おはようございます。
お正月からケガに見舞われてる私です。二度あることは三度あると云われる通り
3度目の災難として胸ヤケになりました。 胸ヤケ…?意外と思われるでしょうが
今回の胸ヤケは相当非道かって夕方からひと晩中息もできないくらいでした。
そんなわけで私はお正月から三週連続でМ医院さんにお世話になりました。
この医院は、個人経営なのに外科から内科、循環器内科、小児科、肛門科と手広くやっておられ
大概の病気やケガを診て下さいます。今まで大きな病気もなかった私ですが古希の2歩手前まで来てみると
この先、ホームドクターを設えないといけないかなぁ…と思っていた矢先にこの重宝なお医者さんに
巡り合ったのです。
まぁ病院には出来たらお世話にならないのが幸せでしょうが、車検もしてないクルマがいつまでも
動く筈もありません。
すっかり根付いた人間ドックを受診するのはもちろんですがちょっとした修理などには
整備工場が便利になるのですね。
ところで 胸ヤケの治療に来たのですが、1時間ほど時間が空きそうでした。
病院の中の待合室に居るか外の空気を吸いがてらどこかで時間を潰すか…
ちょっと迷いましたが、診察の前に携帯に連絡を貰える と聞いたので一旦出ることにしました。
病院で1時間待つのって忍耐がいるようですね。しかし今ではスマホのお陰で老いも若きも
画面を指で滑らせて嬉(たの)しんでいらっしゃる。ほんにいい時間潰しになりますね。
私はコンビニでコーヒーを啜りながら待つことにしました。
そして10時すぎに携帯に着信が入りました。開けると さっきのМ医院からです。
よし、気合を入れるのもおかしな話ですが とにかく診てもらわないと進みませんから…
クルマですぐМ医院に戻りました。
窓口で名前を告げると 待ってましたとばかりに診察室へお入り下さい、1名様ご案内〜。
こうテキパキされると私のクセでしょうが 何か勇気が湧いてくるのです。
診察室に入るとお正月以来3回目のセンセーから 「胸ヤケですか…」と尋ねられました。
お、さっきの受け付けのミセスはちゃんと私の訴えを聞いていてくれたんだな、と少し感心。
私は夕方から…と事の顛末を話しますと センセーは、藪から棒に「朝食は食べましたか」と訊いてくるのですね。
私はよほど調子が悪くなければ朝飯を食べる、と決めているので今朝も胸ヤケが少し残っていましたが
軽く食べてきました、と話すと センセーは「そうか…」とうなずきながら沈黙が数秒…
そして「いや、もし食べてなかったらカメラで視ようかと思ってね」と言い訳するような様子、
初診でいきなり胃カメラとは私は驚きましたね。だって大きな病院なら胃カメラなんてまず
あれこれ検査をしてから大きなカレンダーを出してきて この曜日とこの曜日ですねぇ…
と検査の出来る日を示します。
それを見てこっちの都合を言うのですがなかなか合わないと二三週間くらい先になるのってザラでしょう。
先延ばしになるのは 大したことないからかな…と良い方に解釈したいのですが、医者の本心は分かりませんね。
ここは、今来て直ぐにカメラしましょうと…即断即決フットワークが軽いんですよね。
確かに胸ヤケがキツいからと転がり込んで来たのなら 症状を聞いても血液検査しても中身は判らないしょう。
そんなとき一番早いのは現状を診ること、視れば大体分かってしまう、分かってしまえば対処の方法も
建てられると言うものですね。果たして センセーは 今日が駄目なら…と翌日に胃カメラをと 迫ってきました。
最初は 朝食を食べたからとセンセーの申し出から逃げてヤレヤレとひと息ついていました。
ですが センセーは熱心と云うか慈愛の精神が満ち溢れている男神さまのように ひたすら私に胃カメラを
迫ってくるのです。そして私は断る理由も見つからず、健康第一、という御旗の元にとうとう翌日の
胃カメラ検査を承諾して仕舞いました。
結果 胃カメラは異常なし。薬を飲みながら様子をみましょう…ありきたりの診断になりました。
思えばお正月から1週間目にお尻のケガ、その翌週には足の裏のケガ、それから1週間で胸ヤケ。
どれも大したことなかったのが幸いで皆さまにご報告させて戴きました。
しかし この20日ほどはあれやこれやと大変な目に遭いました。これが病始めとして
残りの11カ月は無病息災でいきたいもの
ですね。