こんにちわ〜
押し詰まってきました… 押し迫ってきました? はて…年の瀬のあいさつを
と思って書き出しましたが 途中から どっち? 拙(つたな)い私の知識とは
こんなものでございます。 書き始めを ちょっとええカッコでいこうとすると
このように馬脚を露呈してしまう有様です。
まぁ世の中 片意地をはらず身の丈以上のことは出来ませんし、今更ええカッコ
はかえって疲れます(笑)
これを来年の方針としようかな…と思案中でございます。
ところで 世の中の 移り変わり …世の中といいましても 世界的なこと、
まさか今の世の中で先進国?同士が戦争をするなんて思いも付かなかった
事でした。そんな中でサッカーワールドカップがいつも通りに行われました。
日本は善戦をしてサッカーの強い国に勝利しました。ですが日本よりランキン
グの下の国に完敗、一喜一憂…いえいえニ喜一憂でしたね。
サッカーという競技は、何がどうなのかわかりませんが、これだけ世界中が
熱中するスポーツはまず他を探してもないでしょう。競技の中味はボールを手
で触らずに相手陣地に入れたら一点、それだけの簡単で単純な競技ですね。
ですからボールさえあれば どこでも練習出来るしちょっとした広場があれば遊
びでも試合だってできますよね。昔テレビを観ていたらプロ野球のOBや選手が
アフリカに野球を広めるために現地で指導をしたのがありました。
指導といいましても まず野球とは如何なるものか から始めていましたが、
放送の最後には何とか野球の試合になっていましたが、これって少年が相手だ
から みんな面白がってやっていました。 これで野球がこの国に根付いてくれた
らいいなぁ‥と日本から来た野球選手が振り返り振り返り 名残惜しそうに帰って
行きました。それから その国に野球が拡がったのか、どこの国だったか~
全然覚えていませんが 私が思うのに 野球をやるときって グローブがいるし
ボールもなくては話になりません。そうそう バットもないとアキマセン。
そうしてみると野球って結構道具がいるんですよね。
もし 野球の未開発の国に野球を広めるにはまず スポーツショップを置かないと
せっかく野球をやろうと思っても道具がなかったら サマになりませんよね。
野球やりたいなぁ‥けどグローブがなかったら素手で捕っていたんでは手が痛く
てボールを捕れません、これでは野球になりませんよね。
そこらにある毛布のハシキレを手に巻いてボールを捕ったら‥知恵は生きてるう
ちに使いましょう(笑)
なんて子どもだからそんな具合で遊べますが技量の向上にはならないでしょ
う。
野球ってまず、キャッチボールから始めるでしょう。相手の胸元に向かって
ボールを投げる相手はそれを受け取って、同じようにボールを返す。
途中 今日の学校のうわさ話や誰それがどうだった何かを駄弁(だべ)るの
もアリ‥これの繰り返しでボールに馴染んで捕球の仕方が身に付いたりボールを
見る動体視力が鍛えられたりしながら野球の基礎が身についていくのでしょう。
それが野球道具がなかったら毛布のグローブで遊んでも技量が上がるどころか
野球に飽きて違う‥たとえばサッカー。これはボールさえあれば誰だって遊べる
し何人でも遊べます。子どものサッカーですから守備位置もないでしょうし
ゴールに向かって(ちゃんとしたゴールポストがあるのかな?)ボールを蹴る
だけの自由自在な競技。
日本でもいずれはサッカーが1番の人気のスポーツになるのではないでしょう
か。今のシルバー世代からすると考えられない世の中ですが少しずつ少しずつ
対応するように‥いえいえ、対応できるように 慣れる、挑戦をする‥ですが
それよりもやってみよう のちょっとええカッコで言いますと 気構え(笑)
を持つことが大切なんじゃないでしょうか。
たまに行きますスーパーですが、スーパーで一番変わったりのが レジ ではな
いでしょうか。買い物をして 品物の代金を払うのに昔なら 現金、これは絶対的
なものでした。ですが最近では、現金が絶対ではないようですね。
ペイペイだとかクレジットだとか カード一枚で支払いを済ませられるし それに
慣れてきたら 今度は携帯電話でも支払いが出来る。
昔みたいなお札をシャカシャカ 硬貨をチャラチャラなんてリアルな音を聞くこ
とが少なくなりました。
これももう40年くらい昔でした。
私が東京に出張に行ったときに池袋で西友の看板に 西友クレジットカードでお
支払いをすると現金でお支払いになりますより5%安くなります。
と書いてあったのをみて驚きました。まだ 昭和の時代でしたが、私の感覚では
現金が一番、というよりも現金が全て、クレジットやローンなどと言うものは
住宅を建てたときに利用するもので それ以外の 特に日常生活では現金で支払う
のが常識。
クレジットやローンで物を買うのは絶対しちゃぁイカン。欲しいモノがあった
ら、それがどうしても要るんかよく考えて どうしても必要なら
その時は無理をせんと まず お金を貯めてからじゃ。
これを読んでいらっしゃる皆さん、お生まれはどちらだったでしょうか?
