おはようございます。
暑い最中の五輪の大会。そう言えば3年前の東京五輪も真夏でした。
冬のオリンピックは別にありますが、ひっつかないように配慮(難しい言葉でしょう)
されてるのかと思うと、そうじゃなくて、春や秋の良い気候にが欧米のプロスポーツの盛期なので
わし等の手空きの閑散期の夏に五輪をやれ!と 誠にありがたくて涙がちょちょ切れますね(笑)
日本は、ま正直なのか 言われるまま愚直に真夏に行いました。ちょうどコロナ禍と合わせて
観客は全くいないので入場料は無しそれでも土建族議員やユニフォームなんかの口利きにも配慮せなイカン。
とまぁ出費ばかりでどないなるんでしょう。と心配していましたら、あれれ‥…なんかの折にチラッと
見ましたよ。五輪負担税、あの東日本大震災復興税と同じように国民から広く浅くソロリと集めてるみたいですよ。
さて、五輪の話題です。 先ず、絶対なのは、メダルの獲得についてでしょうか。
連覇を狙う人、初出場の人 競技によっても注目度に温度差があるようです。例えば 柔道や体操、
サッカー、バレーボールなど他にもいっぱいありますが人気、というよりも期待が大なのかな。
ひと昔前の柔道などは、金以外は負け、と協会のエライさんは思っていたようです。
でも昨今、柔道の人気が世界中に広まってどこの国でも道着を着て裸足で畳に上がっています。
いつだったか もはや柔道は日本の手から離れて世界のJUDOとなってしまった。
と本来なら喜ぶところを嘆いておられたエラい人がありました。
それには理由があって当時、欧州柔道連盟から柔道着が白だけだと見分けがつきにくいし
観客席からも区別がつかないから試合には従来の白い柔道着ともう一方は青い柔道着にすれば
見やすくなって良いんじゃないか、と提案がありました。
当時はまだ世界柔道連盟は日本のものだ、みたいなところがあって 柔道着が白いのは精神が真っ白な
由縁からきてるので絶対他の色は認められない、試合中の両者の区別は帯に付ける赤い布で十分わかる。と
欧州連盟の提案を蹴りました。欧州連盟は本家日本のメンツも充分理解をしながら根気よく説得しましたが
世界の柔道の決まり事が日本以外から出てくる空気に日本側はかえって態度を硬直しました。
仕方なく欧州連盟は説得を諦めて総会で図ると圧倒的多数で青い道着を導入することに決定。
外人なんかに柔の心はわからんのだ、嘆かわしい。とボヤいたのが先ほどのボヤきでした。
実は私も学生時代に柔道を学んでいましたが、この件については、欧州連盟側を支持していました。
だって試合会場の遠景からだと白同士では全く区別がつかないでしょう。
観客の目線になった欧州連盟に軍配が上がるのは当然だと思いましたしどうして日本はそこまでこだわったのか
理解出来ませんでした。
それ以降日本の連盟での立場や発言力はかなり低下したと聞きました。
今回でも審判の判定に日本は相変わら正論えお述べて抗議をしています。
しかしよほど出ない限り一旦決まった判定を覆せる筈はありませんし
ガミガミ言われていい気分にならないのは凡人の哀しい性(さが)じゃありませんか。
それをよく理解して日本は審判に接したほうが得策でしょう。
現在日本チームは対戦相手の技やクセを事前に研究して対抗策を練って試合に臨んでいると聞きます。
では、もう一歩進んで審判員のクセや技量を前もって把握しておくのも大事なことじゃぁないでしょうか。
プロ野球の野村監督が捕手の配球のクセはもちろん審判のクセや性格まで学習していると著書に
載せていらっしゃいました。
敵を知り〈審判〉を知れば百戦殆うからず…
AIが取って替わるまでまでは辛抱しましょう。
大好きな日本柔道さんへ私からの提案です。