテルに戻る。


今日のホテルのパティオ。
なんだか去年モロッコで見たイスラム建築を思い出す。こういう建築物はスペインの影響らしいけど・・。泊まった部屋は一階でパティオからの明かりも入らず、暗くて湿気も多い。安めのホテルだから仕方ないとは言え、フロントに部屋を替えて欲しい旨を伝える。今日はダメだけど明日は引越しが可能らしい。


レストラン「La Mina」のランゴスタ。
本日のディナーです。濃い味の魚介スープに漬かっていて、ザリガニが乗っている。いつものモヒートと共に。La Minaは、アルマス広場の近くに有るお店で、外の看板の安いセットメニューに釣られて入店。(笑) 店内のパティオでは孔雀が歩き回り、たまに「ケ~!」という奇声を発する。孔雀の鳴き声、初めて聴いたかも。バンドがここにも入っていて、今までと少し違うレパートリーを聴かせてくれ、ビデオを撮る。

そしてずっと行きたかったライブ・ハウス、La Zorra y El Cuervoへ。
ハバナ大学や有名なホテル・ナシオナル・デ・クーバの近くの、比較的賑やかな場所に有る、ラテンジャズを中心にしたラインナップのお店。JAZZ CAFEに比べると天井が低く、店内もよりカジュアルな感じ。ステージ近くまで丸テーブルとイスがぎっしり並び、日本で言えば「ピット・イン」に例えるのがしっくり来る。

入り口のモギリのオバちゃんが、何やらパスポートを見せろと言う。持って来てないと言うと、じゃ、国際免許証など身分証明書を見せろというので、日本の免許を見せた。ここで帰る訳には行かない。そうすると、「何これは?はじめて見たわ!」と大笑い。免許証番号を控えていた。(笑)


Roberto Fonseca y Temperament
Roberto Fonseca(p), Javier Zalba(ss,as,c.,fl), Omar Gonzalez(b), Ramses Rodriguez(dr)

ラテン・ジャズの領域を超えていて、既にワールド・ミュージックと言える内容。ドラムはストレート8thやファンク系のリズムが主体だ。その低いセッティングがブライアン・ブレードを髣髴とさせる。ロベルト・フォンセカは「ブエナビスタ・ソシアル・クラブ」で世界ツアーをしたらしく、来日経験も有る。サックスのハビエル・サルバはイラケレの出身らしく、ソプラノをメインで吹いていたけれど、スタイルはなんとも形容しがたい。とにかく初体験・・という感じで圧倒された。
YouTube動画

ロベルトもハビエルもステージ終了後に話しかけてみたが、とってもナイス・ガイ。店内で販売しているロベルトのCDを購入した。(帰国後聞いたけれど、CDは一昔前のフュージョン・・って感じだった。) 今日も大きな刺激を受けた。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キューバ旅行⑪5日目・再びビ... | トップ | キューバ旅行⑬6日目・革命漬... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