世態迷想・・抽斗の書き溜め

虫メガネのようであり、潜望鏡のようでも・・解も掴めず、整わず、抜け道も見つからず

破壊の知恵だけが・・・

2022-03-11 | 国々の正義・・・

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国際政治の争いは、何千年経ってもその収束の知恵が進化していない。


つまるところ、金と火力を背景にして、狡猾で脅迫的で、露骨な圧力をかけてくる。

起こるはずもない戦争が現実になっていく。


多くは、一方が戦争状態になるように仕向けている。

言い分などなんでも有りで、相手のせいにして強弁する、見え見えの常套手段である。

こういう時の外交戦は、非難合戦であって、事態の収拾にはほぼ無力である。

興奮にした戦争当事者は、すでに難聴になっている。


聞きたい情報しか聞こえない耳になっている。

この世紀も、これまでの世紀と同じにやはり、

国際や宗教や民族の間で紛争が絶えないのだろうか。

狂気の先には、核の恐怖と絶望が待ち構えている。

破壊の知恵だけが進化している、

それが人間社会の辿りゆくところではないと信じたい。

 

サプライチェーンの相互依存、情報技術の共有など、

世界が新しい環境と課題に挑んでいる21世紀にあって、

隣国に軍事力で、露骨な脅しを仕掛けたロシアは、

世界の潮流に対し、後ろ向きな姿をはっきり見せた。

世界がいつか来た道を再び、野望と恐怖心を自ら増幅させて、

自国領土に一歩も踏み込んでいないウクライナに、大規模な攻撃をかけている。

暴力剥き出しの破壊で、自己陶酔の正義を振りかざしている。

 

 

 

 


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