おはようございます。
連日 色々な事件があります。また様々なニュースがあります。
最近賑わせているのが、1970年代にあった企業ビル爆破をした罪で、指名手配をされていた霧島容疑者が
入院先で偽名から本名を告白したことでしょうか。警察、公安が本人か確認を急ぐうちに亡くなってしまいました。
「最後は本名で往きたかった」と公安に自白をして 事件の後悔、ざんげもしていた、そうです。
たぶん 本人は永年に亘る逃亡生活に疲れ果てたのでしょう。 若気の至りだと悔いても後の祭り。
若気の至り と最近は、聞きませんが 昔はよく口にしましたし聞きました。
世間にまだ 人情があった頃の言葉でしょうが、今なら そんなことは通らない時代でしょうか。
しかし五十年、半世紀逃亡生活とは如何にも永い、人生のほとんどを隠匿していたのですから
若気の至り では済まないですよね。健康保険証もなく銀行の口座もない、たぶん年金もなかったのでしょう。
途中女性から告白を受けたけど 断った、と晩年話していたそうです。逃亡している生活中心は、
何か物音がしてもビクッとしていた。また 近くに警察の気配が すると、すーと逃げていったなど
逃亡生活を送った犯罪者の手記を読んだことがありました。
爆破した大きな犯罪は消せませんが、途中自首すれば晩年は、もう少しマシな生活を送れたのではないかな、
と思いました。
日本では 死人に鞭を打つ とはあまりない風土です。
今回の桐島容疑者の場合も、指名手配に対する罪の件については、
本人死亡に依って書類送検、で終わるようですね。
合掌。