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新型コロナ禍の猛威に世界は対処できなかった。
事態を正視せずに、軽く受け止めたがる人々の判断の癖が、
世界に共通してあることが見て取れる。
感染症の不気味さを世界が忘れた頃に、それはやってきた。
来る日も来る日も、世界中のウイルス感染拡散をニュースが伝える。
分からないことだらけのウイルスから、どう守れば・・、
世界をなで斬りにして、未知のウイルスが襲いかかっている。
どの国にとっても、医療崩壊や社会基盤が壊れてしまう脅威である。
グローバリズムを可とする世界の裏には、
悪いことをも比例して拡散してしまう道理が控えている。
で、安全も発展も駆逐されつつある。
これから先の世界でも、きっとそんな同じ脅威がやってくるだろう。
未知の脅威にこそ、国のリーダーの資質がもろに問われる。
安倍首相にその資質が見えるか。
非常時であっても、その手法はステレオタイプだ。
”too little to late”で、彼は非常事態を決然と指揮できる器ではない。
国会内だけで生きているから、国民に話しかけない。
野党の攻撃を躱すことが、政治家の必要にして充分の能力と心得ているようだ。
感染の不安や社会活動が止まらんばかりの、
こういう時こそ、国の代表として国民に演説をすべきなのだ。
どういうプランで、何を優先するのか、何が不足なのか。
安倍一強などとされているが、調整ばかりに腐心しているのではないのか。
他国のやり方と比べて、優れたところがない。
手際が悪く、悪手ばかり打っている。どうも納得できない。
事柄の優先順位がわかってるとは思えない。
ことほど左様に、
彼が標榜する改憲ですら真正面から進めず、姑息な付け足し修正で済まそうといている。
決然たる使命感を感じさせてくれない。だから説得力がない首相である。
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安倍内閣は、平然と迷走する。
夫人で迷走・・
新型コロナ迎撃で迷走・・
検事総長人事で迷走・・
改憲で迷走・・
首相の器にふさわしい迷走か・・
要は、彼に骨格がない。国民が一番望む明快さがない。
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