おはようございます。
今朝の新聞からです。 特集として 「止まらない物価高騰」を見る
早い話が検証なんでしょうが2020年から2024年までの4年間で大きく値上がりした
主な品目を挙げています。
さんま82%、電球63、食用油56、煮干し47、プリン44、イカ37、ケチャップ35・・・
鶏卵26、ポテトチップス25、ちくわ25、カップ麺23 とまぁ主な品目のなかでまた絞ってみました。
まずさんま ですがこれは燃料費の高騰の所為(せい)ですね。しかしさんま自体は季節のモノ。
何かの原因での不漁もあったように思うのですが。
それと電球、拙宅では十年近く前からLEDに変更してるので影響は僅少かな。
電球からLEDにかなり変わってるはずなのに今さら物価高騰の見せしめに挙げるのは如何なものかと思います。
煮干しも然り、今どき煮干しを使って出汁を摂ってる家庭は希少価値。イカやケチャップ、ちくわなども
元々の一品単価が低いし そう頻繁に使うんでしょうか?又、ポテトチップスやカップ麺、これらは
高カロリーの健康を害する、と揶揄されてる食品、(違ったらごめんなさい)食品というより嗜好品の類いですか、
嗜好品といえば タバコ、あれこそ物価高騰の中でよくぞ同じ価格で頑張ってるなぁ、と思いますよ。
しかもオリンピックや震災復興の資金が要る時には必ず頼りにされるのですよ。
一本一円だとかわずかだと思わせてかなりの税を無理やり徴収されてるのです。
私は自身の健康というよりも節約のために八年前に禁煙をしたことをここにご報告いたします。
さて、色々と挙げた中で 許してあげてほしいのが、鶏卵。
これは昔は、貴重なタンパク質として重宝されてきました。健康食料品の乏しかった頃は
病気に罹ると鶏卵やバナナをわざわざ食べさせたのです。当時、鶏卵は貴重品で高価な食べ物でした。
それが高度経済成長の頃から養鶏農家さんが様々な工夫を凝らせて安定した品質と誰もが気軽に食べられる
安価な食品になり毎日の食卓に使われるまでになりました。日本が戦後の復興を成し遂げられたのはひとえに
貴重なタンパク質の鶏卵のお陰でしょう。
そんな鶏卵も、時を経て 今やスーパーの特売の商材に成り果ててしまいました。(落涙)
物価の優等生と褒められてるよりも、ケナされているように思うのは私だけでしょうか。
ですから鶏卵がこの四年で26%の値上がりは正当な価格を示しているだけで 決して便乗値上げだとか
不穏な連中と比べてもらいたくありませんな。
さて、憤(いきどお)りもそこそこにしまして最後に上がらなかった品目です。
国産牛肉、水道料、電気代、米、洗顔料、ゲームソフト、ビール。
これらを書いた新聞社の記者、ご苦労さまです、と言いたいのですが品目を見て何じゃこりゃ、
とつい嘲笑ってしました。 この特集の題は 「止まらない物価高騰」ですね。
ということは一般的な品目を挙げるのが正当な手法。牛肉、水道料、電気代、米、ビールはいいとして
洗顔料やゲームソフトが一般的な品目ですか?又 細かいことですが、水道は料金、電気は代金?
それと洗顔料とはなんですかね(苦笑)
でも、日本の物価上昇率はまだマシで欧米はもっともっと上がってます。とひと言載ってました。
2015年を100%として2022年の消費者物価指数が
日本は104%フランシス112%、イギリス112%アメリカ123%・・
これっていわゆる数字のマジック、奇弁じゃぁないかと思うのですね。
だって日本の物価が円安でものすごく上がったのは2022年からの今の2年間ですよ。
世の中の動向を見るのに数字は大変よくわかる資料でと思うのですが、使う資料は均一でないと
肝心な結論が間違いますね。 いえ、錯覚を起こさせるつもりかな?
朝から辛辣な話になってしまいました。取り上げました新聞社様 文句ばかりですみません。
世界一の発行部数を誇る新聞社さんだけに一層頑張って欲しく願っています。