私は、近江の国、かつては近江商人の生まれたところですから、そりゃぁもう
どこの地区 どこの家でも 質素倹約を旨とせよ。みたいな家是がありました。
質素倹約とはいわゆる ケチ になれ、徹せよ、であると思うのですが
併せて もったいない もよく使われたのですね。もったいないの先には まだ使
える、無駄じゃぁないのか…の意味があるようで 捨てるにはもったいない。
そんなもの本当に必要なのか?すぐに飽きてしまうんじゃないかな、
それなら無駄ではないか、もったいない。とまぁ、今なら
買う前に、使う前に それでいいのか~と考え直してみては…ということだっの
でしょう。
そんなところで育った私が(当日二十代でした) 東京で見た広告にはあ然とし
ましたね。この映画は面白い だとか、この服はエレガントでカッコいい、
などと物欲を煽る広告はさすがに慣れていましたが、この広告は、購買意欲を
そそるのではなくてあなたの欲しいもの何を買っても5%安くなりますよ。
お金が、無くてもクレジットで買えば5%安くなりますよ〜というのも。
お金が無くても とまでは書いてませんが、クレジットとはあと払い、もしくは
ローンになるわけですから その場でお金が無くてもクレジットカードさえ出せ
ば 欲しかったモノが買える…というよりも手に入るのです。しかも現金で買う
よりも5%安く…現金が全ての感覚を産まれてから植え付けられて育った田舎者
にはこんな夢みたいな広告は信じられませんでした。
現金が一番確かなモノ、と習ったのが、クレジットカードなら5%安くなる と
は一体現金の価値とは何なんだろう? 昔の笑い話で いつもニコニコ現金払い
というのがありました。これは一種の揶揄 皮肉が含まれていると思うのです
が、昔の…私が幼少の頃以前ですと掛け売りがありました。
覚えていますが母親の言いつけで近所の豆腐屋さんに 鍋を持って豆腐を買いに
行来ました。たいがい豆腐を一丁買ってお店の人が湧き出している水槽の中に
鍋をそぅっと入れて豆腐を救うように鍋に入れるのを うまいこと入れるなぁ
と感心しながら見ていました。
ハイ、一丁。おばちゃんから鍋を受け取ると ありがとう というと
おおきに、こぼさんときな という声に送られて帰りましたが、お金を払った記
憶がありません。たぶんお店の人は ああ、あの家の児やなぁ…と手帳か何かに
○月○日 豆腐一丁と付けて月末に集金に来たのでしょうね。
このような掛け売りは私が成長するに従って無くなっていきましたが、その境
は個人商店から大型小売店(スーパー)になっていった頃でしょうね。
当時はみんな貧乏と言いますか収入が限られていました。私のところは農家で
したから収入は年に一回、お米が獲れた時、それでも時代が進むにつれ
刈り取りが終わってから出稼ぎに出て他の収入を得るようになりましたが、
日用品の支払いは掛け売り。
掛け売りとは さっきのクレジットカードと似てると思いませんか。
お金はその時に要らなくて 後でいいのです。あなたは誰?を分かるようにして
るのが クレジットカード。田舎の掛け売りで あなたは誰?とするのは、その人
の 顔 。顔つだけでよくお金を貸せたなぁ…と思いますが、当時は地域に根付
いていたので、それが当たり前だったようですね。
そんな中で いゃぁ、イクラ、今、この場で払いますよ。とエエカッコするのが
さっきの いつもニコニコ現金払い というヤツですね(笑)
お店に方からすると 後で集金に行くよりも この場でお金を貰ったほうが楽でし
ょう。仕入れの資金も無理しなくて済むしね。そんな小売屋さんの事情もある
ので いつもニコニコ現金払い は こう言うのですね。
な、おっちゃん、現金で払うから もうちょっとマケてよ。
彼らは自身を 買い物上手とうそぶいています(笑)
こんな笑い話がある田舎者の私の感覚では現金払いだから掛け売りよりも安
く買えるのは常識でした。それが この池袋 の看板 でしょう…
掛け売り、クレジットカードのほうが安いなんて 世の中変わったなぁ…
さすが東京やなぁ と変なところで感心をしたのでした。
だからといって 私はクレジットカードを作ったりはしませんでした。
若くても 田舎者だったし感性がどうしてもクレジットに馴染めそうになかった
からでした。会社の上の人に話しても あれは(クレジットカード)は
くせ者だぞ。と言うのですね。なんとなくわかりましたが、一応聞いてみます
と あのな、と小声で(なんで小声になるのかわかりませんでしたが)
お金で買うのなら 払うときに あれ、金が足らんがなぁ…と諦めてしまうけど
クレジットカードだと いくらでも買えるで、それで 過ごして ふと通帳を見たら
エラく引かれていてびっくりするんや、 ふ〜ん なるほど お金を実際に触らな
いから どれだけ使ったか よく気にしておかないと アカンで。ととても参考に
なるお話でした。ですが そんな事は当たり前と言いますか 誰でも考える事
じゃぁないですか?と訊くと そうなんだ、誰でも分かってるる筈なのに ハマる
んや(笑)上司は乾いた笑いでうなずき クレジットカードの会社だってみんな
を嵌めるためにカードを発行してるわけじゃぁないだろ。
本来の目的は、欲しいものがあったときに次の給料日まで待たなくても買える
ように 要は日が経てば 欲求の熱が冷めるかもしれないから でしょうね。
質素倹約やもったいないの精神は近江の国でも希薄になっています。
還暦も越えて さて これからは…と見渡して ムリせず、でも挑戦をするときはし
ましょう。…挑戦と言いましても大層なことではなくて スーパーの暇な時に ク
レジットカードで支払ったりマイセルフのレジ、2480円の一割(消費税)
はいくらかな?と頭で計算してみようと思ってます。
取り留めのない話になりました。ですが時代の移り変わりはありますが、意
外と昔に戻ったりするようです。輪廻転生が身の回りにもあるようです。
皆さん、どうか良いお年を〜